数列
数列
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 04:53 UTC 版)
有限集合からの関数は実質的に数の組あるいは数列と呼ばれるものになる(適当な演算をいれてベクトルと見ることもできる)。それはつまり、集合の各元に序列を与えて {1, 2, ..., n} と並べるとき、k = 1, 2, ..., n に対して xk = x(k) を対応付ける関数 x を ( x 1 , x 2 , … , x n ) ∈ R n {\displaystyle (x_{1},x_{2},\ldots ,x_{n})\in \mathbb {R} ^{n}} のかたちに表すのである。これは有限列であるが、無限列 ( s n ) n ∈ N ∈ R N {\displaystyle (s_{n})_{n\in \mathbb {N} }\in \mathbb {R} ^{\mathbb {N} }} を考えれば、それは各自然数 n に対して、数 sn を対応させる s : N → R ; n ↦ s n {\displaystyle s\colon \mathbb {N} \to \mathbb {R} ;\,n\mapsto s_{n}} という関数を考えていることに他ならない。もっと一般に数の族を考慮に入れれば、通常の実関数 f = f(x) を x を添字に持つ実数の族 ( f x ) x ∈ R ∈ R R {\displaystyle (f_{x})_{x\in \mathbb {R} }\in \mathbb {R} ^{\mathbb {R} }} と読みかえることができる。
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数列
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 07:02 UTC 版)
二・五進法は、桁上がりが通常のN進法とは異なり、桁上がりが五と十の二段階になる。 以下に、二・五進法と、五が絡むN進法である六進法(5+1 = 10)と十進法(5+5 = 10)との数列の差異を表記する。 零から二十まで二・五進法六進法十進法0 0 0 1 1 1 2 2 2 3 3 3 4 4 4 10 5 5 11 10 6 12 11 7 13 12 8 14 13 9 1:00 14 10 1:01 15 11 1:02 20 12 1:03 21 13 1:04 22 14 1:10 23 15 1:11 24 16 1:12 25 17 1:13 30 18 1:14 31 19 2:00 32 20 二十一から四十まで二・五進法六進法十進法2:01 33 21 2:02 34 22 2:03 35 23 2:04 40 24 2:10 41 25 2:11 42 26 2:12 43 27 2:13 44 28 2:14 45 29 3:00 50 30 3:01 51 31 3:02 52 32 3:03 53 33 3:04 54 34 3:10 55 35 3:11 100 36 3:12 101 37 3:13 102 38 3:14 103 39 4:00 104 40 五十前後と百前後二・五進法六進法十進法4:10 113 45 4:11 114 46 4:12 115 47 4:13 120 48 4:14 121 49 10:00 122 50 10:01 123 51 10:02 124 52 10:03 125 53 10:04 130 54 14:11 240 96 14:12 241 97 14:13 242 98 14:14 243 99 1:00:00 244 100 1:00:01 245 101 1:00:02 250 102 二百十六前後二・五進法六進法十進法2:00:14 545 209 2:01:00 550 210 2:01:01 551 211 2:01:02 552 212 2:01:03 553 213 2:01:04 554 214 2:01:10 555 215 2:01:11 1000 216 2:01:12 1001 217 2:01:13 1002 218 2:01:14 1003 219 2:02:00 1004 220 五百前後二・五進法六進法十進法4:14:04 2142 494 4:14:10 2143 495 4:14:11 2144 496 4:14:12 2145 497 4:14:13 2150 498 4:14:14 2151 499 10:00:00 2152 500 10:00:01 2153 501 10:00:02 2154 502 10:00:03 2155 503 10:00:04 2200 504 10:00:10 2201 505 65前後二・五進法六進法十進法12:12:11:14 55545 7769 12:12:12:00 55550 7770 12:12:12:01 55551 7771 12:12:12:02 55552 7772 12:12:12:03 55553 7773 12:12:12:04 55554 7774 12:12:12:10 55555 7775 12:12:12:11 100000 7776 12:12:12:12 100001 7777 12:12:12:13 100002 7778 12:12:12:14 100003 7779 12:12:13:00 100004 7780 表記例として、実際のローマ数字(二・五進法)と、ローマ数字を六進法と十進法に当て嵌めた場合の差異を表記する。減算則は適用しない。 1:12:12(二・五進法) = 453(六進法) = 177(十進法)二・五進法:CLXXVII 六進法:XXXXVVVVVIII (62 = X、6 = V) 十進法:CXXXXXXXIIIIIII (A2 = C、A = X となり、50(10)はXが5個、5もIが5個のまま) 1:14:03:11(二・五進法) = 12544(六進法) = 1936(十進法)二・五進法:MCMXXXVI 六進法:MCCXXXXXVVVVIIII (64 = M、63 = C) 十進法:MCCCCCCCCCXXXIIIIII (A3 = M となり、500(10)はCが5個のまま)
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数列
出典:『Wiktionary』 (2021/11/27 01:07 UTC 版)
この単語の漢字 | |
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数 | 列 |
すう 第二学年 | れつ 第三学年 |
音読み | 音読み |
発音
名詞
- (数学) 数を順番に並べたもの。通常は自然数1, 2, 3, …に対して、数a1, a2, a3…を対応づけたものを言い、自然数nに対応するものを第n項と呼ぶ。項の並びに規則性を持つ数列は漸化式により記述できる場合がある。
翻訳
- アイルランド語: seicheamh (ga) 男性
- イタリア語: successione (it) 女性
- 英語: sequence (en)
- カタルーニャ語: seqüència (ca) 女性
- ギリシア語: ακολουθία (el) 女性
- スウェーデン語: följd (sv) 中性
- タイ語: ลำดับ (th)
- タガログ語: datig (tl)
- チェコ語: posloupnost (cs) 女性
- 中国語: 數列 (cmn), 数列 (cmn) (shùliè)
- 朝鮮語: 수열 (ko)
- デンマーク語: følge (da) 通性
- ドイツ語: Folge (de) 女性
- ノルウェー語
- ハンガリー語: sorozat (hu)
- フィンランド語: lukujono (fi), jono (fi)
- フランス語: suite (fr) 女性, séquence (fr) 女性
- ヘブライ語: סדרה (he) (sidrá) 女性
- ポーランド語: ciąg (pl) 男性
- ポルトガル語: sequência (pt) 女性
- ロシア語: последовательность (ru) 女性
関連語
「 数列」の例文・使い方・用例・文例
- つぎのIDの数列は100になるはずだ。
- 算術[幾何]数列, 等差[等比]数列.
- 自然数列では奇数偶数が互い違いに現われる.
- 数列を加算する
- 数列、グレードまたは列で配列される
- 1という数が数列を始める
- 和として書き表す等比数列
- 各数が2つの前の数の合計と等しい数列
- それぞれの項に定数を足すと次の項が得られる数列
- 1―4―7―10―13―はある等差数列の始まりである
- それぞれの項に定数をかけると次の項が得られる数列
- 1−4−16−64−256−は、等比数列の始まりである
- 項の逆数が等差数列を形成している数列
- フィボナッチの数列の数字
- (数学で),数列の一般項
- 数列において,ある項とその前の項との差
- 数学において,等比数列の二つの項にはさまれた項
- 数列を加法記号でつないだ式
- 堤防や河岸を防護するために,多くの杭を数列に打つこと
- 調和数列という数列
數列と同じ種類の言葉
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