株式会社ミケーネ(ミケーネ帝国)
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「ロボットガールズZ」の記事における「株式会社ミケーネ(ミケーネ帝国)」の解説
地下帝国を買収・没落させて台頭してきた「新たなる闇」。その企業実態は土・日強制出勤やサービス残業などは当たり前、倒れるか倒されるかしない限り離職の自由すら認めない等、超の字が付くほどブラック。ただし目覚ましい功績さえ上げれば、それ相応の地位と待遇は約束される実力主義でもあるので、社長のミケーネたんに対する、「将軍」と称される幹部たちの信望は厚い。 暗黒大将軍子(暗黒大将軍) 声 - 田村ゆかり 初登場は第8話。 ロボットガールズを遥かに超える巨体と戦闘力を持つ。その力は鼻をほじりながらフィンガースナップひとつでチームZをゴーゴン大公と獣魔将軍ごと吹き飛ばし、手にした剣で光子力研究所のバリアをいとも簡単に破壊するほどである。更にはガールズ全員による合体光線「ロボットガールズ・ファイナルまんがまつりアタック」すら全く通用しないなど、まさに絶望的。原典の暗黒大将軍とは違い武人らしさは皆無で、常時不機嫌な顔でガラも悪く粗暴である。 その正体は張り子で、羽織ったマントも背中のファスナーを隠すためのものだった。またラジコン操縦であるため、プロポの電池切れによっても動けなくなってしまう。 漫画版では内部搭乗型の巨大ロボット。ロボットガールズを徹底的に痛めつけ、チームZ&Gを敗北寸前にまで追い込んだ。ミケーネたん 暗黒大将軍を内部からラジコン操縦していた幼女で、世界中の弱小な悪の組織を次々と買収している株式会社ミケーネの社長。全身タイツのような格好をしており、頭には闇の帝王を模したお面をつけている。ロボットガールズに囲まれるも「あっ東堂いづみ!」とかく乱してジェットファイアーP2で逃げようとするが、自分が破壊していたため途中で暴走し空中で爆発した。最後はあしゅら男爵の運転するジャックの移動販売車に轢かれ、それを追いかけてきたZちゃんにも踏まれている。 漫画版では普通に脱出をして正体がばれている。 なお、アニメでこそ「世界征服したかったんだもん!」などという幼稚な動機で光子力町への侵攻に踏み切ったミケーネたんであったが、『ONLINE』の好感度イベントにおいてはご町内と共存共栄の方向で侵略の魔の手を伸ばす等、部下に対する面倒見も良い有能な経営者としての側面を見せている。見た目相応に扱われるのが嫌いなのは変わっておらず、アニメ第9話でのやりとりもあってグレンダさんとの仲はすこぶる悪い。 ゴーゴン大公 声 - 野中藍 初登場は7話。 暗黒大将軍子の部下。 虎の着ぐるみを着たメガネっ子で語尾に「にゃあ」をつけて喋り、一人称は「ミィ」。原典では上半身が武人だが、本作では頭の上に小さなぬいぐるみを付けている。怪しいセールスマンに成りすましてガラダK7とダブラスM2にジェットファイヤーP1を売り付けたが、失敗したので自ら出陣することになる。しかし、ゲッちゃんに放ったビームでゲッちゃんの服を汚したことからその怒りを買い、ゲッちゃんのゲッターレザーでぬいぐるみの目・耳・鼻を抉られてしまう(ついでにヒゲも綺麗に剃られた)。その後に現れたチームTを「2軍」呼ばわりしたことでガイちゃんの怒りも買い、最期はガイちゃんのカウンタークロスにより獣魔将軍共々服をバラバラにされ、丸裸状態にされた。 漫画版・ONLINEを通じて、ブロッケン伯爵をだまして地下帝国を経営破綻に追い込んだ張本人。特にONLINEではその口八丁ぶりがより顕著で、あちこちに怪しげな店を出しては胡散臭いモノを売りつけている。 獣魔将軍 声 - 山本彩乃 初登場は7話。 ゴーゴン大公と同じ暗黒大将軍子の部下。 言葉を喋らず、ただ「ふぎゃあ」等と鳴くだけ。猫成分満載だが、面と向かって猫呼ばわりされると怒る。 ゴーゴン大公と獣魔将軍はゲーム中で冬毛モードが存在する。これは株式会社ミケーネの再建に功績があったとして報奨として下賜された特別ボーナスでパワーアップしたもの。また、獣魔将軍はこの強化で片言での会話が可能となった。 むてき幼さいでもにか(無敵要塞デモニカ)【でもにか】 声 - 平山笑美 『ONLINE』に登場する。原典では、Dr.ヘルの上半身を生命維持カプセルごと頭部に設置した地獄大元帥がコクピットカプセルに合体した状態で搭乗しているのだが、本作では別人。幼い見た目だが、株式会社ミケーネの課長。 地獄大元帥 声 - 今野宏美 『ONLINE』に登場する。不採算部門として切り捨てられ、路頭に迷う破目に陥った地下帝国のメンバーを救うべく、美少女に扮しミケーネに中途採用されたDr.ヘルの仮の姿(本物説あり)。
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