中宮成就社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 00:40 UTC 版)
標高1400m付近にあり、ロープウェイ山上駅から0.8km、徒歩約25分。役の行者(役小角)が当山で厳しい修行をされ、ついには成就し、当地まで下山してきたとき山頂を振り返り「わが願い成就せり」と云ったといわれる。それから当地が成就社と云われるようになり、見返遥拝殿と名付けられた。その後、寂仙菩薩が石鎚蔵王大権現と称えて深く信仰、山路を開き、登拝者を導き、常住社(中宮、成就社)が創立された。 一の鳥居:「石鎚山」の扁額、成就地区の入口にある石の鳥居。 二の鳥居:「中宮成就社」の扁額、境内入口にある石の鳥居。 本殿:1982年6月21日竣工。年間通して神職が常駐することから昔は「常住」の文字があてられていた。 見返遥拝殿:中央窓越しに石鎚山を拝する。右脇に神変大菩薩立像(2013年6月12日入魂)。 八大龍王社(祠) 神門(7月1日のみこれより石鎚山方向へは女人禁制)頂上社まで3.6km約3時間の登山。 石鎚山遥拝の鳥居:標高1330m付近にあり扁額は「石鎚神社」、成就社より八丁坂を約15分下る。1985年(昭和60年)6月建立、2010年(平成22年)5月26日建替え竣工。さらに下った最鞍部(標高1300m成就社より1km頂上社へ2.6km)が八丁である。 宿泊:3軒の旅館が隣接している。駐車場:ロープウェイ山麓駅の下に民間有料駐車場が複数ケ所あり。 黒瀬峠の鳥居:西条市氷見からの切通し手前にある鳥居で扁額は「石鎚神社」。 今宮道登山口の鳥居:河口の今宮道登山口にある鳥居で扁額は「石鎚山」。
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