有珠郡とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 地名 > 有珠郡の意味・解説 

有珠郡

読み方:ウスグン(usugun)

所在 北海道

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

有珠郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/26 14:18 UTC 版)

北海道有珠郡の位置(緑:壮瞥町 黄:明治期)

有珠郡(うすぐん)は、北海道胆振国胆振総合振興局

人口2,391人、面積205.01km²、人口密度11.7人/km²。(2022年7月31日、住民基本台帳人口)

以下の1町を含む。

郡域

1879年明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記1町に伊達市および虻田郡洞爺湖町の一部(川東・岩屋・早月)を加えた区域にあたる。

歴史

郡発足までの沿革

平安時代天長3年(826年比叡山の僧・円仁(慈覚大師)が開山したと伝わる伊達有珠善光寺は、江戸時代には蝦夷三官寺のひとつとされた。

江戸時代の有珠郡域は東蝦夷地に属し、松前藩によってウス場所が開かれていた。陸上交通は、渡島国箱館から道東千島国方面に至る陸路(国道37号の前身)が東西に通じていた。寛政年間には大臼山神社の前身の弁財天蛭子宮が存在していた。江戸時代後期、国防のため寛政11年有珠郡域は天領とされたが、文政4年には一旦松前藩領に復したものの、安政2年再び天領となり南部藩が警固をおこなった。

有珠郡域にも跨る有珠山は古くから火山活動が盛んで、寛文3年、明和6年、文政5年、嘉永6年と江戸時代だけでも頻繁に噴火しており、付近の集落が全焼したり嘉永6年の噴火では洞爺湖方面に火砕流が流下している。その他、蟠渓温泉が古くから知られている。戊辰戦争箱館戦争)終結直後の1869年大宝律令国郡里制を踏襲して有珠郡が置かれた。

郡発足以降の沿革

北海道一・二級町村制施行時の有珠郡の町村(4.伊達村 5.壮瞥村 6.徳舜瞥村 桃:伊達市 青:区域が発足時と同じ町村)
明治9年の大区小区
  • 第20大区
    • 3小区 : 有珠村、長流村
    • 4小区 : 紋鼈村、稀府村、黄金蘂村

参考文献

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「有珠郡」の関連用語

1
100% |||||

2
100% |||||

3
100% |||||

4
100% |||||

5
100% |||||

6
100% |||||

7
100% |||||

8
100% |||||

9
100% |||||

10
100% |||||

有珠郡のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



有珠郡のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの有珠郡 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS