盟友の激励
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/01 08:10 UTC 版)
ブレアハウスはアメリカ合衆国の元首である大統領の賓客が宿泊する施設なので、ここに滞在する人物は大統領と「同格」である各国の君主や元首が圧倒的に多い。首相は行政府の長であって国家の元首ではないので、外交プロトコル上かならずしも君主や元首と同等の待遇を受けるものとは限らない。しかしそこはあくまでも大統領個人の賓客のための施設だけあって、大統領は時に気心の知れた親しい首相をブレアハウスに泊めて親しくもてなすことがある。日本の総理ではブッシュ大統領と極めて親密な関係にあった小泉純一郎がブレアハウスに滞在しているが、これが2001年の9/11テロから二週間と経たない、首都ワシントンがまだ戒厳下にある時期だったので大きな話題となった。小泉はゲストブックへの署名に、次のような異例の激励の言葉を添えている。 Thank you very much for comfortable stay. Fight Terrorism! 小泉純一郎 Junichiro Koizumi 平成十三年九月二十五日 2001. 9. 25 We firmly stand by the United States of America. 快適な滞在ができたことに感謝します。テロと戦え! (署名) (署名) (日付) (日付)われわれはアメリカ合衆国の心強い味方であります。 → 実物の画像
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