浅虫水族館とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 浅虫水族館の意味・解説 

あさむし‐すいぞくかん〔‐スイゾククワン〕【浅虫水族館】

読み方:あさむしすいぞくかん

青森県青森市にある水族館昭和58年1983開館白神山地生息する生き物展示した水槽がある。青森県営浅虫水族館


青森県営浅虫水族館

(浅虫水族館 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/23 07:46 UTC 版)

浅虫水族館
Asamushi Aquarium
施設情報
正式名称 青森県営浅虫水族館
専門分野 総合
事業主体 青森県
管理運営 青森水族館管理株式会社(指定管理者[1]
館長 太田守信(2014年8月現在)[2]
面積 48,300.91m²
頭数 約1万点(2012年現在)[3]
種数 約400種(2014年8月現在)[2]
水槽総容量 720t(隣接施設含む水量は2,098t)
来園者数 約30万人/年[2]
主な飼育動物 サンショウウオイルカアザラシ[4]
開館 1983年
所在地 039-3501
青森県青森市大字浅虫字馬場山1-25[3][4]
位置 北緯40度53分51.3秒 東経140度51分46秒 / 北緯40.897583度 東経140.86278度 / 40.897583; 140.86278座標: 北緯40度53分51.3秒 東経140度51分46秒 / 北緯40.897583度 東経140.86278度 / 40.897583; 140.86278
アクセス 鉄道で浅虫温泉駅下車
バスで「浅虫水族館」下車
公式サイト https://asamushi-aqua.com/
テンプレートを表示

青森県営浅虫水族館(あおもりけんえい あさむしすいぞくかん)は、青森県青森市浅虫にある水族館青森湾を臨む本州最北端の水族館でもある[4]。青森県内の水産資源や、世界の水生動物など約514種、1万1千点を飼育展示している。指定管理者制度により青森水族館管理株式会社が運営している[1]

概要

ショーやガイドが充実しており[4]、特にイルカショー2015年仙台うみの杜水族館が開館するまでは東北地方で唯一開催していた[2]。冷たい海から暖かい海まで、コーナー分けがされ、オットセイ、アザラシイルカなどの海獣や、ペンギンといった人気の動物たちも一通りいる。イルカのショーや時間によってお食事タイムが行われている[4]

年間の来館者数は約30万人[2]2014年(平成27年)8月15日に青森県の観光施設としては初めて通算入館者数が1,000万人を突破した[2]

沿革

コーナー

1階

  • 両生類コーナー -青森県で見られる在来種のカエルやイモリを小さな水槽で展示。
  • ウミガメ水槽
  • 海洋大水槽(トンネル水槽) - 長さ約15m[2]。特定月の日曜日にお食事タイムが開催される[4]。また、バックヤードに入りこのお食事そのものを体験することもできる。現在は陸奥湾をイメージしており、陸奥湾の魚類に加え、ホタテやホヤ等の養殖風景も表現。
  • サンゴ礁の魚(熱帯大水槽)-大量の熱帯海水魚を展示。
  • クラゲ水槽
  • おらほのめんこちゃんコーナー -繁殖させた様々な幼魚を展示。
  • 海獣館 - アザラシやオットセイ、ペンギンなどを間近で見ることができる[3]。かつてはラッコもおり、繁殖もしていた。
  • 冷たい海の生物
  • 希少淡水生物- ニホンザリガニ等、希少な淡水生物を展示。
  • イベントホール - 海獣館の付近で、真珠取り出し体験や企画展、海獣関連のイベントを行う。
  • ギフトショップデルフィーノ

2階

  • 熱帯淡水魚 -アロワナやアリゲーターガー等の熱帯淡水魚を展示。
  • タッチコーナー -ヒトデやホヤ、トゲグリガニ等近隣の海で採集された小動物に触れられる。
  • 世界遺産白神の魚 - 上流から下流にかけての様々な淡水魚を展示。
  • アクア学びうむ - 環境問題やSDGsについてのパネル解説。かつて休憩室だった場所に新設。
  • イルカプール -バンドウイルカとカマイルカによるショーを行う。イルカが巨大なボールを観客席に向けて放つ等、他には無いようなダイナミックな演技が特徴。特定の日曜日には舞台上の特等席で観覧・記念撮影を行うこともできる。
  • いるか館 -現在ショーに出演しないカマイルカ2頭を展示。

建築概要

  • 設立年:1983年
  • 竣工年:1983年
  • 設計者:環境設計事務所
  • 延べ面積:8813.11平米

施設概要

脚注

  1. ^ a b 青森県営浅虫水族館について”. 青森県 (2024年4月1日). 2025年3月21日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 青森・浅虫水族館が入館者1000万人達成”. 河北新報 (2014年8月16日). 2015年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月4日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 辰巳出版(2012):74ページ
  4. ^ a b c d e f g h i j ぴあ株式会社(2013):111ページ
  5. ^ a b 『新青森市史 通史編四巻 現代』(青森市・2014年3月31日発行)「第二章 変わりゆく県都・第三節 海と山に親しむ・一 浅虫温泉」198頁「県営浅虫水族館」
  6. ^ 理学部生物学科/研究施設(東北大学)
  7. ^ <浅虫水族館>アオウミガメ1匹盗難か - 河北新報ONLINEニュース・2016年8月5日リリース
  8. ^ RAB青森放送 2019年9月29日配信。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190929-00000165-rab-l02 2019年9月29日閲覧

参考文献

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「浅虫水族館」の関連用語

浅虫水族館のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



浅虫水族館のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの青森県営浅虫水族館 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS