瀧夏彦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 13:47 UTC 版)
たき なつひこ、声 - 落合弘治 泥門デビルバッツのタイトエンド (TE) 兼ラインバッカー (LB) 。背番号37。泥門高校1年。 他に類を見ない目立ちたがり屋で、アメフト界の人気者になろうと高校受験したが全て不合格(泥門には合格していたが知らなかった)となり、プロテストを受験しようと単身渡米。そこで死の行軍(デス・マーチ)の途中で迷子になったセナと出会う。才能は認められたが、まだまだ実力不足な点からプロテスト不合格になり、セナの勧めで妹の鈴音と共にデス・マーチに合流する。帰国後、泥門高校に編入学した。 5教科が全部5段階中の1、普通の足し算がわからないほどの、作中でも1,2位を争う超絶バカ。ナルシストな性格も相まって、不真面目な人間に思われがちだが、本人は至って真剣であり、苦手なものを克服しようとする努力家である。彼の類まれなる柔軟な体も日々欠かさず行うのストレッチの賜物。興味の対象(アメフト)では頭脳が冴えることを発見される。またアニメでは、「アハーハー天才だからねー」と言って、3兄弟に「天才的バカだ!!」と言い返されている。秋大会予選1回戦の網野戦ではバスを間違えてセナと共に長野に行ってしまい、葉柱の子分にバイクで駅まで送られたが、電車を間違えまたも長野に行ってしまった(ただし、この時点ではまだ泥門高校の生徒ではなかった為そもそも出場出来なかった)。秋大会1回戦の直後、泥門高校に入学。秋大会予選2回戦の夕陽ガッツ戦に初スタメン。 盤戸スパイダーズ戦でことごとく抑えられ、さらにムサシの言葉を通して自分が天才でも何でもないという現実を受け入れ、プライドを捨てることで新たな進歩を遂げた。それと同時にゴムバンドで髪を束ねる髪型に変わっている。東京大会三位決定戦で「瀧ジェントル 夏彦バカ」(自分の案と3兄弟の案の「バカ」が混ざり合い、両方とも加えられた)と紹介文がついた。戦術スタイルはタイトエンドというポジションらしく何でもこなす。極めて柔軟な肉体は他の選手にはない瀧だけの能力であり、長身と合わせて密集地帯へのショートパスで活躍し、前年の東京大会MVPの赤羽に一矢を報いたことがあるほど。しかし、未だ経験不足でお調子者のためどうしてもヒーローになりきれない器用貧乏という一面も否定できない。WC編では阿含の計らいで補欠参加、ロシア戦でタッチダウンをきめる。 アニメオリジナルストーリー・デスゲーム編では賊学戦でヒル魔の代理でQBを担当(この試合時のハンデが「2年メンバー抜き」であったため)。しかし、キッドのクイック&ファイアの真似モーションで投げて敵レシーバーに渡すわ、パスターゲットの名前を言って投げるわで、あまりの馬鹿さ加減に3兄弟からは「こいつがウチのハンデ」とまで言われ、ほぼ完全に存在自体がお荷物扱いとなっていた。 笑う時は常に「アハーハー!」と笑い、ショックを受けると「アリエナイィィィィ!」と落ち込み、カタカナ言葉で流暢にしゃべる者には対抗心を剥き出しにする。キメる時には上着をはだけたり、Y字バランスをとるのが癖。よく足を上げて回る。また、関東大会決勝後の船上パーティではギターを弾いていた父親と共演しており、戸叶に「性格は紳士だが、馬鹿」や「バカは父親に似た」などと言われる。長身で長い足の二枚目だが強烈なおバカキャラなためルックスの印象は薄い。 その後はバッド・ウォーカーから当時留学中のセナ経由で「アメフト映画の日本人選手役」をやってくれと言われ渡米。ハリウッドでエキストラをしながら当地のアメフトチームでプレイ。気ままに放浪生活を送っているらしい。 ヒル魔は当初は「糞(ファッキン)アゴヒゲ」(アニメでは「クソアゴヒゲ」)と呼んでいたが、関東大会の王城戦途中から「糞(ファッキン)バカ」に格下げされてしまった。鈴音からは「兄さん」「バカ兄貴」と呼ばれている。 身長182cm、体重72kg。4月10日生まれ。血液型AB型。40ヤード走:5秒1。ベンチプレス:90kg。
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