登場した流派・技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/26 04:58 UTC 版)
「ファイター (漫画)」の記事における「登場した流派・技」の解説
八骸(はっかい) 創始者は真田昌幸配下の集団、真田忍群の一人である女王将唯(めのうまさただ)。「鎧で固めた8人を一撃で骸に変える」という意味を持つ。真田兵法を基にした奇襲を主とし、武術の本質である「殺し合い」を突き詰めるとともに、「丸腰という状況は既に追い込まれている時であり、そんな中でいかに相手を倒すか」という点を重視している。そのため「修行により苦労して身につけるような技」ではなく、「手軽に威力を発揮する技」が多い。 作中での呼び方は「八骸流(力師丸統哉)」「八骸拳(柳井平助)」「八骸法(朴陽山)」など様々。また、八骸自体も「土雷八骸(とらいはっかい)」と「風水八骸(ふすいはっかい)」」に分かれており、互いに陰陽の関係にある。 基礎的な「奥義」が8つ、奥義を元にした「応用」がそれぞれ8つ、さらに奥義と奥義・応用にそれぞれ「変化」が8つ、さらに別の形の「必殺技」が8つの合計656手もの技が存在するとされるが、作中で登場したものはごく一部であり、登場したものでも詳細がはっきりしていないものが多い。技名は例えば「奥義の一 応用の三 変化の二(技名)」のように呼ばれる。技の内容は同じだが、土雷八骸と風水八骸では名前が違うものもある。 奥義の一 飛掌(ひしょう) ストレートと見せかけてから肩を入れて放つジャブ。ストレートが来ると思う相手を錯覚させる。 奥義の一 応用の一 飛燕弾(ひえんだん) 飛掌とストレートにフックを混ぜたコンビネーション。 奥義の一 応用の一 変化の六 飛貂弾(ひてんだん) 飛燕弾へアッパーカットを加えたコンビネーション。 奥義の一 応用の二 飛円雷(ひえんらい) 詳細不明。高度な技で、肩に負担がかかるため多用できないという。 奥義の一 応用の二 変化の七 飛砕雷(ひさいらい) 詳細不明。 奥義の一 応用の三 飛猿山(ひえんざん) 不規則な動きで相手を相手を惑わし、隙を突いて攻撃を仕掛ける。 奥義の一 応用の四 変化の三 飛鳴乱(ひめいらん) 詳細不明。 奥義の一 応用の五 飛踊竜(ひようりゅう) フェイントで懐に飛び込んでからアッパーカットを入れ、さらに背中に蹴りを見舞う。奥義の一の中では最も威力がある。 奥義の一 応用の五 変化の四 飛葉竜(ひようりゅう) 飛葉翻の動きで相手を惑わした後に飛踊竜で攻撃する。 奥義の一 応用の八 飛葉翻(ひようほん) 細かいステップで翻弄し、攻撃をかわす。「動きが逆になった飛掌の下半身バージョン」とのこと。 奥義の二 水破(すいは) 詳細不明。風水八骸での呼び名は「波山」(はざん)。 奥義の三 扇花(せんか) 回り込みつつ近距離から胸部への肘打ちを入れる。 奥義の三 応用の一 扇四弾(せんしだん) 詳細不明だが、扇花のように回り込みつつ、近距離の4方向から攻撃を浴びせるような描写になっている。 奥義の三 応用の一 変化の五 扇披弾(せんひだん) 詳細不明。 奥義の三 応用の六 扇火撃(せんかげき) 詳細不明だが、回り込みながら放つ裏拳のような描写になっている。 奥義の四 火宴(かえん) 詳細不明。 奥義の四 応用の五 火閃竜(かせんりゅう) 詳細不明だが、頭部へ飛び蹴りを浴びせるような描写になっている。 奥義の七 斬砂(ざんさ) 左足でスライディング気味に相手の足首を蹴りつけ、バランスを崩した後に右足で蹴り上げる。 奥義の七 応用の四 変化の一 斬魔弾(ざんまだん) 詳細不明。 上記のほか、奥義の四に属する技として火宴弾(かえんだん)、いずれも不明の「水蓮」「散水弾」「土竜崩」が登場している。 覇宗拳波斬門(はそうけんはざんもん) 創始者は宗照雲。中国拳法では珍しく、型ではなく実利を追求するところは八骸と共通している。彼が亡くなってからは伝承者が途絶え、幻の拳だと思われていた。柳井曰く「魔性の拳」とされ、どこからくるのか予測しづらい攻撃が特徴。 掃扇捶八連斬(そうせんすいはちれんざん) 超高速で放つ左右のストレートの連打。その速さは手が8本に見えるほど。ただし出し始めを潰されると弱く、肩や肘に負担を強いるという難点もある。 崩側旋断掃刃(ほうそくせんだんそうじん) 旋風脚中にあらゆる角度から横蹴り、正面蹴り、踵蹴りなどの蹴りを浴びせる。 虎崩靠四連劈(こほうこうしれんへき) 左腕から繰り出すフック気味のジャブの連打。 真武連 女王グループと敵対する三依グループが背後についている。直接打撃制で、顔面への攻撃も寸止めに限り認められている。銀王杯を開催した。八骸とはなにやら古い因縁があると語られていた。 真至会 真武連から喧嘩別れした人物が立ち上げた団体で、真武連と張り合っている。鈴村東洋が指導する宝龍道場の上部組織でもある。大会では防具をつけた上での直接打撃制を導入している。顔面への攻撃は認めていない。
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