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小坂家住宅(岐阜県美濃市)

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小坂家住宅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/09 00:54 UTC 版)

小坂家住宅
情報
構造形式 木造、切妻造、桟瓦葺
階数 2階建
竣工 1772年頃
所在地 岐阜県美濃市相生町2267
座標 北緯35度32分44.2秒 東経136度54分48.8秒 / 北緯35.545611度 東経136.913556度 / 35.545611; 136.913556 (小坂家住宅)座標: 北緯35度32分44.2秒 東経136度54分48.8秒 / 北緯35.545611度 東経136.913556度 / 35.545611; 136.913556 (小坂家住宅)
文化財 重要文化財
指定・登録等日 1971年2月3日
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小坂家住宅(こさかけじゅうたく)は、岐阜県美濃市美濃市美濃町伝統的建造物群保存地区にある古民家。重要文化財に指定されている。江戸時代から続く造り酒屋で、かつては杉本屋と称していた。現在でも株式会社小坂酒造場として、銘酒「百春」と「さんやほう」を醸造・販売している。

歴史

建物から見つかった祈祷札の年代から、明和9年(1772年)には建てられたとみられる。1868年(明治元年)と1887年(明治20年)に改築された。1971年(昭和46年)2月3日には重要文化財に指定された。1982年(昭和57年)から1983年(昭和58年)にかけて解体修理を行い、江戸時代当時に近い状態に復元された。

建築

桁行6間(11.4m)、梁間8間半(16m)の2階建てで正面には半間の庇がある。屋根は桟葺き、切妻造りのむくり屋根でかつては3本のうだつを備えていた。2階は軒が低く黒漆壁と塗り込め格子が用いられている。1階は通りに面した入口から反対側へ土間があり、入口左側に手前から板の間の表みせ、中みせがあり、座敷の下みせ、中の間、お勝手と続く。入口からみて表みせの右側が店座敷で、そこから奥に向かって納戸と仏間が連なる。また土間の中程右側にたる部屋がある。二階はかつて奉公人の部屋として用いられていた。

参考画像

参考文献

  • 美濃市『美濃市史 通史編 下巻』美濃市、1980年、p.743

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