石鎚スカイライン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 16:03 UTC 版)
「愛媛県道12号西条久万線」の記事における「石鎚スカイライン」の解説
通行不能区間の南側(西条市西之川丁)より上浮穴郡久万高原町若山までの18.1 kmは石鎚スカイラインとして有料道路となっていた。この区間は1965年に着工、1970年に供用を開始。開通当初は急峻な地形を縫うような線形であったこともあり、降雨のたびに崩壊箇所が続出。1971年11月には自然保護団体「全国自然保護連合」が道路建設により自然破壊が行われたとして、愛媛県知事を国立公園法違反で松山地検に告発するといった出来事もあった。1995年には無料開放されている。 面河渓(おもごけい)にあるスカイライン入口から石鎚山へ上り坂が続く山岳道路である。終点の土小屋には国民宿舎などの宿泊施設や無料駐車場があり、石鎚山への主な登山口となっていて、夏場の土小屋駐車場は石鎚山登山客で大変混雑する。ほぼ全線が石鎚国定公園の指定地域である。 現在も石鎚スカイライン区間は夜間通行止めであり、毎年12月上旬から3月下旬までは冬季封鎖期間となる。
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