盟友・竹下登
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 17:56 UTC 版)
島根県選出の竹下登とは年齢が10歳違うが、衆議院同期当選で、多くの共通点があり、次第に盟友となっていった。金丸の長男と竹下の長女は結婚し共通の孫までいる関係なのは有名である。 共に造り酒屋の生まれである。 共に父親は県会議員である(竹下は本人も県会議員経験者)。ちなみに父親は両方とも入り婿である。 共に学校の教員を経験している(金丸は旧制中学の「博物」、竹下は新制中学の「英語」)。 共に学生時代は柔道をしており、有段者である(金丸も竹下も柔道五段)。 共に私立大学(旧制)卒である(金丸は東京農業大学、竹下は早稲田大学)。 共に前妻と死別し、再婚経験がある(竹下はあまり公にはしていないが、前妻を戦争中に亡くし、戦後改めて後妻を迎えている)。 これらの共通点から田中派内では「金丸・竹下」と常にセットで呼ばれていた。当初から竹下は総理大臣、金丸は衆議院議長を目指していたとも言われる。新人議員の頃は、東京から選挙区が近い金丸の地元山梨から来る多くの陳情客を待たせるのに、竹下の議員事務所を使っていたこともある。竹下の選挙区は東京から遠い島根ということで、陣笠議員の頃は陳情客も少なかった。
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