地球連邦と同盟国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/05 05:26 UTC 版)
「サイバーナイトII 地球帝国の野望」の記事における「地球連邦と同盟国」の解説
地球 太陽系第3惑星。本作品の舞台となる24世紀では、植民惑星のほとんどが国家として独立しているため、すでに人類社会の主流から外れた斜陽の惑星国家。 ストーリー後半ではBRANIACの暴走により、グレートケープを中心としてヨーロッパ及びアフリカの地中海沿岸、インド、中近東、南北アメリカのメキシコ湾および大西洋沿岸、東南アジアに及ぶ広大な地域が壊滅的な被害を受けてしまう。 レゾンヴィル 小説版で判明した地球連邦の行政首都の名で、アフリカ大陸の、かつては砂漠であった「サハラ大緑地帯」に所在すると思われる。ゲーム版では単に「サハラシティ」と表記されるのみだった。又、小説版ではミフネのメタリフォームの実験場が同都市から約500km離れた場所に位置するとされている エルメレエ基地 主人公一行が監禁されていた、西アフリカに位置する地球連邦軍の空軍基地。 グレートケープ 西アフリカのモロッコに当たる地域に位置し、BRANIACが安置されている「地球防衛司令部」。フォレストはここに閉じ籠もり、地球軍の総指揮に当たる。 ハイランド くじら座タウ第2惑星。現在でも地球連邦の下に留まる、風光明媚なリゾート惑星。ゲーム版では、この星にデネット教授が軟禁されている。 タカマガハラ くじゃく座デルタ第3惑星。ハイランドと同じく現在でも地球連邦の下に留まり、首都はアスカノミヤ。日本からの移民が多く、24世紀における地球の日本よりも日本らしい文化が残る星。現在でも地球連邦に所属する数少ない星のひとつで、それゆえメタリフォームの反乱では早い段階で壊滅的被害を受けてしまう。 バロネット レチクル座ベータ1第1惑星。極端な有色人種差別政策を取っている。他星侵略を肯定したフォレスト将軍に共鳴し、率先して地球派に回る。都市部は、白人が住む中央と有色人種が住む外縁部を高い壁で仕切っており、中央に入るにはスキャナーによる肌の色素チェックを経ねばならない。 開拓初期にこの星へ集まったのは、ヒル夫妻誘拐事件をはじめとしたUFO関連の風説を信じ、レチクル座ベータに異星人がいると信じた人々だった。実際には異星人などいなかったのだが、結果としてバロネットは、地球では受け入れられなかった奇人・奇説の坩堝と化した。その中に「有色人種は人間ではない」と主張する白人至上主義の新興宗教があり、この組織は22世紀のバロネット独立後に地球からの経済難民が押し寄せた際、旧住民たちの不安に乗じてバロネットの主流となった。以後、バロネットは経済的に弱い有色人種の移住者を弾圧し、それに対する周辺諸国からの経済制裁による不況も有色人種に責任をかぶせ、狂信的かつ閉鎖的な社会を形成したのである。 ヴィー ラランド21185第2惑星。液体メタンの海に覆われた極低温惑星。地球連邦の強制収容所がある。ゲーム版では、ここに幽閉された要人を救出するためブレイドたちが収容所を強襲するイベントがある。また小説版では直接の描写はないが、ブレイドたちと別行動になっていたランス・マカリスター記者がここに収容されていた。
※この「地球連邦と同盟国」の解説は、「サイバーナイトII 地球帝国の野望」の解説の一部です。
「地球連邦と同盟国」を含む「サイバーナイトII 地球帝国の野望」の記事については、「サイバーナイトII 地球帝国の野望」の概要を参照ください。
- 地球連邦と同盟国のページへのリンク