ちょくじょう‐けいこう〔チヨクジヤウケイカウ〕【直情径行】
直情径行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 04:41 UTC 版)
「ヴィクトリア (イギリス女王)」の記事における「直情径行」の解説
ヴィクトリアは直情径行、我がまま、短気で、理屈は通らない人物だった。 それについてアルバートは「ヴィクトリアは短気で激昂しやすい。私の言う事を聞かずにいきなり怒りだして、私が彼女に信頼を強要している、私が野心を抱いている、と非難しまくって私を閉口させる。そういう時私は黙って引き下がるか(私にとっては母親にしかられて冷遇に甘んじる小学生のような心境だが)、あるいは多少乱暴な手段に出る(ただし修羅場になるのでやりたくない)しかない。」と語っている。ヴィクトリア自身も自らが「矯正不可能」なほど「意見されると感情が激高しやすい性格」であることを語ったことがある。 ヴィクトリアから寵愛を受け続けたディズレーリは「女王陛下とうまく付き合うコツは、決して拒まず、決して反対せず、(受け入れ難い女王の要求に対しては)時々物忘れをすることだ」と語っている。
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直情径行
出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 06:25 UTC 版)
成句
直 情 径 行(ちょくじょうけいこう)
発音(?)
- ちょ↗くじょーけーこー
出典
- 【白文】
- 有子與子游立、見孺子慕者。有子謂子游曰、「予壹不知夫喪之踊也、予欲去之久矣。情在於斯、其是也夫」。
- 子游曰、「禮有微情者、有以故興物者、有直情而徑行者、戎狄之道也。禮道則不然、人喜則斯陶、陶斯咏、咏斯猶、猶斯舞、舞斯慍、慍斯戚、戚斯歎、歎斯辟、辟斯踊矣。品節斯、斯之謂禮。人死、斯惡之矣。無能也、斯倍之矣。是故制絞衾、設蔞翣、爲使人勿惡也。始死、脯醢之奠。將行、遣而行之、既葬而食之。未有見其饗之者也、自上世以來、未之有舍也。爲使人勿倍也。故子之所刺於禮者、亦非禮之訾也」。
- 【訓読文】
- 有子、子游と立ちて、孺子の慕ふ者を見る。有子、子游に謂ひて曰く、「予壹に夫の喪の踊を知らず、予之を去らむと欲するや久し。情斯に在り、其れ是なるか」と。
- 子游曰く、「礼は情を微ぐ者有り、故を以て物を興す者有り、情を直くして径ちに行ふ者有り、戎狄の道なり。礼の道は則ち然らず、人喜ばば則ち斯に陶しみ、陶しまば斯に咏ひ、咏はば斯に猶き、猶かば斯に舞ひ、舞はば斯に慍り、慍らば斯に戚ひ、戚へば斯に歎き、歎かば斯に辟ち、辟たば斯に踊る。斯を品節する、斯を之礼と謂ふ。人死なば、斯に之を悪む。能くすること無くんば、斯に之に倍く。是の故に絞衾を制し、蔞翣を設く。人をして悪む勿からしめむが為なり。始め死なば、脯醢の奠あり。将に行かむとせば、遣して之を行り、既に葬りて之に食はしむ。未だ其の之を饗くるを見る者有らざるも、上世より以来、未だ之を舎むるもの有らざるなり。人をして倍くこと勿からしめむが為なり。故に子の礼に刺る所の者も、亦た礼の訾に非ざるなり」と。
- 【現代語訳】
- 有子が子游と立っていて、幼児が(死んだ親を)慕って泣くのを見た。有子が子游に言った、「今まで私には、喪の儀礼の中に踊がある理由が分からず、あのようなものは廃止すれば良いのに、と長いこと考えていた。(だが、故人を慕う)感情がそこにはあって、(踊があるのは)正しいのだな」。
- 子游は言った、「儀礼には、感情を抑えて表現するものもあり、事柄に応じた(道具や服装などの)物によって感情を引き起こすものもある。(だが、)むき出しの感情をそのまま表現する儀礼があるとすれば、それは蛮族の振る舞いである。儀礼のあり方はそういうものではない。人は、喜べば陶然となり、陶然となれば歌い、歌えば体が動き、動けば舞い、舞えば興奮し、興奮すれば心が痛み、心が痛めば嘆き、嘆けば胸を叩き、胸を叩けば足が踊るものである。こうした諸々の動作を調節したもの、これを儀礼というのである。人が死ねば(他の人々は)遺体を忌み嫌い、(死んで)何もできなくなるから、(他の人々は)死者から離れてゆく。だから遺体に服を着せたり褥に寝かせたり、柩に装飾を施したりする。人々が(死者を)忌み嫌わないようにするためである。また。死ねば干し肉や塩辛を供え、(埋葬に)行こうとする際には遣車に供物を載せ、埋葬を済ませると(供物を)死者に食べさせる。未だかつて、死者が供物を実際に食べるさまを見た者などいないが、それでも古代から今に至るまで、未だこの儀礼をやめた者はいない。(この儀礼は)人々が(死者から)離れてゆくことのないようにするため(に決められたもの)なのである。だから、君が儀礼について疑問を持った点でさえも、(それなりの目的があって決められたものであり、)決して儀礼の欠陥ではないのである」。
「 直情径行」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は直情径行だ.
- 直情径行の人
- 彼は直情径行の人だ
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