対北朝鮮外交とは? わかりやすく解説

対北朝鮮外交

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 05:52 UTC 版)

山崎拓」の記事における「対北朝鮮外交」の解説

山崎は、朝鮮半島非核化拉致問題解決による日朝国交正常化を、自身最重要政治課題一つとしている。北朝鮮に対して圧力一辺倒外交姿勢でなく、制裁よりも対話重視し北朝鮮政府関係者とも頻繁に会談行ってきた。 2004年4月1日平沢勝栄と共に中国極秘訪れ拉致問題について北朝鮮高官直接交渉試みた山崎らの訪中対北朝鮮交渉政府ルート一本化するとの外交方針反す可能性があるとして問題視された。救う会山崎らの行動を「拉致問題政治利用している」と非難した2006年6月14日自民党総裁選挙北朝鮮制裁派の安倍晋三最有力候補になると、その対抗馬として「『ポスト小泉』の重要課題は『日朝国交正常化だ』と福田康夫出馬託し、自らの出馬を見送ることを宣言したが、このときの総裁選挙に福田立候補しなかった。11月になり、北朝鮮の核問題について麻生太郎外務大臣が「隣の国が持つとなった時に検討も駄目、話もできない意見交換も駄目というのは一つ考え方だが、いろいろ議論しておくことは大事だ」と発言したことに対して、「北朝鮮核開発けしからんと言っているときに、場合によってはわが国もやるぞ、という議論成り立たない」と非難した2007年9月18日の「内外情勢調査会」における講演で、北朝鮮の核実験を「核保有はっきりしたという意味でやらせてよかった」と発言し物議かもした後日山崎は「北朝鮮の核実験肯定するものではなく北朝鮮核兵器放棄するよう全力取り組む」と釈明している)。 2008年6月12日山崎会長務め日朝国交正常化推進議員連盟北朝鮮へ制裁解除対話路線への転換主張していることについて、安倍晋三が「国会議員が、交渉行っている政府よりも甘いことを言ってしまったのでは、政府外交交渉能力大きく損なう。百害あって一利なしだ」と批判をすると、山崎は「圧力一辺倒幼稚な考えで、何ら前進がなかった」と反論した同月17日に、山崎安倍発言撤回謝罪要求したが、同月20日に、安倍は「対話路線拉致問題進展しなかったことを学習してもらいたい」と発言撤回謝罪拒否した同月21日山崎は「国民感情として“拉致問題が完全解決しない後のことどうでもいい”というような感覚がありすぎる」と発言し拉致問題だけを取り上げて北朝鮮批判一色日本国世論苦言呈し、「北朝鮮の核問題重要な展開がある。足の引っ張り合いやっている時ではない」と主張した。さらに同年6月28日、「安倍前首相の対北朝鮮外交は犬の遠吠え小泉元首相のように直接乗り込んで交渉しないダメだ」とテレビ西日本報道番組発言し2002年拉致被害者一部奪還以降北朝鮮訪問していない安倍批判した同年7月24日には、拉致問題進展なければ北朝鮮へ経済・エネルギー支援参加しないとの日本政府の方針に対して中国韓国などとの関係で日本窮地陥る6カ国協議での朝鮮半島非核化実現ほど重要なものはない』と発言した2009年3月18日北朝鮮日本向けた核ミサイル発射実験を行うことを表明すると、麻生太郎ミサイル迎撃することを宣言した。これに対して山崎は「阻止するためには対話しかない北朝鮮金英逸首相北京行ったこの機会現時点では一番い機会だ。制裁強化して構わないが、今まで効果がほとんどなかった。国際社会足並みそろえてやっていくべきだ」と、中国連携した対話路線を行うことを求めた

※この「対北朝鮮外交」の解説は、「山崎拓」の解説の一部です。
「対北朝鮮外交」を含む「山崎拓」の記事については、「山崎拓」の概要を参照ください。

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