楽曲提供・楽曲参加
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1994年、SPANK HAPPYのデビューに伴い音楽事務所に籍を置く。これにより仕事の幅が大きく広がったという。この時期、森高千里のライブ活動が停滞したこともあり、COSA NOSTRA他、桜井鉄太郎関連のプロジェクトにキーボーディストとして数多く参加。アシッドジャズ〜フリー・ソウル〜R&Bブーム〜ディスコ・リバイバル辺りの時流において洗練された音楽センスとブラック・ミュージックへの造詣の深さが認められ、河野伸は一気に人気アレンジャー/スタジオ・ミュージシャンへ跳躍することとなった。 手がけたアーティストは、アンジェラ・アキ、Crystal Kay、鈴木結女、中島美嘉、古内東子、エレクトロニカ期のACOなど女性シンガーソングライターを中心として、ピチカート・ファイヴ、福富幸宏、堀込高樹など渋谷系とその周辺、モーニング娘。を初めとするハロー!プロジェクトのアイドル、CHEMISTRY、SMAP等の人気男性グループ、中村雅俊、和田アキ子等ベテラン歌手、ロックバンドのスネオヘアー、ヒップホップ・グループのm-flo、SOUL'd OUT、faith、RIP SLYME、民謡出身の中孝介、声優の坂本真綾、田中理恵、クラシックの"12人のヴァイオリニスト"、宮本笑里など極めて多岐に渡る。また、単発ではあるもののイザベル・アンテナ、クレモンティーヌ、ユッスー・ンドゥールといった海外アーティストのレコーディングにも携わっている。 R&Bブームが一段落した2000年代中盤以降は次第に派手なアレンジから離れ、DTM機器を駆使しつつも、アコースティックな響きとナチュラルなグルーヴを重視したサウンドへとシフト。現在は、ポピュラー・ミュージックの伝統的手法を踏まえた精緻な編曲と卓抜した演奏技術で高い評価を得ている。流麗なストリングス・アレンジは特に人気が高く、弦の無いアレンジを持ち込んでもミュージシャンサイドからストリングスの追加をリクエストされる事が多いとのこと。 (以上、ごく大まかな概要。提供・参加作品の多さと幅広さ故、上記に該当しない作品も多数あり。) 2010年代は古内東子や坂本真綾の諸作においてアルバム単位のサウンド・プロデュースを担当する機会も増えているが、劇伴やライブ・サポート、その他の活動が増えたこともあり、提供及び参加楽曲数は減少傾向にある。 2006年のインタビューで「常に弾いていないとほんとに弾けなくなりますからね。」「曲作りに入っちゃうと全然弾かなくなっちゃう」と、スタジオ・ワークとライブのバランスに関する葛藤を述べている。特に好むものはアンサンブルの構築で、サウンドは(譜面上の)アレンジに合ったものを選ぶ、と語る理論派タイプの音楽家である。
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楽曲提供・楽曲参加
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SMAP「ひとつだけの愛〜アベ・マリア」2008年9月発売 アルバム「super.modern.artistic.performance」収録。 泉見洋平「君のために」2007年4月発売 「愛の輪舞曲(ロンド)」カップリング曲。藤澤教正名義で作詞作曲。編曲:佐々倉有吾 -同録の「愛の輪舞曲」「千夜一夜」でコーラス参加 「願い」2012年10月発売「うつつ夢」カップリング曲 藤澤教正名義で作曲 作詞:泉水洋平 小西克幸(王崎信武)「はるかな空へ」2007年8月発売。藤澤教正名義で作曲/作詞:石川絵里/編曲:奥田慎吾.中西亮輔。アニメ金色のコルダ〜primo passo〜キャラクターソング 加地葵「You're in my heart」2009年8月発売。作詞:遥香 /編曲:前口渉 。アニメ金色のコルダSecound passo tears キャラクターソング スノープリンス合唱団「スノープリンス」2009年12月発売。作詞:野島伸司/編曲:増田武史。映画『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』主題歌 北野里沙「温もり」2013年5月発売。アルバム「はじまりの時」収録。編曲: 佐藤準 。 藤澤の楽曲を北野がカバー。 小原孝「あなたにありがとう」2014年4月発売。アルバム「弾き語りフォーユー presents ランチでピアノ2」収録。小原のオリジナル曲のボーカルを担当。 松原健之「雪明かりの駅/三日月が綺麗だから」2015年1月発売 「雪明かりの駅」作詞:五木寛之「三日月が綺麗だから」作詞:つんく 「ブルー・スカイ~あなたと飛びたい〜」2016年5月発売「木蘭の涙」カップリング曲 作詞:松永伍一
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