未来戦士側
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 07:53 UTC 版)
キャプテン・ジョナサン・パワー 演 - ティム・ダニガン(Tim Dunigan)/日本語吹替 - 田中秀幸 通称「キャプテン」。本編の主人公。 有能な科学者であるスチュアート・ゴードン・パワー博士の息子で、ロード・ドレッドと戦うためにパワースーツを開発した父親の遺志を継ぎ、ドレッドと戦う未来戦士の若きリーダー。 彼のパワースーツはバイオ・ドレッドのデジタイズに対する防御効果がある。レーザー銃やサイバーシューター(手裏剣)、精神感応器、接近戦用マグマ・スティック、サイバーナイフ、短距離飛行が可能なパワーロケットを装備しており、その限界は未知数である。彼らのパワースーツの共通機能としてAIによるサポート機能が搭載されており、独自判断によるエネルギー低下時のパワースーツ装着強制解除、バイオドレッド兵士の索敵機能など多岐にわたっている。 マシュー・"ホーク"・マスターソン 演 - ピーター・マクニール(Peter MacNeill) / 日本語吹替 - 青野武 通称「ホーク」。階級は少佐。未来戦士の中で一番の最年長である。 メンバー内で唯一、本当の戦争を経験しており、頼れる父親といった役割。ジョナサンの父親スチュアートと親友であり、またメタル戦争でなくした一人息子のミッチーを彼と重ねているため、ジョナサンの相談にも乗っている。 彼のパワースーツは小型航空機として設計されており、航続距離は400マイル。空対空ミサイル(ホークミサイル)とその射出装置が装備されており、彼のイオン・ブラスターはタンクに次ぐ大きさの武器である。 マイケル・"タンク"・エリス 演 - スヴェン=オーレ・トールセン(Sven-Ole Thorsen) / 日本語吹替 - 郷里大輔 通称「タンク」。階級は中尉。未来戦士の中で一番の力持ち。遺伝子工学により作られている。 戦場では獰猛な性格で、血の気が多いが、仲間思いでもあり、撤退の時はしんがりを買って出るほどである。メタル戦争の時は人類軍の陸戦隊員。元ストリートファイターで刑務所からの脱走歴もある。 彼のパワースーツは外骨格のような機能を果たすことにより、筋力を増強して壁やドアを破壊することが可能。絶大な威力を誇る腰のプロトン・カノンのほか、手首の火炎放射器、プロトン・カノンの先端に装着するキャノンコマンドミサイル、アッシド・グレネード、脚部発射管、パワーグローブ、耐火マスクを装備している。 ロバート・"スカウト"・ベイカー 演 - モーリス・ディーン・ウィント(Maurice Dean Wint) / 日本語吹替 - 田中亮一 通称「スカウト」。階級は軍曹。未来戦士の中で一番の頭脳派。 陽気で明るい性格と鋭いセンスによりユーモアでメンバーを和ませる。真面目なタンクとは正反対で、いつも軽口をたたいてはホークやタンクをからかう。技術屋で、通信員でもある。ハッカーでもあるため、メンバーの作戦行動をバックアップするためいつもコンピューターを操作している。敵のコンピューターのアクセスコードを盗むなどもしている。パワーベースのコンピューターに異常があった場合には分解して修理を行う。 彼のパワースーツは周囲にホロ=フィールドを発生させる機能を持っており、これにより誰にでも変装できるため、ドレッドの基地に潜入できる。 ジェニファー・"パイロット"・チェイス 演 - ジェシカ・スティーン(Jessica Steen) / 日本語吹替 - 小山茉美 通称「パイロット」。階級は伍長。未来戦士の紅一点。 元ドレッド軍の青年隊員で、キャプテンパワーにより救出され改心し、人類解放のために共に戦うようになる。過去のことを語ることは決してなく、尋ねようとする者もいない。パイロットの名の通り、ジャンプシップの操縦を任務としている。整備や擬装も任務の一つである。ドレッド軍にいた時は、人間的な感情は捨て去っていたが、キャプテンたちと触れ合うにつれ、徐々に人間らしい感情が芽生えはじめる。 彼女のパワースーツは他のメンバーと同じくらいの力を与えることができる。また、プロトン・スパナと呼ばれる大きなドライバー型の万能ツールを持っていて、鍵を開けたり、タイヤを交換したり、電子回路を点検したり、など、多岐に利用できる。 22話で、ブラスター率いるバイオドレッド兵の部隊がパワーベースに侵入した際にただ一人残り、メンターのバックアップメモリーと予備のパワースーツを無人モードにしたドラゴンフライに搭載し脱出させた後、基地もろとも自爆した。 メンター 演 - ブルース・グレイ(Bruce Gray) / 日本語吹替 - 塩屋浩三 キャプテンの父、スチュアート・ゴードン・パワーの記憶と外見を持つ、パワーベースのメイン・コンピューターである。 ホロ・モニターにはスチュアートの姿が立体映像で映り、アドバイスをキャプテンたちに行う。キャプテンたちも信頼を寄せている。キャプテンは「親父」と呼ぶこともある。一方では、さまざまなデータ処理を命じるなどの機械的な命令も行っている。
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