恐怖の斎藤三人衆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 02:22 UTC 版)
「小川とゆかいな斎藤たち」の記事における「恐怖の斎藤三人衆」の解説
「こわい人」部門で同率1位の斎藤姓を持つ3人。3人とも抜け駆けは禁止という暗黙の了解があり、小川が他の男子に言い寄られたりすると斉藤達は烈火の如く怒り、引き離そうとする。初期プロットでは「恐怖の斎藤三人衆」が「サタン斎藤3人衆」であった。 斎藤 大喜(さいとう だいき) 中学3年生。身長164cm 体重54kg。5月5日生まれ。B型。あだ名は「おおよろこび」(名前の読み間違いから)。金髪・ピアスでナルシストのヤンキー。金髪にしている理由は、彼が10歳の時に見ていたヒーローアニメ「平和戦士キンパツマン」の影響。髪は毎朝セットに1時間費やし、セットしていないとやや幼く見える。 短気だが根は優しく律儀。短気な性格が災いしてか幼少期から他人に信じてもらえず小川、保茂、仲良と出会うまで「自分の人生はこんなもの」と、あきらめていたが現在はそう思っていない。トラブルメーカーだが素直に反省するところがあり、持ち前の明るさで場を盛り上げるムードメーカーでもある。 受験生だがその自覚はない。将来の夢は歌手になることなのだが歌唱力は無い。小川に好意を寄せている。 初期設定は外見にいくらか違いがあり、ピアスが両耳に3つずつ(現在は1つ)、身長は165cm。また、今よりも無難な髪型をしており、作者の茶匡曰く「このまま描いていれば楽だったのに…」。初期プロットの名前は「総太(そうた)」。 斎藤 仲良(さいとう なかよし) 中学2年生。身長175cm 体重62kg。9月2日生まれ。O型。小川と同じクラス。あだ名はなく、そのまま「なかよし」と呼ばれる。常にジャージ姿で、大柄で怪力。前髪がかなり長い。 感情を表に出さないが、笑うと怖がられる(大喜曰く「妖怪」みたい)。怪力で缶を簡単に潰し、壁に大穴を開けるほどのもの。常にローテンションで「……」のつく話し方。 運動会が好き過ぎて暴走してしまうため、参加は自粛している(その姿を想像した小川、大喜、保茂は地獄絵図を想像した)。小川が成田の企みで急遽リレーの代走者となってしまい、成田たちに妨害され苦戦していた小川に代わり、成田たちに対する怒りからリレーに出て一人でトラック5周も走り、見事小川や斎藤達のいる白組を優勝へ導いた。 夢は父の後を継いで大工。小川と同じクラスでそれを利用して小川と二人きりになろうとする。 父が大工の腕を試したいという事で中国への引っ越し話が持ち上がるが、小川と斉藤達への思いを父にぶつけ父も納得、仲良の引っ越しは回避される。その直後に母や妹も仲良が行かないからと中国行きを拒否し、父1人だけ中国に行くことになる。 初期設定は微妙に表情があり、なぜか冷や汗を流していた。身長170cm。「ダサくてコワい男」というイメージでつくられていた。初期プロットの名前は「寛次郎(かんじろう)」。 斎藤 保茂(さいとう やすしげ) 中学1年生。身長158cm 体重50kg。11月17日生まれ。AB型。あだ名は「ほも」(名前の読み間違いから)、「メガネ」。天才肌で常に白衣を着用し、怪しげな薬品を他人に使いたがるマッドサイエンティスト。 13歳らしからぬ地に足のついた言動と理性的な性格の為、学校では浮いた存在。先輩にも敬語を使わず、大喜とケンカしつつも、お互いに助けあう。 将来は医学関係の道に進むらしく、アメリカのクリオネ博士から声がかかっている。ジュースや飲み物を三角フラスコで飲んだりすることも。卵焼きが好物で犬が苦手。ネコ科は平気だったがサーカスのライオンに噛まれたことによりネコ科もダメになってしまった。誰に対しても厳しいが、小川には多少甘い。 初期設定は現在よりもさらに13歳らしくない。口癖は「人の目を見て話したらどうなんだ」で、科学部(発明部)ただ一人の部員。初期プロットの名前は「壱(いち)」。
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