塩入清香
(扇さや から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 13:14 UTC 版)
塩入 清香
しおいり さやか
|
|
---|---|
![]() |
|
生年月日 | 1982年7月7日(43歳) |
出生地 | ![]() |
出身校 | 青山学院女子短期大学英文科卒業 |
前職 | ジャズ歌手 キャスター |
所属政党 | 参政党 |
配偶者 | あり[1][2][3] |
公式サイト | 清の会(さやの会) |
選挙区 | 東京都選挙区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2025年7月29日 - 現職 |
さや | |
---|---|
YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2021年 - |
登録者数 | 9万人 |
総再生回数 | 13,808,880回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2025年7月21日時点。 |
塩入 清香[4][5](しおいり さやか、1982年〈昭和57年〉7月7日[6][7][8] - )は、日本の政治家、ジャズ歌手。参政党所属の参議院議員(1期)。「シンガーソングキャスター」として、これまでに日本文化チャンネル桜、Daily WiLL、文化人放送局、三橋TV、チャンネルAJERなどの保守系ネット番組でキャスターを務め[7][9][10][11][12]、sayaまたは扇さや名義で活動、2025年の参議院議員選挙にはさや名義で立候補した[13][5]。
経歴
神奈川県横浜市出身[7][PR 2]。青山学院女子短期大学英文科卒業[8][14][PR 2]。学生時代に訪れたニューヨークで『アメイジング・グレイス』に感銘を受け、歌手を志す[15][16]。演歌歌手として活動を始め、後にジャズ歌手に転向[15][16]。主に東京や横浜でライブを行い[6]、2008年に「saya」名義でCDデビューした[1][17]。2024年までにCDを7枚発売している[14][16]。2021年5月にYouTubeチャンネル「チャンネルsaya」を開設した[14]。
ジャズシンガーとして保守系CS放送に出演したことをきっかけに、さまざまな論客と接点を持つようになった[18]。特に、元航空幕僚長・田母神俊雄の番組『田母神塾』への出演を機に政治に関心を持ち[18]、2008年頃よりアシスタントとして番組に参加する中で[15]、田母神の安全保障政策などを学んだと述べている[11]。日本文化チャンネル桜では「チャンネル桜の歌姫」と呼ばれ、集会で君が代[注釈 1]などを独唱した[15][16]。2012年から2014年5月まで同局で古谷経衡[注釈 2]との冠番組のキャスターを務め、後に参政党代表となる神谷宗幣もゲストとして出演したことがある[15]。
田母神が2014年東京都知事選挙に出馬した際は、葛城奈海、浅野久美らとともに「田母神ガールズ」の一員として活動[20][21][22][23]。田母神の人柄や主張に共感し、自発的に選挙応援に加わったとしている[20]。この選挙ではのちに田母神陣営の違法な選挙資金問題が発覚したが[24][25]、自身は報酬を受け取っていないことを明言し、買収資金が「ガールズ」に流れたとの報道を否定している[PR 3]。
チャンネル桜の番組「夜桜亭日記」では浅野久美と共にキャスターを務め[26]、経済評論家の三橋貴明が主宰する「三橋TV」などにも出演した[12]。2025年現在も三橋が社長を務める「株式会社経世論研究所」の正社員であり[27][28]、「副業OK」の就業条件のもと、個人での活動も並行して行っている[29]。
2022年には三橋らとともにチャンネル桜を離れた。チャンネル桜を主催する水島総によれば、さやは水島に対し同年の第26回参議院議員通常選挙に国民民主党から「出馬することになった」と報告し、了承を求めてきたため、新党くにもりを率いる水島がこれに反対し、疎遠になったという。一方で国民民主党側は「弊党にて公認した事実はございません」と回答している[30][15]。
2024年にアパグループの元谷外志雄が塾長を務める勝兵塾で講師を務める[31]。
2025年2月に日本会議が主催する「建国記念の日を祝う会in神戸」で記念講演を行った[10][PR 4]。
2025年参議院選挙
2025年7月の第27回参議院議員通常選挙において、参政党公認で東京都選挙区(改選数7)から立候補した[32][33]。公示前の5月には、国会内で神谷宗幣代表とともに記者会見を行い、立候補を表明。応援として田母神俊雄や三橋貴明が駆けつけ、田母神は「さやさんの考えは私の政策に非常に近い」と述べ、当選に期待を示した[12]。さや自身も「田母神さんの思いを議員になって実現したい」と語った[12]。7月11日にはアパグループ代表の元谷外志雄から参議院選挙における推薦状を受け取ったことを自身のXで公表した[PR 5]。なお、選挙管理委員会への届け出の際にアルファベット表記が認められない可能性があるとして、ひらがな表記の「さや」で立候補した[12]。立候補の理由については「日本が大好きだから」と述べ、「政府に足りないのは財源ではなく、国民への愛情」と主張[34][21]。選挙戦最終日の7月19日、芝公園での演説では「みなさんのお母さんにしてください!」と訴えた[35][36]。
選挙期間中、後援会事務局に殺害予告や事務所爆破予告メールが送られていたことが産経新聞の取材で明らかになった[37][38]。この予告を受け、経済評論家の三橋貴明がボディーガードを務め、さやとともに街宣カーに同乗した[38]。街頭演説には支持者が集まる一方で、参政党やさやの主張に反対する人々が「人間にファーストもセカンドもない」と書かれたプラカードを掲げたり、「日本人ファーストは差別だ」と抗議の声を上げる姿も見られた[38][39][40]。
朝日新聞は終盤情勢分析で、与野党の有力候補が票を分散させる中でトップ当選する可能性があると報じた[41][42]。支持層は主にSNSなどネットを中心に拡大し、都議選で参政党が3議席を獲得したことも知名度向上の追い風になったとされた[20]。7月21日の投開票で当選が確実となり[43]、最終的に約67万票を獲得して鈴木大地に次ぐ2位で当選した[15][44]。男性からの支持が特に高く、10 - 60代の各世代で男性有権者の最多得票を得た[44][45]。
当選後、本名が塩入清香であることを公表し、今後の議員活動は本名で行うとした[13][46]。本名の公表を控えていた理由としては、覚えやすさを優先した選挙戦略と[47][48]、家族の健康への配慮を挙げている[27][49]。
選挙後、三橋貴明とのYouTube番組で、自民党の高市早苗・麻生太郎陣営との合流に前向きな姿勢を示した[50]。同月30日、先の参院選で新たに当選した各人が申請していた議員氏名の通称名使用が参議院議長により許可されたが、塩入は「さや」あるいは「saya」などでの申請は行われておらず、国会内においては今後は本名での活動となった[51][52]。
政策
経済
2025年の参議院選挙において、自身について雇用に恵まれなかった「就職氷河期世代の代表」であるとしていた[43]。「日本人ファースト」や「消費税廃止」を掲げ、「これ以上外国人を増やす政策をやめるべき」「外国人が優遇され、日本人が差別されて貧しくなった」と主張するなど、日本人の生活を最優先すべきと訴えた[20][39]。選挙公報では、経済政策として消費税の段階的減税と将来的な廃止、積極財政による景気回復を訴えるとともに、農業政策としては2050年までに食料自給率を100%に引き上げるという目標を掲げた[32]。
軍事
安全保障政策では、日米安保を「みかじめ料」と表現し、核武装については「最も安上がり」として日本の核保有を主張した[53][54][55]。また、入党前の2023年に出演したYouTube番組「皇統を守る会チャンネル」では、徴兵制に肯定的な見解を示し[54][56]、兵役は教育的な役割があり、国の独立を真に願う意識を高めることができると述べている[56][57]。さらに、アジア地域の安定のためには日本が軍事的な強さを取り戻すべきだと主張している[56]。
女性の権利
選択的夫婦別姓に反対し、その理由として、推進派の考え方の根底には「親子」、特に「母子」の引き離しがあると主張している[56]。また、女性の就労については、子どもは自分のためだけに存在してほしいと望んでおり、仮面をつけた母親と接したいとは思わないと述べている[56]。
皇統
2019年10月に発足した「皇統を守る会[注釈 3]」では、会長の葛城奈海、赤尾由美、我那覇真子、竹内久美子、佐波優子とともに呼びかけ人を務めている[58][14][59]。この会は、皇位継承策について伝統的な男系(父系)を維持すべきだと主張し、旧宮家の皇籍復帰を訴えている。女性天皇や女系天皇の容認には「連綿と紡がれてきた万世一系の皇統が断絶してしまう」として反対する[58]。会のYouTubeチャンネルでは、葛城奈海・佐波優子とともに「三姉妹燦DAY(サンデー)」と題した番組を配信し[14]、杉田水脈らがゲスト出演した[60][61]。
2024年10月には、スイス・ジュネーブで開かれた国連の「女子差別撤廃委員会」において、同会理事の葛城、佐波、さやらが着物姿でパンフレットを配布し、葛城が代表として「神武天皇から続く万世一系の日本の國體を訴える」スピーチを行った[62][9]。同年12月の帰国報告会では、「国難の時!建国の理念『八紘為宇を掲げて、真の独立国家建設を!!」とのスローガンを掲げ、杉田水脈がビデオメッセージを寄せた[9]。「皇統を守る会」の賛同人には、高橋史朗(モラロジー道徳教育財団)、松本淳一郎(日本会議)、山本優美子(なでしこアクション代表)、松田学(参政党)、田母神俊雄らが名を連ねている[63]。
その他
投開票日のNHK選挙特番で、「参政党の議員が10名以上誕生すれば、スパイ防止法案を提出したい」と述べた[64][65]。
批判など
- 2025年7月12日、第27回参議院議員通常選挙期間中にX上での不適切な投稿を巡る問題が報じられた[66]。ホストクラブのホスト名義のXアカウントが、参政党およびさやへの投票方法を例示しつつ、投票済証明書の提示で割引が受けられると告知する投稿を行い[67]、これに対し感謝の返信をした(該当投稿とリプライは削除済み)[68][39][PR 6]。この件は公職選挙法違反の可能性があるのではないかとして批判を呼び[69]、参政党の公式Xおよび本人がそれぞれ謝罪コメントを発表した[66][39][70]。
- 同月3日、日本の核保有を主張し、波紋を呼んだ[71][72]。核廃絶を訴えている日本原水爆被害者団体協議会の代表委員を務める田中煕巳は「日本の政治家が核を使うことを前提とした議論をするのは恥ずかしい」と批判したほか[73]、原水爆禁止日本協議会事務局長の安井正和も「被爆者を前にして同じことを言えるのか」と述べた[73]。広島県原爆被害者団体協議会も「広島がどんな目にあったか知ってほしい」と反発した[74]。その後、報道陣から問われると、「党の方針に従うつもり。細かい部分については後日、ご報告できたらと思っている」と述べるにとどめた[75]。
- 同月3日、街頭演説で「外国人労働者の低賃金に日本人も合わせられた結果、30年間賃金が上がらない」「ロイターによれば、中国製太陽光パネルに情報収集用のチップが組み込まれている」「太陽光パネルは水で消火できず、消防隊員が感電死する」と発言した。これに対し、NPO機関「InFact」のファクトチェックでは、賃金停滞との因果関係は不明確であり、通信機器が発見されたというロイターの報道はあったこと自体は事実であるが「情報が抜かれている」とまでは断定できないとし、感電リスクについても、太陽光パネルの消火活動で感電するリスクがあると指摘している資料はあるものの、太陽光発電全般に言える構造的なリスクであり、どの国の製品であるかに依存しない、という趣旨の記載もあったとしている[76]。
- 同月12日、街頭演説で「中国人が奨学金で優遇されている」と発言したが、演説で触れた「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」は日本人を含む全ての研究者が対象であり、一部の事例を取り上げて誇張した内容はミスリードであると指摘された[77]。
- 同月13日、Xに「この30年、ドケチな緊縮で暮らしも産業もボロボロにされた」「緊縮財政はもう終わりにしよう」と投稿した[78][PR 7]。これに対し、東京新聞は「日本の国債残高は先進国でも高水準であり、緊縮財政とは言えない」とし、「緊縮が日本経済の長期停滞の原因」とする主張には根拠が乏しいと報じた[78]。
- 同月15日、個人演説会で「マスコミはウソをつく存在」と述べ、大手メディアを批判した[79]。これに対し、国際政治学者の五野井郁夫は、「トランプやフランスの極右政党『国民連合』などのメディア批判を想起させる」と指摘。参政党は既存政党が取り上げなかった主張で支持拡大を図る一方、根拠に乏しい内容も多く、「メディアはウソつき」と断言することで支持者の結束を強めていると分析した。また、「生活苦を外国人のせいにするなど、事実に基づかない主張でも票につながる環境になりつつあり、日本もアメリカや西欧の状況に近づいている」と述べた[79]。
- さやの参議院議員当選後、シンガーソングライターの春ねむりは、さやを批判する目的の楽曲「IGMF」をSoundCloudで公開した[80][81]。春は、自身のXで「参院選期間、あまりにもヘイトスピーチを聞きすぎて怒りがすごかったので爆速書き」したと投稿した[82][83]。同曲は、一度削除されたが、その後復元された[84]。
- 2025年5月から参政党が掲げている「新日本憲法(構想案)」では、「候補者及び議員の本名、帰化の有無、収支等の情報は公開される」(第13条5項)とされており、2025年7月の第27回参議院議員通常選挙中において、さやが本名を明かしていなかったことについて疑問の声が上がっていた[85][86][87]。
ロシア政府系メディア「スプートニク」への出演問題
2025年7月14日、ロシア政府系メディアであるスプートニクのインタビュー動画が公開された[88][89][90]。
スプートニクはロシア政府系のプロパガンダメディアであり、2016年アメリカ大統領選挙における選挙介入疑惑でTwitterでの広告が禁止され、EUでは2021年以降、フェイクニュースや陰謀論拡散を理由に配信停止措置やGoogle検索からの除外などが行われている[90][91][88]。日本経済新聞は、スプートニクによるX上の投稿が過去3年間で3倍以上に増加し、偽情報や社会の分断を狙う投稿が日本の世論に影響している可能性を報じた[92][93]。ロシアは反リベラリズムや反フェミニズムなどの保守的価値観を訴え、各国の右派層の支持を集めており、欧米では反LGBT運動や陰謀論とロシアマネーの結び付きも指摘されている[94]。サイバーセキュリティ専門家の長迫智子は、参政党が反ワクチン陰謀論など、ロシア発の影響力工作と親和性の高い主張を展開していることに懸念を示している[95]。
Xのコミュニティノートでは、スプートニクがロシア政府のプロパガンダ機関[96][97]であることや、参政党を好意的に取り上げる背景にロシア政府の関与がある可能性について注意喚起が表示された[90]。日本経済新聞は、スプートニクが参政党を取り上げることで、「外国人との共生を重視する層」との世論分断をあおっているとの見方を紹介した[88]。
情報法制研究所の山本一郎は、参政党の躍進にはロシア製ボットが関与している可能性があるとし[98][99]、親露派のXアカウントが偽情報や政府批判の投稿を拡散・増幅することで、日本社会に対する分断工作に影響を及ぼしている可能性を指摘した[90][100]。ジャーナリストの津田大介は、ロシアによる世論操作や選挙介入が各国で成果を上げている現状を解説し、日本でも参政党を世論工作の足がかりとみなしている可能性があるとして、外国勢力による選挙介入への警戒を促した[101]。平将明デジタル相や青木一彦官房副長官など政府関係者も、SNSを利用した社会分断や外国勢力の影響工作について懸念を表明した[88][102][103][104]。
この問題を受け、参政党の神谷宗幣代表は「ロシアによる工作」説を否定し、「スプートニク取材は末端職員が無断で対応したもので、既に厳しい処分を行った」と説明[90][105]。さや本人の責任は問わない姿勢を示した[106][107]。また、ロシアの支援を受けているとの見方の広がりについて「選挙妨害に近い」と反論し[108]、「参政党は親露派ではない」と主張。ファクトチェックを求めたが、琉球新報のファクトチェック記事では、神谷代表自身がロシア側の主張を繰り返しているとして、「親露派ではない」とする主張は不正確と判定した[109]。同ファクトチェック記事では、自民党議員が発信した「ロシアによる選挙操作」についても、現時点で根拠不明とした[109]。
また、16日までに、「Japan News Navi」や親ロシア陰謀論アカウント「himuro[110]」など、ロシア製ボットとの関係が指摘された複数の影響力あるXアカウントが凍結された[111][100]。これらのアカウントは、「外国人にはすぐ生活保護を出す」などの虚偽情報を拡散しており、Xの規約に反する「選挙妨害」や「人を欺く行為」に該当する可能性があると報じられたが、凍結の具体的理由は明らかにされていない[98]。この件に関連し、自民党広報本部長の平井卓也は17日のネット番組で「われわれ、相当消し込みにはいっていますから」と発言した[112][113]。これに対し、参政党の神谷代表は「どうやって外国の勢力の影響だと判断するんだ?」「自民党や政府への批判を消しているだけでは」とX上で疑問を呈した[114][113]。専修大学の山田健太教授は、「何に対して、どのような基準で、誰が対応したのか明確にすべきだ。政府与党の要職者が根拠を示さずに発言することは極めて問題であり、その影響で根拠なき言説がネット上に拡散している現状は非常に残念だと述べた[115]。ジャーナリストの山田敏弘は、米国ではFBIが証拠に基づきロシア関連アカウントやボットを摘発しており、日本のように「曖昧な疑惑」で対応する状況とは異なると指摘。「SNS工作は以前から問題となっており、冷静な調査と対策が求められる」と述べ、自民党が確かな証拠もないのに参院選後に「敗北の責任をロシアの工作だった、と言い出す可能性は否めない」とも指摘した[116]。明治大学の斎藤孝道教授は、「SNS上の状況だけでは工作の有無を判断できず、発言の根拠を示すべきだ」とし、海外の介入に関して国内で警鐘を鳴らしてきた立場から、「政府がどのような対応をしてきたか説明責任がある」と述べた[114]。
19日、国立情報学研究所の越前功教授は、今回の参院選では外国人排斥などの過激な言説や虚偽情報の拡散が従来と比べて桁違いに多く、ボットの関与が疑われると指摘し、新興政党の支持層周辺が標的となって大量の投稿が流入している可能性があると分析した。また、ロシア政府が開発に関与したボット管理ツールは、生成AIによって架空の人格を与えた多数のアカウントを使い、特定の言説を一斉に拡散してSNSのトレンドに乗せる手法を用いていると述べた[114]。一橋大学の市原麻衣子教授は、中国系とロシア系のSNSアカウントが相互にフォロー・拡散し合い、社会の分断や陰謀論をあおる投稿を通じて言論空間を混乱させており、「民主主義の魅力を低下させ、社会を不安定化させることが目的で、どこまで信じたらいいか分からないという現状こそが『思うつぼ』だ」と語った[114]。
人物
ブレーン
2025年の参院選でさやを支えたのは、元航空幕僚長で核武装論者の田母神俊雄と、経済評論家の三橋貴明だった[57]。両者は出馬表明会見や選挙戦最終日のマイク納めにも同席し[57][12]、さやは街頭演説で「私の頭には三橋貴明先生の経済理論が、心には田母神俊雄さんの魂が刻まれています」と語った[117]。
7月15日の支援者向けの最終個人演説会にも田母神がゲストとして登場し、さやは田母神を「師匠」と呼び、20代のころに「太平洋戦争で日本はアジアの国々のためによいことをした」とする田母神の歴史観に感銘を受け、「田母神さんのようになりたいと思ってきた」と語った[118][56]。
積極財政派の論客で、PB黒字化目標の撤廃や財政破綻論の否定を主張している三橋貴明は、さやの経済政策のブレーンとして選挙戦を支援した[57][28]。さやは三橋のYouTube番組「三橋TV」にレギュラー出演しており[28]、三橋が制作する有料経済解説動画「シンガーsayaの3分間エコノミクス」にも登場している[28]。後援会「清(さや)の会」は三橋が所長を務める「経世論研究所内」に事務局を置き[28][57]、さや自身も経世論研究所の正社員である[27][28][29]。三橋は応援演説で「さやさんは見目麗しいが、頭の中が『三橋貴明』」と紹介し[28]、さやが訴えるPB黒字化目標の撤廃や財政破綻論の否定などの主張は、三橋のMMT理論に基づくものとされる[28]。また、「さや」という候補者名は三橋が命名したものであり[57]、本名非公表の判断も三橋自身の決定だったと述べている[27][119]。三橋はXで、政党代表に「比例代表で出してくれ」と要請し、「決断したのはおれ」「つねに決定権を持っている」と投稿し[120]、選挙戦では応援弁士やボディーガードとしてもサポートした[27][38]。
家族関係
参加団体
出演
ネット放送
- 『皇統を守る会チャンネル』内「三姉妹燦DAY!」[126][127]
- 『田母神塾』
- 『日本文化チャンネル桜』
- 『Daily WiLL』
- 『三橋TV』
- 『チャンネルAJER』
ラジオ
選挙歴
当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 第27回参議院議員通常選挙 | 2025年 7月20日 | 43 | 東京都選挙区 | 参政党 | 66万8568票 | 9.60% | 6 | 2/32 | / |
脚注
注釈
- ^ さやは、月刊『WiLL』2024年11月号に「歪曲される君が代と正しい歌い方」と題する記事を寄稿し、「君が代」の「君」は男神イザナギと女神イザナミを指すと述べている[19]。
- ^ 古谷経衡は、群馬県大泉町の在日ブラジル人街を取材した際、さやから「ちょっと親切にされたぐらいで、外国人を良く言うのはどうなんだろう?」と言われたことが今も印象に残っていると述べている[15]。
- ^ 旧称は「皇統(父系男系)を守る国民連合の会」[58]。
- ^ 『週刊文春』などは、配偶者が22歳年上の音楽家「塩入俊哉」であると報じている[2][57][47]。俊哉氏は、さやのデビュー前から音楽活動に関わり、プロデュースやコンサートでの共演を行ってきた[121][122][123]。また、俊哉氏は原爆投下で子を失った母の手記を朗読するイベントにも参加している[2]。
- ^ 2人が知り合った2008年頃は塩入に妻子がいたため[2]。
出典
- ^ a b “参政党・さや、結婚していた “秘密の夫”はスター音楽家「家族に迷惑がかかるかもという理由で本名を伏せていた」《参院選東京で2位当選》”. 文春オンライン. 2025年7月23日閲覧。
- ^ a b c d e f “「どういうノリであんな過激なことを…」普段は静かな“みんなのお母さん・さや”こと塩入清香の素顔、音楽家夫との“結婚”報道と党の鉄壁ガード”. 集英社オンライン. 2025年7月25日閲覧。
- ^ a b @sayaohgi (24 July 2025). “塩入さんが離婚された4年後に結婚しております”. X(旧Twitter)より2025年7月25日閲覧.
- ^ “第27回参議院議員通常選挙結果調(速報)” (PDF). 総務省. 2025年7月22日閲覧。
- ^ a b 「参政党 参議院議員 さやの本名につきましてのご報告」参政党、2025年7月23日。2025年7月23日閲覧。
- ^ a b “Sayaサマーナイトコンサート”. 脇田美術館. 2025年7月15日閲覧。
- ^ a b c “さや(サヤ)|政治家情報”. 選挙ドットコム. イチニ. 2025年7月16日閲覧。
- ^ a b “候補者情報”. 47NEWS. 2025年7月16日閲覧。
- ^ a b c “スイスジュネーブ国連「女子差別撤廃委員会帰国報告会」 12月1日(日)ご案内”. 皇統(父系男系)を守る国民連合の会 (2024年9月26日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ a b “【兵庫県】2月11日(祝・火) 建国記念の日を祝う会IN神戸 講師:SaYa氏(歌手・キャスター)”. 日本会議 (2025年1月4日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ a b “【参院選情勢】牛田茉友、山尾志桜里も参戦…東京選挙区「台風の目」参政党さや氏とは何者か シンガーソングライターの意外な経歴《東京選挙区当落予測》”. 文春オンライン (2025年7月12日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ a b c d e f “シンガーのさや(saya)氏が参院選東京選挙区に参政党から出馬 田母神俊雄氏も期待寄せる”. 東京スポーツ (2025年5月19日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ a b “参院選初当選の参政党・さや氏、本名で議員活動へ”. 読売新聞 (2025年7月23日). 2025年7月23日閲覧。
- ^ a b c d e “呼びかけ人”. 皇統(父系男系)を守る国民連合の会. 2025年7月15日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 古谷経衡 (2025年7月22日). “参政党、さや氏―異色の履歴・不遇の遍歴”. Yahoo! JAPAN. 2025年7月27日閲覧。
- ^ a b c d “参政党旋風のシンボルさや氏をめぐるナゾが芸能界にも波及…CDデビュー、レーベルはどこ?”. 日刊ゲンダイ (2025年7月23日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ “「一番有名になりたい」初当選の参政党さや氏 田母神ガールズ時代に周囲へ語っていた“野心””. 女性自身 (2025年7月21日). 2025年7月28日閲覧。
- ^ a b “「田母神ガールズだった」 参政党「謎の新人」さや氏の正体 参院選注目候補らの当落予測”. デイリー新潮. 新潮社. p. 3 (2025年7月12日). 2025年7月16日閲覧。
- ^ 『月刊WiLL(マンスリーウイル) 2024年11月号』ワック、2024年9月26日。
- ^ a b c d “「田母神ガールズだった」 参政党「謎の新人」さや氏の正体 参院選注目候補らの当落予測”. デイリー新潮 (2025年7月12日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ a b “【参政党】「韓国はそういう国」「共産党に仲間を殺害された」発言が物議…識者と振り返る「あなたの町の候補者」の“独特な持論””. SmartFLASH (2025年7月14日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ “田母神俊雄「都知事選」第一声@新宿アルタ前 2014.01.24”. 日仏共同テレビ局フランス10 (2014年1月25日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ “女優、モデル、歌手の美女軍団 「田母神ガールズ」の正体”. 日刊ゲンダイ (2014年1月30日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ 元選対事務局長に有罪=田母神被告陣営の運動員買収-東京地裁 時事通信2017年7月24日
- ^ 古谷経衡 (2016年3月7日). “ネット右翼の終わりが鮮明に。田母神事務所強制捜査の衝撃”. Yahoo! JAPAN. 2024年7月16日閲覧。
- ^ “「夜桜亭日記」(浅野久美 & saya)生放送”. 日本文化チャンネル桜 (2020年12月23日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ a b c d e “参政・さや氏の夫は心臓疾患 三橋貴明氏「地獄の選挙戦、アンチの攻撃いけば…」本名控え”. 産経新聞 (2025年7月24日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “参政党・さや氏が“メガネ”でアピールする経済評論家への“信頼”「さやさんは見目麗しいけど、頭の中が『三橋貴明』だからね!」《三橋氏は抗議デモ女性に体当たりも》”. NEWSポストセブン (2025年7月24日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ a b 参政党さや氏の本名「公表できるはずがないだろ!」関係者が経緯説明「御主人が超有名人で…」 - 日刊スポーツ・2025年7月24日
- ^ “〈参政党〉さや氏「(3年前の参院選で)国民民主党から公認を頂きました」…しかし国民の榛葉幹事長は「公認した事実はない」と回答、何があった?”. 集英社オンライン. (2025年7月30日) 2025年8月2日閲覧。
- ^ “勝兵塾月例会講師リスト”. アパグループ 勝兵塾. 2025年7月15日閲覧。
- ^ a b “東京都選挙区(改選数7)に立候補した32人の経歴・政策まとめ【参議院議員選挙2025】”. 選挙ドットコム (2025年7月11日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ “ファーストネーム系通称候補「さや」「かずえちゃん」「蓮舫」…家族にこだわる国・日本の選挙は意外と自由?”. 東京新聞 (2025年7月15日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ “参政党さや氏が出演したロシアメディアは「完全にアウトとされる存在」、専門家が指摘する“問題点””. 女性自身 (2025年7月18日). 2025年7月19日閲覧。
- ^ “選挙最終日に2万人が陶酔 参政党支持者へ私たちが伝えたいこと”. Tokyo Investigative Newsroom Tansa (2025年7月19日). 2025年7月20日閲覧。
- ^ “さや氏は「核武装」肯定、トンデモ憲法案にオーガニック路線も… 「参政党」を理解できない人が見落としている“熱狂の本質””. デイリー新潮 (2025年7月23日). 2025年7月28日閲覧。
- ^ “参政党・さや氏に殺害予告メール 後援会事務所爆破や金銭要求 警察に通報へ 参院選東京”. 産経新聞 (2025年7月8日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ a b c d “【参院選】参政党さや氏に襲撃予告メール それでもスケジュール公開をやめないワケ”. 東京スポーツ (2025年7月9日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ a b c d “〈「参政党に入れたら初回無料」投稿が公選法違反の可能性も〉ホスト、ホス狂、立ちんぼたちが”参政党推し”な理由…色恋営業禁止への政府の怒り?〈参議院選実況中継〉”. 集英社オンライン (2025年7月15日). 2025年7月18日閲覧。
- ^ “【参院選】参政党・さや氏 雨にもヤジにも負けず「イデオロギーで戦っている余裕は日本にないの」”. 東京スポーツ (2025年7月15日). 2025年7月18日閲覧。
- ^ “参政党、比例区で勢い 東京選挙区ではトップ 朝日終盤情勢調査”. 朝日新聞 (2025年7月14日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ “参政党の「さや」候補、東京選挙区でトップ当選か”. アゴラ (2025年7月15日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ a b “参政の新人・さや氏が当選確実に 参院選東京選挙区”. 毎日新聞. 2025年7月21日閲覧。
- ^ a b “躍進の参政党 “メディア排除”で問われる政党のあり方【報道特集】”. TBSテレビ (2025年7月26日). 2025年7月28日閲覧。
- ^ “参政党のさや氏躍進の背景 出口調査が示す高い男性支持 東京選挙区”. 朝日新聞 (2025年7月22日). 2025年7月28日閲覧。
- ^ “参政党、さや氏の本名を公表 「公的責任を果たす上で必要不可欠」”. 朝日新聞 (2025年7月23日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ a b “参政党のあきれるデタラメのゴマカシ連発…本名公表のさや氏も改憲草案ではアウトだった”. 日刊ゲンダイ (2025年7月24日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ “参政さや氏、「塩入清香」で活動 就任後は本名で”. 共同通信 (2025年7月24日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ “参政党さや氏、本名を公表 公表控えていた理由に「家族の健康状態」”. 日刊スポーツ (2025年7月23日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ “「合流とか、ダメかしら?」参政党・さや氏 高市早苗・麻生太郎陣営に密かに送っていた「ラブコール」”. 女性自身 (2025年7月23日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ 『官報』第1519号9頁「国会事項」参議院「議員氏名」 令和7年8月1日
- ^ 塩入 清香(しおいり さやか):参議院
- ^ “日米安保は「みかじめ料」、核武装は「最も安上がり」 参政・さや氏「個人的考え」に驚き広がる”. J-CASTニュース (2025年7月16日). 2025年7月16日閲覧。
- ^ a b “参政党候補のさや氏「核武装は安上がり」 入党前には徴兵制に言及”. 朝日新聞 (2025年7月18日). 2025年7月18日閲覧。
- ^ “参政・さや候補 核武装を主張 「最も安上がり」”. しんぶん赤旗 (2025年7月17日). 2025年7月19日閲覧。
- ^ a b c d e f “東京選挙区で優勢、さや氏の本音は? 「兵役は教育的な役割」働く母の顔に「子どもは接したくない」”. Tokyo Investigative Newsroom Tansa (2025年7月19日). 2025年7月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g “《東京2位当選》さや(43)秘密の夫は“22歳上のスター音楽家”だった|大躍進!参政党の化けの皮”. 週刊文春. 2025年7月25日閲覧。
- ^ a b c “旧宮家の皇籍復帰訴え 女性有識者「皇統を守る会」”. 産経新聞 (2020年2月25日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ a b “トップページ”. 一般社団法人 皇統を守る会. 2025年7月18日閲覧。
- ^ “今週の活動報告〜三姉妹燦DAYの収録、勝兵塾など”. 杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ. サイバーエージェント (2024年11月23日). 2025年7月17日閲覧。
- ^ “三姉妹燦DAYの第二弾がアップされています。”. 選挙ドットコム - 杉田水脈 (2024年12月14日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ “国連女性差別撤廃委員会で感じた「対面で伝える重要性」 左派の長く組織的に行う点は学ばなければ 日本文化の魅力と威力にも助けられた”. zakzak (2024年11月21日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ “顧問・賛同人の皆さん”. 一般社団法人 皇統を守る会. 2025年7月18日閲覧。
- ^ “「10名以上誕生すれば、スパイ防止法案を提出していきたい」 参政・さや氏が当確...NHKでコメント”. J-CASTニュース (2025年7月20日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ “「さやお母さん」爆誕…“神谷ガールズ”が参政党の躍進を支えるも目標「20議席」は未達”. 日刊ゲンダイ (2025年7月21日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ a b “【参院選】参政党が謝罪 さや氏「投稿に不適切な内容」「特別な関係ではなく支援者のお一人」”. 日刊スポーツ (2025年7月13日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ “きらおくん本アカ CANDYS” (2025年7月11日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ “参政党・さや氏、“ホストクラブ無料”の不適切投稿を削除して波紋「特別な関係ではなく支援者のお一人」と釈明”. 女性自身 (2025年7月14日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ “参政党さや候補のホストクラブ投票キャンペーンは、法律的に公選法違反になるのか”. 日刊ゲンダイ (2025年7月20日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ “参政党、党公認候補のX投稿を陳謝 「不適切な内容含まれていた」”. 朝日新聞 (2025年7月12日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ 高橋浩祐 (2025年7月18日). “「核武装は安上がり」参政党・さや候補の発言が波紋 日本の核武装は現実的に可能なのか”. Yahoo! JAPAN. 2025年7月28日閲覧。
- ^ “立民代表、参政さや氏を批判 核武装「絶対に受け入れられず」”. 東京新聞 (2025年7月18日). 2025年7月28日閲覧。
- ^ a b “「被爆者の前でも言えるのか」 参政候補の核保有主張、被団協が批判”. 毎日新聞 (2025年7月23日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ “「核武装が最も安上がり」参政党・さや候補の発言が波紋…広島被団協も「広島がどんな目にあったか」と憤り”. 女性自身 (2025年7月18日). 2025年7月28日閲覧。
- ^ “参政党「さや」塩入清香氏、核武装論は「党の方針に従う」 初登院”. 毎日新聞デジタル. (2025年8月1日) 2025年8月1日閲覧。
- ^ “【参院選25FactCheck】参政党候補者”中国製太陽光パネルで情報が抜き取られる”は本当?”. InFact (2025年7月8日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ “「中国人留学生を優遇」はミスリード 日本人含む研究者対象の奨学金なのに 一握りの事例取り上げ誇張とは”. 東京新聞 (2025年7月17日). 2025年7月18日閲覧。
- ^ a b “参政党新人が「ドケチな緊縮財政で日本ボロボロ」…それホント? 借金を天文学的巨額に育てた「この30年」”. 東京新聞 (2025年7月16日). 2025年7月18日閲覧。
- ^ a b ““トンデモ発言”連発の参政党が参院選終盤でメディア批判を展開する理由…さや候補も「マスコミはウソつき」”. 日刊ゲンダイ (2025年7月19日). 2025年7月19日閲覧。
- ^ “春ねむり、参政党さや氏への怒りをつづった楽曲「IGMF」公開”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2025年7月22日). 2025年7月22日閲覧。
- ^ “春ねむり話題曲「IGMF」をMars89がさっそくリミックス”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2025年7月24日). 2025年7月24日閲覧。
- ^ “春ねむり、参政党・さや氏の「みなさんのお母さんにしてください!」をサンプリングした“怒り”の楽曲を公開”. ORICON NEWS (2025年7月22日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ 春ねむり HARU NEMURI (She/Her)の2025年7月22日午前1:51のポスト、2025年7月22日閲覧。
- ^ “春ねむりが参政党さや氏への怒り表明したディス曲「IGMF」、一度削除されるも無事復元”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2025年7月24日). 2025年7月24日閲覧。
- ^ “参政党、さや氏の本名を公表 「公的責任を果たす上で必要不可欠」:朝日新聞”. 朝日新聞 (2025年7月23日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ “参政党・さや氏が「不倫略奪婚」否定 本名は「塩入清香」公開で週刊文春の報道波紋|ニフティニュース”. ニフティニュース. 2025年7月27日閲覧。
- ^ “参政党 -sanseito- | 新日本憲法(構想案)”. sanseito.jp. 2025年7月27日閲覧。
- ^ a b c d “参政党、ロシア選挙介入疑惑で混乱 候補がロシア政府系メディア出演”. 日本経済新聞 (2025年7月16日). 2025年7月18日閲覧。
- ^ “【参院選立候補の歌手・さや氏「政治に無関係ではいられない」】”. スプートニク (通信社) (2025年7月14日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ a b c d e “参政・神谷代表、「ロシアの影響」説否定 さや氏の「スプートニク」露出は「末端職員が勝手に」「厳しい処分下した」”. J-CAST ニュース (2025年7月15日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ “参政党候補の動画で波紋 ロシアのスプートニク、どんなメディア?”. 毎日新聞 (2025年7月16日). 2025年7月17日閲覧。
- ^ “日本にロシア情報工作の影 政府系メディアのX拡散3倍超、偽情報も”. 日本経済新聞 (2025年7月2日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ “参政党候補者がロシア国営メディアに出演:情報操作への懸念も”. アゴラ (2025年7月15日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ 藤田直哉 (2025年7月14日). “参政党はナチス・ドイツと似ているのか?”. INODS 新領域安全保障研究所. 2025年7月15日閲覧。
- ^
長迫智子、小谷賢、大澤淳「第2章 認知領域の戦いにおける陰謀論の脅威(長迫智子)」『SNS時代の戦略兵器 陰謀論:民主主義をむしばむ認知戦の脅威』ウェッジ、2025年1月24日。ISBN 978-4863102910。
{{cite book ja}}
: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)[要ページ番号] - ^ Benkler, Yochai; Faris, Rob; Roberts, Hal (October 2018). “Epistemic Crisis”. Network Propaganda: Manipulation, Disinformation and Radicalization in American Politics. Oxford University Press. pp. 358. doi:10.1093/oso/9780190923624.001.0001. ISBN 978-0-19-092362-4. OCLC 1045162158
- ^ Karlsen, Geir Hågen (5 August 2016). “Tools of Russian Influence: Information and Propaganda”. In Matláry, Janne Haaland; Heier, Tormod (英語). Ukraine and Beyond. Palgrave Macmillan. p. 199. doi:10.1007/978-3-319-32530-9_9. ISBN 978-3-319-32530-9. オリジナルの7 April 2023時点におけるアーカイブ。 2022年2月28日閲覧。
- ^ a b “「フェイクニュース」発信のXアカウント相次ぎ凍結 どのルールに違反?識者「理由の公表を検討するべき」”. 東京新聞 (2025年7月17日). 2025年7月18日閲覧。
- ^ “参政党を支えたのはロシア製ボットによる反政府プロパガンダ”. 山本一郎(やまもといちろう) - note (2025年7月15日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ a b 鳥海不二夫 (2025年7月16日). “Japan News Naviの関連アカウントはロシア政府系メディアと近いのか?”. Yahoo! JAPAN. 2025年7月18日閲覧。
- ^ ポリタスTV (2025-07-15), 参政党も狙われている!? 恐るべきロシアの選挙介入|参院東京選挙区の参政党さや候補がロシア政府系メディア・スプートニクのインタビューに出演。恐るべきロシアの世論工作・選挙介入の実態とは(7/15) 2025年7月16日閲覧。
- ^ “参議院選挙に外国の介入も 広がるSNSの活用 平デジタル大臣「検証が必要」”. TBSテレビ (2025年7月15日). 2025年7月18日閲覧。
- ^ “「日本人ファースト」参政党、ロシアとの関係を否定”. AFPBB News フランス通信社 (2025年7月17日). 2025年7月18日閲覧。
- ^ “参政党・神谷代表の「親露発言」がロシアの工作を招いた? 専門家は「欧米ではスプートニク=スパイは常識」「ロシアにとって他国で反リベラル政党が台頭することは国益」”. デイリー新潮 (2025年7月17日). 2025年7月18日閲覧。
- ^ “参政党が4600万円を支払った「疑惑の会社」を直撃! 代表の夫が語った「ロシアのペーパー会社だったら…」”. 週刊文春電子版 (2025年7月17日). 2025年7月18日閲覧。
- ^ “参政党候補がロシアメディアに出演 神谷代表「勝手に党職員が許可」”. 朝日新聞 (2025年7月16日). 2025年7月18日閲覧。
- ^ “ロシア国営通信に参政の公認候補出演 神谷氏「党職員が勝手に許可」辞職勧告”. 朝日新聞 (2025年7月17日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ “ロシアメディア中傷と駐日大使が批判 参政候補への「スプートニク」インタビュー巡る騒動”. 産経新聞 (2025年7月17日). 2025年7月19日閲覧。
- ^ a b “【ファクトチェック】神谷代表「参政党は親露派ではない」は本当か 自民幹部の批判投稿も現時点で根拠不明”. 琉球新報 (2025年7月17日). 2025年7月19日閲覧。
- ^ “Foreign narratives proliferate among Japanese X communities”. Digital Forensic Research Lab (2024年12月8日). 2025年7月18日閲覧。
- ^ “ロシア製botによる世論操作に関与? 「Japan News Navi」など複数のXアカウントが相次ぎ“凍結””. ITmedia (2025年7月16日). 2025年7月16日閲覧。
- ^ “自民・平井氏、SNSアカウント凍結巡り「消し込みにはいってる」 発言の真意不明、識者「情報制限なら問題」 参院選”. 琉球新報 (2025年7月19日). 2025年7月19日閲覧。
- ^ a b “「爆弾発言では」自民広報本部長の議員がSNSを「我々相当消し込みに行ってる」と発言←参政・神谷代表が介入疑念「自民批判消してないか?」参政支援者SNSがBANとも”. デイリー (2025年7月18日). 2025年7月19日閲覧。
- ^ a b c d “ロシアがSNSで選挙介入? 広がる懸念、専門家や政府の見解は”. 朝日新聞 (2025年7月19日). 2025年7月19日閲覧。
- ^ “【識者談話】「批判」消される懸念も 自民・平井氏「消し込み」発言 山田健太氏(専修大教授) ”. 琉球新報 (2025年7月19日). 2025年7月19日閲覧。
- ^ 山田敏弘 (2025年7月18日). “【解説】参政党躍進に“ロシア系bot”疑惑、証拠なく“自民党の情報操作”との見方も”. All About ニュース. 2025年7月19日閲覧。
- ^ 深月ユリア (2025年7月18日). “「高齢女性は子どもが産めない」参政党代表の発言を女性候補はどう思う? 街頭演説中のさや氏を直撃”. Smart FLASH. 光文社. 2025年7月19日閲覧。
- ^ “議席目標6→20の勢いだが…「日本人ファーストは選挙期間中だけ」参政党神谷代表の変節ぶりと支持者の本心”. PRESIDENT Online (2025年7月19日). 2025年7月19日閲覧。
- ^ “「本名公表」参政党さや氏の立候補めぐり場外戦!?関係者と評論家が激論「妄想もいい加減に」”. 日刊スポーツ (2025年7月24日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ “参政党・さや氏を巡る承認欲求が招いた政治インフルエンサーたちの悲喜劇”. アゴラ (2025年7月26日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ “《“保守サーの姫”は既婚者だった》参政党・さや氏、好きな男性のタイプは「便利な人」…結婚相手は自身をプロデュースした大物音楽家”. NEWSポストセブン (2025年7月24日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ “「結婚前から領収書に同じマンション名が…」「今でいう匂わせ」参政党・さや氏と年上音楽家夫の“蜜月”と “熱烈プロデュース”《地元ライブハウス関係者が証言》”. NEWSポストセブン (2025年7月24日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ “《実は既婚者》参政党・さや氏、“スカートのサンタ服”で22歳年上の音楽家と開催したコンサートに男性ファン「あれは公開イチャイチャだったのか…」【本名・塩入清香と発表】”. NEWSポストセブン (2025年7月23日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ “参政党さや氏「略奪婚」報道を完全否定 夫の名は否定せず「塩入さんが離婚された4年後に結婚」”. 日刊スポーツ (2025年7月24日). 2025年7月27日閲覧。
- ^ “さや氏「略奪婚は人の道に反する」と否定もネットでは“今井絵理子枠”確定の皮肉…胸元露わな妖艶スタイルも”. 日刊ゲンダイ (2025年7月26日). 2025年7月28日閲覧。
- ^ 三姉妹燦DAY 三姉妹サンデー - YouTubeプレイリスト(作成者:皇統を守る会チャンネル
- ^ 続三姉妹燦DAY - YouTubeプレイリスト(作成者:皇統を守る会チャンネル)
記事主題の関係者による情報源
- ^ “清の会(さやの会)(プロフィールより)”. 2025年7月21日閲覧。
- ^ a b c “プロフィール”. sayaオフィシャルサイト. 2025年7月15日閲覧。
- ^ a b “私「さや」に対する一部報道・批判についての見解”. 参政党 (2025年5月31日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ “さや(saya)参政党 参院選東京選挙区候補” (2025年2月12日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ “さや(saya)参政党 参院選東京選挙区候補” (2025年7月11日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ “さや(saya)参政党 参院選東京選挙区候補” (2025年7月11日). 2025年7月15日閲覧。
- ^ “さや(saya)参政党 参院選東京選挙区候補” (2025年7月13日). 2025年7月18日閲覧。
- ^ “TV・Radio出演 2012年”. sayaオフィシャルサイト. 2025年7月15日閲覧。
外部リンク
- 清の会(さやの会)
- saya official site
- さや - 選挙ドットコム
- 塩入清香のページへのリンク