技術・能力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 10:10 UTC 版)
「魔法少女リリカルなのはStrikerS」の記事における「技術・能力」の解説
AMF 正式名称は「アンチマギリンクフィールド(Anti Magi-link Field)」。 効果範囲内の魔力結合を解いて魔法を無効化するAAAランクの高位防御魔法で、フィールド系に分類される。その効果範囲内では攻撃魔法どころか移動系魔法も妨害される。しかし無効化するのはあくまで魔力の結合であり、魔力によって加速された物体や魔力以外のエネルギーは防御出来ず、強化が成された物体に対しても充分な防御はできない。上級者はこの空間内でも魔法を使って戦うことが出来るが、それでも激しい消耗を強いられる。 プロジェクトF(またはF計画) 第1期で初登場し、当初は「プロジェクトF.A.T.E」と呼ばれていた計画(劇中で略称としてF計画とプロジェクトFが使われ迷走していたが2クール目に入ってプロジェクトFで統一された)。プレシアはこの技術を用いてアリシアのクローン「フェイト・T・ハラオウン(当時はフェイト・テスタロッサ)」を生み出し、モンディアル家では病死した息子のクローンを「エリオ・モンディアル」本人と偽って育てていた。 生命操作技術の一つで、スカリエッティが構築した基礎理論をプレシア・テスタロッサが発展させ完成させた。クローニングした素体に記憶を定着させることにより、従来の技術では考えられない程の知識や行動力を最初から与える事が出来る。その最大の目的は、元となった人物の肉体と記憶の複製。しかし、元となった人物の完全再現だけは叶わず、極限まで似てはいても「新たな人格と資質を備えた別人」として目覚める。フェイトにしてもエリオにしても、生み出した者達からは劣化コピーや失敗作といった評価をされている。 ジェイル・スカリエッティは元の理論を構築した人物であるため、全ての人造生命体の父という言い方もされている。彼はF計画の産物であるフェイトやエリオを「F計画の残滓」と呼び、強い興味を抱いていた。 シューティングアーツ 劇中に登場する格闘術の一種。スバルとギンガが用いるが、元々は彼女達の母親が得意としたもので、2人は母親から教わっている(スバルの場合は基礎が終わった段階で一度止めており、本格的に教わったのはギンガ)。 プロフェーティン・シュリフテン カリム・グラシアが持つ古代ベルカの希少技能。その性質は一種の未来予知能力であり、来る未来の出来事を古代ベルカ語による詩文として表記することである。しかし内容は半年〜数年後の出来事をランダムに記す曖昧なものであり、他にもいくつかの難点を抱える、的中率・実用性共にかなり低い「良くあたる占い程度のもの」らしい。聖王教会と次元航行部隊のトップは参考程度に目を通すが、地上部隊は余り目を通さないとのこと。数年前からある事件を記すようになり、それが機動六課設立の切っ掛けとなる。 ウンエントリヒ・ヤークト ヴェロッサ・アコースが持つ古代ベルカの希少技能。その能力は、黒い半透明の猟犬を無数に発生させて操る、一種の探索能力である。「無限の猟犬」とも称されることからこの猟犬は大量に発生させられることが伺え、更に猟犬自体の隠密性と耐久力にも富んでおり、並みのセキュリティでは探知出来ず、よしんば出来たとしても破壊は難しい。 能力限定(のうりょくげんてい) 文字通り対象の能力を制限する技術で、いわゆるリミッターのようなもの。 主にデバイスが対象となるようだが、対人に用いれば能力低下によって魔導師ランクが下がり、一部隊に優れた魔導師を幾人も所属させる裏技ともなる。解除権限は限定された対象の上司に委託される。また解除の回数には制限があり、回数を補填するには申請が必要である。なお、地上本部は査定が厳しく、申請が中々受理されないらしい。
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