小佐野家住宅(山梨県富士吉田市上吉田)
名称: | 小佐野家住宅(山梨県富士吉田市上吉田) |
ふりがな: | おさのけじゅうたく |
名称(棟): | 主屋 |
名称(ふりがな): | おもや |
番号: | 1994 |
種別1: | 近世以前/民家 |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
指定年月日: | 1976.05.20(昭和51.05.20) |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
代表都道府県: | 山梨県 |
都道府県: | 山梨県富士吉田市上吉田632 |
所有者名: | |
指定基準: | |
管理団体名: | |
管理団体住所: | |
管理団体指定年月日: | |
構造形式: | 居室及び座敷部 桁行15.5m、梁間12.7m、一部二階、切妻造、妻入、 東面庇、北面下屋付、西面玄関附属、鉄板葺 台所部 桁行10.9m、梁間4.6m、切妻造、鉄板葺、 西面居室及び座敷部に接続 神殿部 桁行7.3m、梁間6.4m、切妻造、鉄板葺、 西面居室及び座敷部に接続 |
時代区分: | 江戸末期 |
年代: | 文久元(1861) |
解説文: | 富士講の御師(講中に宿を提供し、先達を勤める。祈祷などを行う神職でもある)の住宅。神殿部をもつ建物の形態や、参道から奥に入った屋敷の地割などに、その性格をよく表している。良貭で保存もよい。数少い社家の一遺例として重要。 宅地を含めて指定。 |
小佐野家住宅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/08 17:27 UTC 版)
小佐野家住宅 | |
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所在地 | 山梨県富士吉田市上吉田三丁目632番地 |
位置 | 北緯35度28分34秒 東経138度47分38秒 / 北緯35.47611度 東経138.79389度 |
類型 | 御師住宅 |
形式・構造 | 切妻造、妻入 |
延床面積 | 291㎡ |
建築年 | 西暦1861年 江戸時代末期 |
文化財 | 国の重要文化財 |
小佐野家住宅(おさのけじゅうたく)は、山梨県富士吉田市上吉田、北口本宮冨士浅間神社の門前に建つ、江戸時代末期の住宅である。富士講の御師の住宅であり、重要文化財に指定されている[1]。世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産に含まれる。
概要
江戸時代に86軒連なった富士山北口(富士吉田市)御師住宅[2]の一軒として、小佐野家が本住宅にて永らく御師を営んでいた。 御師住宅(小佐野家住宅)は単なる住宅ではなく、宿坊、御神前を備えている。 宿坊にて参拝者に宿を提供し、登山の世話を行い、御神前にて祈祷を行い、参詣者と神仏の仲立ちを行っていた[3]。 小佐野家住宅は、個人宅のため、非公開。 富士吉田市歴史民俗博物館の敷地内に、復元された小佐野家復元住宅がある[4]。
歴史
江戸時代末期、文久元年(1861年)に御師小佐野家により建てられた[2]。 主屋は保存状態が良く歴史的価値が高いため、1976年5月、国指定の「重要文化財」に登録された。 また2013年6月に「富士山」は世界文化遺産に登録され、御師・家住宅小佐野は、「世界文化遺産構成要素」に認定された。
関連項目
脚注
- ^ “小佐野家住宅(山梨県富士吉田市上吉田) 主屋 文化遺産オンライン”. bunka.nii.ac.jp. 2020年6月22日閲覧。
- ^ a b “富士講と御師 北口本宮冨士浅間神社”. 2021年11月30日閲覧。
- ^ “国指定文化財 富士吉田市教育委員会”. 2021年11月30日閲覧。
- ^ “附属施設のご案内”. ふじさんミュージアム. 2021年11月30日閲覧。
外部リンク
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