矢作家
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矢作 航一 演 - 仲村トオル 月子の一緒の企業で働く課長。冷徹な印象を持ち、女子社員にも人気が高かったが、以前から月子に好意を抱いていた様子で、豹との破綻後、結婚を申し込む。 豹を追って行こうと月子が出した辞表を自身の手元で留め置いたり、陽子に嫌がらせされた月子を励ますなど友好的に接する。社内ではやり手で知られているが、プライベートでは、甘えん坊な面・豹の勤務先へ出張する事になった月子にキスマークを付けるなど、やや嫉妬深く大胆な行為も見られる。当初は月子から申し出があった「週末婚スタイル」に懸念を示すも、既婚の女子社員がリストラ対象になる、と聞きつけた陽子の嫌がらせを逆手に取り、月子と正式に結婚。バルセロナ関連のプロジェクトの成功を確信後、自ら通訳を依頼した陽子を含む数人のメンバーに対して一方的なリストラを敢行したことから恨みを買い、暴行を受けたことがある。父の死の直後、今の月子とはやっていけない。1年経っても気持ちが変わらなかったら離婚したいとし、転職先を紹介する。 この部分はノベライズ版では描かれておらず、5年の間に月子の上司として転属。ガウディに憧れ、建築関連の道を進んでゆく姿に変更されている。 スペシャルでは、陽子から妨害を受けた事が元で、左遷により秋田県へ単身赴任。そこで知り合った杉江と交際。本気になり、月子に離婚を切り出す。しかし出向期限満了、東京へ戻ることになった時に杉江から別れを告げられ放心するも、月子とやり直しを決意する。 矢作 照代 演 - 夏桂子(旧:夏圭子) 航一の母。結婚前に航一からの紹介で月子に会っている。死別により独居になってしまった寂しさを陽子に見抜かれて、騙される形で押し掛け、航一に追い返されたりもしたが、性格は悪い方ではなく、航一から離婚を切り出された月子から相談を受けた際に「1年間を『ひとりでも生きていける力を付ける訓練期間』にする。そして航一からすがりつかれる位の女になればいい」とアドバイスをしている。 ノベライズ版では、いっときの思いつきから、一軒家を売ろうとして、航一に注意された場面までの登場。
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矢作家
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「偽りの花園 (テレビドラマ)」の記事における「矢作家」の解説
矢作斎造(演:鈴木一功) 鴨川の網元、美禰子と美琶子の育ての父。お百度参りの最中に拾って来た美禰子を実子として育て、可愛がっている。 一方、非行を繰り返す里子・美琶子には手を焼いている。後に記憶を失った美琶子がユリエとして現れた際、丹から杉枝と夫婦で東京に呼ばれ美琶子の本人確認に協力する。美琶子が娼館を経営していると知っても「美琶子らしい」と言い、驚かなかった。(第1,2,3部) 矢作杉枝(演:増子倭文江) 斉造の妻、美禰子と美琶子の育ての母。元は芸者をしており丹の旧い友人。 子供を亡くした時期に丹の娘の美琶子を預かり、斎造が拾った美禰子と一緒に授乳し育てた。羽生と心中事件を起こし、行方不明になった後も里子・美琶子のことを思っており、丹から斉造と夫婦で東京に呼ばれ、美琶子の本人確認に協力する。記憶を失った美琶子の姿を見ると手を取って再会を喜ぶが、罵倒され、記憶喪失となった美琶子を不憫がり「余程のことだ」と涙する。 美琶子の身体的特徴を把握しており、脇の下にあるほくろの存在を美禰子達に教える。ユリエが美琶子であると確信する。 矢作武夫(演:加瀬尊朗) 斎造と杉枝の息子。陸軍士官学校生。 血の繋がらない二人の妹のうち、美琶子よりも美禰子を可愛がっており、美禰子に友人の羽生を引き合わせた。密かに義妹の美禰子に想いを寄せており、羽生が美禰子との結婚を親に認めさせていないと知ると激怒し鉄拳制裁を与えた。丹の養女になった美禰子に会いに新橋を訪れた時、美禰子から兄としか思っていないことを告げられて失恋した。美禰子の将来を案じる。士官学校卒業後は朝鮮の部隊に入隊する。 後に話題にだけ名前が出て、他の女性と結婚したことが語られる。(第1部) 島村夢州(演:井澤健) 駆け出しの画家。矢作家の娘たちの肖像画を制作中、モデルの一方である美琶子の誘惑を受ける。 美琶子との駆け落ち計画が露見して鴨川を追われる。(第1部) 猪狩宝泉(演:碇浩二) 矢作家の娘たちが師事する日本舞踊の師匠。(第1部)
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