瀧鈴音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 13:47 UTC 版)
たき すずな、声 - 中川翔子 泥門デビルバッツのチアリーダー。透糸高校1年。 常にインラインスケートを履いている。瀧夏彦の1歳下の妹だが、夏彦が1年間渡米した後で泥門高校の1年次に編入学しているため、学年は夏彦と同じである。プロになると言って蒸発した兄の夏彦を追って渡米し、「死の行軍(デス・マーチ)」の途中で迷子になったセナとサンアントニオ市で偶然出会う。帰国後デビルバッツのチアリーダー「デビルメントバット」リーダー兼盛り上げ隊長の肩書きをもらい、デビルバッツをサポートする。WC編では日本代表のチアとして参加。 都立透糸(すけいと)高校の生徒(彼女の制服は泥門生とは違いセーラー服)。泥門校生ではないがいつもセナ達と行動を共にしている。 馬鹿な兄と括られることを嫌がり、「瀧さん」と苗字で呼ばれると怒る。しかし兄思いで、彼がアメリカでのプロテストを受けたときも合格を願い、アメフト選手として活躍するという彼の念願がデビルバッツで叶った際には誰よりも喜んでいた。 また、行動的で気さくな性格の持ち主。他人行儀に「さん」付けで呼ばれることを嫌い、メンバーや他チームの選手にニックネームを付けることも多い。ヒル魔から任命された盛り上げ隊長の役目を積極的に果たしている。感嘆詞で「やー!」と言うのが特徴。ムサシらと共に気苦労の耐えないツッコミ役を担っている。 物語において、セナがアイシールド21であると知った最初の女性となり、彼の成長を後押しする、まもりと対照的なヒロインとしてキャラを立たせている。アメリカで初めてセナと出会った際、異邦の地で迷子になったセナが何かと頼ってくる態度に「自分のことは自分でしなきゃ」と諌めた。以降の場面ではセナと共に行動する姿が多い。随所でセナの心情を理解している描写があり、幼馴染のまもりよりも彼の近くにいる人物といえる。 さらにセナとの関係は進展する傾向にあり、初めて彼が“小早川瀬那”として試合に出た盤戸戦では一番にセナへ声援を送ったり、東京大会後にセナを勧誘しようとする運動部から彼を守るため代理人(エージェント)を自称したり、神龍寺戦を前にしたセナに励ましのメールを送ったりと数々の行動が見られる。セナも少なからず彼女を意識しており、急速に接近している様子である(アニメではそれがより強く出ている)。 他人の恋愛話に敏感で、聞きつけると髪の毛が一本アンテナのように跳ねて反応する。しかし自身には恋愛経験はなく、鈍感なところがある(告白されたことに気が付かなかったなどということもあったらしい)。 アニメでは太陽スフィンクス戦後に熊袋記者のスパイとしてアイシールド21の正体を暴くために登場。月夜の晩に対決するが、落ちていた木の枝に躓き、崖から落ちるが間一髪のところで彼に救われ、その後ヒル魔に情報提供され渡米する。 ヒル魔からは「糞(ファッキン)チア」と呼ばれている。 高校卒業後は炎馬(えんま)大学に進学してアメフト部の応援を続けている。セナの成長した姿を見て「何か少し大人の顔になったね」と言っていた。さらに炎馬大学でのメンバーの合格発表の席にも一番乗りで登場し、「みんな受かってるよー!」と伝えている。また、水町の入学動機を聞かれ、「何という不純な動機」と苦笑していた。 身長153cm、体重45kg。3月31日生まれ。血液型B型。3サイズは不明だが、Aカップ(単行本おまけ収録)の貧乳。
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