盟王製紙関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/22 05:39 UTC 版)
田所部長 南條の上司。老朽化した代官山女子寮にかわって南條の建てた新築住宅を事実上の女子寮とすることを決定した人物。老獪なやり口で隼人をまんまと丸め込んだ。隼人を寮長とし、残業代を支給するかわりに自宅を提供させた。その後もなにかあると相談されるが全く取り合わない。後に裕子との不倫関係が発覚し、代官山寮の廃止に反対した裕子に代替物件を要求され総務課長に丸投げしたことがルナハイツ誕生に到った。一連の決定が部長の策略だと判明して激昂した南條から罵られるが、「まさか1年も続くとは思わなかった」と愚弄。殴りかかった隼人を背負い投げで投げ飛ばした。実は柔道と空手の有段者。その後、(まどりたちが無理矢理書かせた)「果たし状」で異種格闘技戦を挑まれる。裕子から勝ったら貴方の女になると言われ引き受ける。だが興信所の調査で裕子との不倫関係が妻のきみ子にバレて家を追い出され背水の陣に立たされる。反則スレスレの行為で大人げなく勝ちに行くも、土壇場で南條を応援した裕子に気を取られ、隙をつかれて逆転負けした。その後、ビジネスホテルを転々とした上、金も尽きて会社のソファーで寝泊まりするうらぶれた生活を経て裕子と復縁した。最終回では慰謝料支払いのため自ら家族寮にしたルナハイツの住人になっている。 総務課長 氏名不詳。南條の直属の上司。眼鏡で頭髪が後退気味。既婚者。南條と違い賃貸マンション住まいなのはバブル時代と崩壊後の不況という荒波を乗り切ったため。披露宴の招待状を破り捨てた隼人を慰めるために飲みに連れて行き、新居の広さを見て女子寮にするというアイデアを思いついた張本人。まどりたちとの生活が始まり他人と暮らす厳しさを痛感した隼人を宥めるために自宅に泊めた、優しく理解ある上司。南條が気付かなかった住むということの一つの理想を見せる。大崎を誘った飲み会では酔い潰れて絡んだ隼人のせいで二次会に出られなかった。その後、裕子と田所の関係発覚後に南條に問い詰められ、田所からの無茶ぶりに花嫁に逃げられた南條の新居を利用することを提案したことを打ち明けた。 田代 南條の同僚。彼女にフラれたショックを隼人に慰められ、酔い潰れてルナハイツに招かれるが隼人の生活がハーレム状態だと知る。住人たちも気を遣って理想的に振る舞ったため嫉妬を募らせ社内に怪文書を出回らせるが、事情をよく知る総務課長にスルーされる。上層部に密告しようとするが秘書課の裕子に目撃され、田所に呼び出されて叱責される。更なる証拠を求めて鍵を盗んで忍び込んだ際に「女の子の幽霊」と鉢合わせ、更に偶然にも田所と裕子の不倫関係まで目撃してしまいストレスで自律神経をやられて入院となった。 大久保 新入社員。まどりに一目惚れしていきなり告白まがいのことした。まどりにそうした気概と情熱を気に入られる。裕子の計略で煮え切らない隼人を焚きつける役として商品開発課に配属される。だがその実単なる女好き。りんも巨乳だから紹介してくれと言い出す。その後、試写会を口実にまどりを誘うが力不足を指摘され、田所部長と南條の試合観戦の際にまどりに告白するが正式にフラれた。 大崎 総務課で南條の先輩だった女性。独身時代、代官山寮で暮らしていたが寿退社した。子連れで社に遊びに来た際にルナハイツのことを話題にし、うっかり口をすべらせて裕子と田所の不倫関係を隼人にほのめかしてしまった。飲み会後にルナハイツを訪ねてまどりやりんと話に花を咲かせていたが、隼人が帰宅し逃げ遅れて白状させられた。
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