古賀春江とは? わかりやすく解説

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こが‐はるえ【古賀春江】

読み方:こがはるえ

[1895〜1933]洋画家福岡生まれ本名亀雄(よしお)で、後に僧籍入り良昌改名キュビスムから出発クレーふうの詩的幻想画経て晩年シュールレアリスム傾向強めた


古賀春江

作者川端康成

収載図書川端康成片腕文豪怪談傑作選
出版社筑摩書房
刊行年月2006.7
シリーズ名ちくま文庫


古賀春江

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 05:11 UTC 版)

古賀 春江(こが はるえ、1895年6月18日 - 1933年9月10日[1])は大正から昭和初期に活躍した日本の男性洋画家である。日本の初期のシュルレアリスムの代表的な画家として知られる。本名は亀雄(よしお)。後に僧籍に入り「古賀良昌(りょうしょう)」と改名した。「春江」は通称である。


  1. ^ 同タイトル、同じ構図の水彩画と油彩画が存在する。
  2. ^ 1927年制作の同名油彩(三重県立美術館蔵)が別に存在する。
  3. ^ 「煙火」が川端康成の所有になった経緯は、川端のエッセイ「續月下の門」に書かれている。 川端が動坂の古賀の家に遊びに行ったときに、絵をあげるよというので、「蝸牛のいる風景」「動物」「黄色いレンズ」 などの中から気に入った一枚として「煙火」(「續月下の門」の中では「花火」と書かれている)をもらっていった [24]
  4. ^ 講談社版日本近代絵画全集9、p.71では1930年(昭和5年)頃から、と書かれている。
  5. ^ 講談社版日本近代絵画全集9「萬鉄五郎・小出楢重・古賀春江」(講談社、1963年)の年譜では、1930年(昭和5年)に二科の会友に推された、と書かれている。
  6. ^ 講談社版日本近代絵画全集9「萬鉄五郎・小出楢重・古賀春江」では「超現実派私観」と書かれている。
  7. ^ ほぼ同じ内容を繰り返しているだけだが、最晩年の古賀についていくつもの文章(「末期の眼」「作家との旅」「續月下の門」「死の前後」などのエッセイ、角川版日本近代絵画全集などに寄稿した小文)を書いている。
  8. ^ 「詩の家」昭和28年11月号特集「古賀春江」に寄せた小文
  9. ^ 講談社版日本近代絵画全集9「萬鉄五郎・小出楢重・古賀春江」講談社、1963年、p.71では慶大病院と書かれている。
  10. ^ 模写したデッサンは石橋財団が所蔵している。
  1. ^ 『朝日年鑑 昭和10年』朝日新聞社、1934年9月、p.652
  2. ^ a b c d e f g h i j k 「古賀春江 創作の原点 作品と資料でさぐる」石橋財団ブリヂストン美術館・石橋美術館、2001年、p.58.
  3. ^ 講談社版日本近代絵画全集9「萬鉄五郎・小出楢重・古賀春江」講談社、1963年、pp.63. 71.
  4. ^ 中野嘉一著「古賀春江 芸術と病理」パトグラフィ双書11、金剛出版、1977、pp.43, 45.
  5. ^ 中野「古賀春江」pp.104-105.
  6. ^ 中野「古賀春江」p.46.
  7. ^ 「古賀春江 創作の原点」p.61, 注1
  8. ^ a b c d e f g h i 講談社版日本近代絵画全集9, p.63.
  9. ^ 中野「古賀春江」p.55.
  10. ^ 中野「古賀春江」p.56.
  11. ^ a b c 中野「古賀春江」p.57.
  12. ^ a b c d e f 中野「古賀春江」p.60.
  13. ^ a b 中野「古賀春江」p.58.
  14. ^ a b c d e f g h i j k l 講談社版日本近代絵画全集9、p.71.
  15. ^ a b 中野「古賀春江」p.61.
  16. ^ 講談社版日本近代絵画全集9, pp.64, 71.
  17. ^ a b 中野「古賀春江」p.62.
  18. ^ 中野「古賀春江」p.62.
  19. ^ a b c d e f g 「古賀春江 創作の原点」p.59.
  20. ^ a b 中野「古賀春江」p.64.
  21. ^ a b c 講談社版日本近代絵画全集9、p.64.
  22. ^ a b c 中野「古賀春江」p.77.
  23. ^ a b c d e f g 「古賀春江 創作の原点」、p.60.
  24. ^ 川端康成全集第27巻、新潮社、1982、p.499.
  25. ^ 中野「古賀春江」pp.84-85.
  26. ^ a b c 中野「古賀春江」p.85.
  27. ^ 中野嘉一「古賀春江」p.114.
  28. ^ a b c 中野「古賀春江」p.86.
  29. ^ 中野「古賀春江」p.88.
  30. ^ 中野「古賀春江」pp.87-88.
  31. ^ 中野嘉一「古賀春江」pp.238-240.
  32. ^ a b 中野嘉一「古賀春江」p.240.
  33. ^ 中野「古賀春江」p.90.
  34. ^ a b 中野嘉一「古賀春江」pp.90-91
  35. ^ 中野嘉一「古賀春江」p.94.
  36. ^ a b 中野「古賀春江」p.96.
  37. ^ 中野「古賀春江」pp.94-96,
  38. ^ 中野「古賀春江」p.95.
  39. ^ 中野「古賀春江」p.98.
  40. ^ 講談社版日本近代絵画全集9「萬鉄五郎・小出楢重・古賀春江」p.59.
  41. ^ 川端康成「末期の眼」川端康成全集第27巻(新潮社、1982年)所収
  42. ^ 中野嘉一「古賀春江」p.104.
  43. ^ a b 中野「古賀春江」p.17.
  44. ^ a b c d 中野「古賀春江」p.92.
  45. ^ 「古賀春江 創作の原点」p.61.
  46. ^ 「詩の家」昭和28年11月号特集「古賀春江」」
  47. ^ 中野「古賀春江」p.103.
  48. ^ 中野「古賀春江」p.35.
  49. ^ a b 「古賀春江 創作の原点」石橋財団ブリヂストン美術館・石橋美術館、p.23.
  50. ^ a b c 「古賀春江 創作の原点」石橋財団ブリヂストン美術館・石橋美術館、p.24.
  51. ^ 速水豊著「シュルレアリスム絵画と日本 イメージの受容と創造」日本放送出版協会、2009年、ISBN 978-4-14-091135-8、p.55.
  52. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.56.
  53. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.58.
  54. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.59, 300.
  55. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.61.
  56. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」Ⅴ福沢一郎―シュルレアリスムの衝撃と葛藤、pp.141-211.
  57. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.63-64.
  58. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.64-65.
  59. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.66.
  60. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.74
  61. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.80-81.
  62. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.82.
  63. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.82-83.
  64. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.92-94.
  65. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.91-92.
  66. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.94.
  67. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.101-102.
  68. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.102-104.
  69. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.103-104.
  70. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.116-117.
  71. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.117.
  72. ^ a b 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.118.
  73. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.119.
  74. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.121-122.
  75. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.123-125.
  76. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.124-125.
  77. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.122-123.
  78. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.126.
  79. ^ 「古賀春江 創作の原点」p.46.
  80. ^ a b 「古賀春江 創作の原点」p.48.
  81. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.107.
  82. ^ a b 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.107-108.
  83. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.109.
  84. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.108-111.
  85. ^ a b 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.90.
  86. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.132.
  87. ^ a b 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.137.
  88. ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.137-138.
  89. ^ a b 中野「古賀春江」pp.171-176.


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