片山一家 捜査本部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 07:41 UTC 版)
「三毛猫ホームズシリーズ」の記事における「片山一家 捜査本部」の解説
片山義太郎〈29〉 演 - 相葉雅紀(嵐) 捜査第一課殺人捜査第8係刑事。3人兄妹の次男で、洗濯、炊事、掃除など家事全般を完璧にこなし、料理を作るのが得意。 先祖代々伝わる「一家に一刑事」という鉄の掟と、かつて「名刑事」と謳われた祖父と父親の遺言通りに、憧れでもあった刑事の職についたが、極度の怖がりで高所恐怖症、女性恐怖症、幽霊恐怖症、血を見ると失神してしまうなどのあらゆる弱点により、「自分に刑事は向いていない。迷惑をかけてはいけない。」と辞表を提出するような日々を送っている。 また、何よりも人を疑うことが苦手でどんな人でも信じたいという自らの信念から、拳銃どころか手錠すら持ち歩いていない上に自身が刑事に不向きであるという確固たる思いができてしまっている。 そんな反省を続けていたある日、不思議な三毛猫との出会いによって人生に変化が訪れる。厳しくも温かい家族の後押しと、その三毛猫の力によって、次々と難事件を解決していくことになる。 刑事という職業に最も向かないと思っていた男が、悩み、苦しんだ犯人の心を溶かしていく。最終回のラストで家政婦になりすましたホームズと再会する。 片山ヒロシ〈39〉 演 - 藤木直人 独身。義太郎の兄。先祖から譲り受けたマンション賃貸を取り扱い一家の主な収入源とする。片山家の父親的存在で、不甲斐ない義太郎に手厳しく苦言を呈することもある。 自身は小説家を目指し自宅で鋭意執筆活動をしている。極度のミステリーマニアで、江戸川乱歩賞を目指しているが毎日一緒に過ごしている義太郎でさえもまともに一本の作品を書き上げた所を見たことがない。 だが、家族内で毎夕食時に行われる捜査会議では、その知識と推理好きを武器に中心人物となって事件解決に当たる。 幅広くミステリーをカバーしている為、時として捜査のヒントとなり得ることを言う。気分が高揚したりすると「クゥーッ!」と唸る癖がある。 石津良平〈25〉 演 - 大倉忠義(関ジャニ∞) 捜査第一課殺人捜査第8係刑事。晴美の「自称」恋人。捜査一課内では根本と一緒に義太郎をないがしろにするような態度をとることもあるが、いざ義太郎と二人になると「お兄さん!」と呼んだりする明るい二枚舌である。 義太郎との捜査に対しても「晴美の喜ぶ顔をみるため、お兄さんに手柄をあげさせたい」という思いと、「自分が出世して片山家の『一家に一刑事』を継ぎ、晴美と幸せに暮らしたい」という思いの、二律背反した葛藤の狭間でいつも戦っている。自分の事を“スタイリッシュな二枚目”と思っているが周囲でそう思っている人間は一人もいない。 片山晴美〈24〉 演 - 大政絢 義太郎の妹。聖清女子大学OG。アルバイトを転々として過ごしている。義太郎とは正反対でかなり鼻っ柱が強く行動力がある。 特に義太郎に対して当たりが厳しく、ヒロシと共に愛のある叱咤を繰り返している。末っ子特有の自由奔放さや頑固さがあり、どこか憎めない性格をしている。 社交的で甘え上手なため誰とでもすぐに仲良くなれる。興味のアンテナが立つと後先考えずに突っ走ってしまう無鉄砲さがあり、“事件”“謎”というような少し危険な香りのする事柄が大好きである。 石津は晴美に対して懸命にアタックするも、晴美自身は常に笑顔で話しかけてくる石津のことを鬱陶しく思っている。 ホームズを連れて勝手に事件調査へ乗り出す。 ホームズ - シュシュ(スコティッシュフォールド) / 猫の化身 - マツコ・デラックス 捜査の途中で義太郎と出会った一匹の三毛猫。何やら義太郎の捜査に対して決定的なヒントを与えてくれる。 時折、義太郎を驚かすように猫の化身として人間化し会話をする。しかしその姿は義太郎にしか見えておらず、様々な職業に扮して現れる。 なぜか片山家を元から知っているような素振りがあり、ただならぬ秘密を知っている様子である(義太郎が使っていたホームズ用バッグを父親の正太郎が使っている写真(中にはホームズに似た猫が)や新聞記事に載っている祖父の写真にホームズに似た猫が写っている等)。一度片山家を追い出されて以来、ヒロシのことを毛嫌いしている。 アジの干物が好物でネコの時も非常に落ち着いた雰囲気を醸し出している。人間の言葉を理解する。基本的にその場を動かない。
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