学校・授業・行事の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 17:40 UTC 版)
「神奈川県立港北高等学校」の記事における「学校・授業・行事の特徴」の解説
修学旅行の行先は沖縄が多い。以前には生徒の希望に応じ、クラスによって行先が異なる時期もあった。 体育の授業は基本的に男女別だが、伝統的に3年最後の科目のみ男女での社交ダンスとなっている。 2007年度 - 2009年度の学力向上推進及び特色ある県立高校づくり推進事業および2010年 - 2012年度の県立高校教育力向上推進事業において「家庭・生活教育」の研究、推進校に指定校された。地域子育て支援拠点「どろっぷ」での子供達との交流等の地域活動により、第57回全国高等学校家庭クラブ研究発表大会(青森県)での研究発表では全国第4位に相当する「全国家庭科教育協会賞」を受賞した。 2013年度 - 2015年度は県立高校教育力向上推進事業Ver.Ⅱとして「確かな学力向上推進」の研究推進校に指定、2016年度からは「授業力向上推進重点校」に指定されている。 総合的な学習の時間 『 私の未来地図 』 では社会人講師によるキャリア講習会、上級学校講座、進路講演会や大学訪問等が行われる。また、大学からのスクールライフサポートの学生受け入れや留学生との交流会、NGOや地域団体との交流や授業が実施され、異文化の理解や社会の多様な取組みに触れる。生徒は様々な角度から意見をまとめ発表を行なっている。 アクティブ・ラーニングの従来型入試による大学受験への適性については、授業だけでは必要範囲をカバーするための時間が不足するため、反転授業(授業外の映像講義などで予習した後、授業内で確認と定着を行う)などとのセットが不可欠との指摘がある。一方で外部模試に向けた事前指導において、アクティブラーニングによる過去問練習が有効であったとの報告がある。 中教審による「高大接続改革実行プラン」(2014年12月答申)は、高校教育 - 大学入試 - 大学教育において従来型の知識だけではない思考力や主体的態度を加えた「学力の三要素」を育むための提言となっており、知識型の大学入試センター試験の廃止と思考力等を中心とする「大学入学希望者学力評価テスト」への2020年での移行を示し、各大学の個別入試にも多面的で公正な選抜評価の確立を求めている。答申はこの改革のために、高校教育、大学教育共に「アクティブ・ラーニングへの飛躍的充実を図る」としている。 学習支援クラウドサービス「Classi」の運用では、1年生全員にアカウントが付与され、「生徒カルテ」「学習記録」「コンテンツボックス」等の機能により、学習の管理と記録および教師・生徒・保護者間での情報とコンテンツの共有が行われる。提供される教材動画等のコンテンツは1万点超が用意されており、指導効率の向上と生徒個々の効果的な学習が可能になるとしている。 生徒の男女構成比率は例年、女子の割合が男子を上回っているものの、51期生(2019年度入学)では男女の人数が同数となっている。 クラス替えは1年から2年の1回のみ行われ、2年から3年のクラスは固定されている。
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