月氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 16:13 UTC 版)
鎖様(くさりさま) 月氏のトップに君臨し、傭兵斡旋をしている。骨董人形のような外見の美少女だが実は48歳。夏草の親代わり。 黒曜(こくよう) 黒の一鎖。後に月氏を辞めて敵対組織イェニツェリに所属する。黒髪で背は砂鉄と同じくらいだが体格は砂鉄よりも屈強。冷静沈着で無口。月氏最強の傭兵。 砂鉄と彗星の父親・眼窩は親友で、2人を傭兵に育て上げた。無名の実父だが親子として接したことは一度もない。砂鉄と無名には恨まれ、彗星には依存されていた。41歳。 彗星(すいせい) 黒の三鎖、砂鉄の妹。長い黒髪の美女でスタイルもいい。叶わぬ恋をする苦しみから養父の黒曜に依存し、彼と関係を持っていた。 世界中の金星堂で少女が消える事件を追っていた際、自身も行方不明になる。22歳。 雷鳥(らいちょう) 赤の一鎖。女性にしてはかなり背が高く胸も大きい美人。瞳は鳶色で、栗色の髪を右耳の上で一つにまとめている。先祖代々傭兵家業を営んでいる、生粋の傭兵。 若いころに夫を亡くしているが、性には奔放で砂鉄や三月と関係を持ったことがある。二鎖三人切りを目指しているが、無名には拒否されている。夏草に手を出す気はない。 酒豪でトラブルメーカーだが、赤鎖が「雷鳥様ファンクラブ」と称される程にはカリスマ性があり面倒見も良い。「月氏で一番女にモテる」とまで言われている。33歳。 無名(むみょう) 赤の二鎖。25歳。目はハシバミ色で、同色の長い髪を後ろで一つにまとめており、そばかすがある。遊牧民出身で、大家族の長男。 黒曜の実の息子で、月氏には黒曜を追って入る。見た目は黒曜と似ていないが、優秀さは引けを取らない。砂鉄と仲が良い一方で、黒曜と砂鉄に複雑な感情を抱いている。 彗星にずっと片想いしている。普段そんな素振りは見せないが雷鳥に心酔しており、なんだかんだでかなり世話を焼いている。 夏草(なつくさ) 白の一鎖。白鎖ではバディ・システムを採っており、三月が相棒。短い黒髪に黒い瞳の東洋人。本好きで料理上手。無口で人見知りだが、傭兵らしからぬ優しい心の持ち主。 金星特急に置き去りにされた錆丸に雇われて彼の旅に同道する。また、錆丸の先生として彼に生き残るための知識や考え方、体術を教える。22歳。 三月(さんがつ) 白の二鎖、夏草の相棒で番犬。甘い顔立ちでオレンジに近い赤髪とグレーの目を持つ。女好きでノリは軽いが、孤独な生まれ故に自暴自棄気味で切れると手が付けられない。 誰にでもいて自分にはいたことのない家族という存在に強いコンプレックスを持っていたが、錆丸との出会により心境が変化していく。かなりの甘党。25歳。 射手座(いてざ) 白の七十六鎖、綿雲の相棒。小柄で華奢な少女。漫画を読んで可愛いと思ったためセーラー服を着ている。天真爛漫。後に伊織と暁玲の護衛の任務に就く。15歳。 綿雲(わたぐも) 白の五十鎖、射手座の相棒。ブレザーの制服を着た美少女。腰と太腿にホルスターを巻いている。野心家。錆丸をテレビ局に売って金星の怒りに触れ樹に変えられる。16歳。 錫石(すずいし) 白の十七鎖。古株だったが、羊追い祭の際、色仕掛けをしてきた月長石に毒殺される。
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