しりべし‐そうごうしんこうきょく〔‐ソウガフシンコウキヨク〕【後志総合振興局】
読み方:しりべしそうごうしんこうきょく
⇒後志
後志総合振興局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/21 22:34 UTC 版)
後志総合振興局 管内のデータ | |
自治体コード | 01390-1 |
発足 | 2010年4月1日 (後志支庁から改組) |
面積 | 4,305.94 km² (2024年10月1日) |
世帯数 | 110,212世帯 (2024年1月1日 住民基本台帳) |
総人口 | 189,510人 (2024年11月30日 住民基本台帳) |
隣接している |
渡島総合振興局、檜山振興局、石狩振興局、胆振総合振興局 |
後志総合振興局(旧・後志支庁) | |
所在地 | 〒044-8588 虻田郡倶知安町北1条東2丁目 |
外部リンク | 後志総合振興局 |

後志総合振興局(しりべしそうごうしんこうきょく)は、北海道の総合振興局のひとつ。
振興局所在地は虻田郡倶知安町。檜山振興局、日高振興局と並んで、振興局所在地が「市」でない振興局である[注釈 1]。 2010年(平成22年)4月1日、後志支庁に代わって発足した。
歴史
- 1897年(明治30年) - 小樽支庁・岩内支庁・寿都支庁を設置。
- 1899年(明治32年) - 虻田郡倶知安村(現・倶知安町、京極町)が室蘭支庁(後の胆振支庁、現・胆振総合振興局)から移管される。
- 1910年(明治43年) - 小樽・岩内・寿都の3支庁を統合し後志支庁を設置、倶知安村へ支庁を移転すると共に虻田郡真狩村・狩太村(現ニセコ町)が室蘭支庁から移管される。
- 2010年(平成22年)4月 - 後志支庁を後志総合振興局に改組。
所管
従来の後志支庁と同一である。14支庁を9総合振興局・5振興局へ再編する北海道総合振興局設置条例においても、支庁より名称・所管区域の変更はなく、隣接する振興局の広域業務に関する兼務規定も定められていない。
人口
都市雇用圏(10% 通勤圏)の変遷
以下は、後志総合振興局(旧・後志支庁)管内における都市雇用圏(10% 通勤圏、中心都市の DID 人口が1万人以上)の変遷である。一般的な都市圏の定義については都市圏を参照のこと。なお、この表で倶知安町から下は胆振国である。
- 10% 通勤圏に入っていない自治体は、各統計年の欄で灰色かつ「-」で示す。
自治体 ('80) |
1980年 | 1990年 | 1995年 | 2000年 | 2005年 | 2010年 | 自治体 (現在) |
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小樽市 | 札幌 都市圏 | 札幌 都市圏 | 札幌 都市圏 | 札幌 都市圏 | 札幌 都市圏 | 札幌 都市圏 | 小樽市 |
余市町 | 余市 都市圏 2万6632人 |
余市 都市圏 2万5266人 |
余市 都市圏 2万4485人 |
余市 都市圏 2万7796人 |
余市町 | ||
仁木町 | - | - | - | 仁木町 | |||
古平町 | - | - | - | - | - | - | 古平町 |
積丹町 | - | - | - | - | - | - | 積丹町 |
赤井川村 | - | - | - | - | - | - | 赤井川村 |
神恵内村 | - | - | 岩内 都市圏 2万8934人 |
- | 岩内 都市圏 2万6360人 |
- | 神恵内村 |
泊村 | 岩内 都市圏 3万3092人 |
岩内 都市圏 2万9439人 |
岩内 都市圏 2万6015人 |
岩内 都市圏 2万2762人 |
泊村 | ||
岩内町 | 岩内町 | ||||||
共和町 | 共和町 | ||||||
蘭越町 | - | - | - | - | - | - | 蘭越町 |
黒松内町 | - | - | - | - | - | - | 黒松内町 |
寿都町 | - | - | - | - | - | - | 寿都町 |
島牧村 | - | - | - | - | - | - | 島牧村 |
倶知安町 | 倶知安 都市圏 1万8893人 |
倶知安 都市圏 1万8023人 |
倶知安 都市圏 1万7078人 |
倶知安 都市圏 1万6184人 |
倶知安 都市圏 2万0845人 |
倶知安 都市圏 2万0391人 |
倶知安町 |
ニセコ町 | - | - | - | - | ニセコ町 | ||
京極町 | - | - | - | - | - | - | 京極町 |
喜茂別町 | - | - | - | - | - | - | 喜茂別町 |
留寿都村 | - | - | - | - | - | - | 留寿都村 |
真狩村 | - | - | - | - | - | - | 真狩村 |
人口変遷
![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
後志総合振興局と全国の年齢別人口分布(2005年) | 後志総合振興局の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 後志総合振興局
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
後志総合振興局(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
脚注
注釈
- ^ 檜山振興局、日高振興局管内に市は存在しないため、市が存在する振興局で振興局所在地が市でないのは後志総合振興局のみである。
外部リンク
後志総合振興局
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「北海道の市町村章一覧」の記事における「後志総合振興局」の解説
郡町村町村章由来制定日備考島牧郡 島牧村 「シマ」の字を図案化したもの 1967年12月22日 寿都郡 寿都町 「す」を四稜星にし、外側の円は「つ」を図案化したもの 1965年 黒松内町 三本のマツの葉に「黒」を図案化したもの 1959年5月1日 1901年に制定され、三和村制度時に継承され、町制施行後・町名改称後の1959年5月1日に再制定される 磯谷郡 蘭越町 ヨウラクランを図案化し、四つの「コ」を組み合わせたもの 1954年12月1日 虻田郡 ニセコ町 「ニ」は雲・「セ」は山・「コ」は流れを意味してそれらを図案化したもの 1968年5月15日 真狩村 六芒星にした「マ」を形どったもの 1967年12月23日 色は濃黄色が指定されている 留寿都村 六つの「ル」を三条の光線に六方向にして組み合わせたもの 1967年9月2日 喜茂別町 後方は、雄大な大地である北海道、手前は、町木である「エゾヤマザクラ」を表現したもの。 2016年10月12日 京極町 「京」を図案化したもの 1957年8月1日 京極村章として制定され、町制施行後に継承される 倶知安町 雪結晶の中に「K」を羽ばたく鳥の形にして図案化したもの 1991年7月1日 2代目の町章である色は青色が指定されている 岩内郡 共和町 「共」を上部に円形にして配し、「和」を円形にしたもの 1955年 共和村章として制定され、町制施行後に継承される 岩内町 全体は「岩内」であり、外輪五線は五つの輪であり、「イワ」を表して「内」を図案化したもの 1935年2月16日 古宇郡 泊村 「泊」を図案化し、内側に日本の国旗を暗示したもの 1937年2月25日 神恵内村 三方向を「弓」で表し、その内側に古宇川と港の入江、さらにはカモメが飛んでいる姿を表したもの 1968年5月15日 積丹郡 積丹町 輪郭は三匹のカモメを表し、中央部は積丹岳・日本海の波と船を表したもの 1966年8月11日 古平郡 古平町 「古」を図案化し、上部は翼を表したもの 1968年5月20日 余市郡 仁木町 外枠は雪結晶で北海道を表し、「仁」を輪郭として配し、「木」を中心にして六芒星として描いたもの 1965年3月27日 余市町 星形は北斗七星を表し、その中に「余市」を円形にしたもの 1935年3月27日 赤井川村 八角形にした菱形は「赤」を図案化し、その周りを円で囲んだもの 1968年6月10日 色は菱形の部分は緑色・円の部分は赤色が指定されている
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