受信報告書
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受信報告書を送るとべリカード(受信確認証)が送られてくる。 万国郵便連合の万国郵便連合憲章による取り決めにより、下記のフランス語・英語・朝鮮語の宛先いずれも届く。「R.P.D. CORÉE」「D.P.R. KOREA」は、北朝鮮の国名(朝鮮民主主義人民共和国)の部分である。 Voix de Corée service Japonais Pyongyang R.P.D. CORÉE Voix de Corée service Japonais Pyongyang Cheonseung-dong,Moranbong district,Pyongyang, R.P.D. CORÉE Voice of Korea Japanese service Pyongyang D.P.R. KOREA Voice of Korea Japanese service Cheonseung-dong,Moranbong district,Pyongyang,D.P.R. KOREA 평양시 조선의 소리 방송 일본어부 D.P.R. KOREA 평양시 모란봉구역 전승동·조선의 소리 일본어부 D.P.R. KOREA 평양시 모란봉구역 전승동·조선민주주의인민공화국 라지오 및 텔레비죤 방송위원회 일본어방송 D.P.R. KOREA 日本など漢字圏諸国からは下記の漢字や日本語を含む宛先でも届く 朝鮮民主主義人民共和国 平壌市 ラジオ・テレビ放送委員会 日本語部 朝鮮民主主義人民共和国 平壌市 朝鮮中央放送委員会 日本語部 朝鮮民主主義人民共和国 平壌市 朝鮮の声放送 書簡係 朝鮮民主主義人民共和国 平壌市 牡丹峰区域 戦勝洞・朝鮮の声放送 受信報告書に対しては良心的な対応である。受信報告書を送る際、原則として国際返信切手券および返信用封筒の同封は必要ない。場合によっては、日本国内の税関にて開披検査が行われるケースがある(北朝鮮による日本人拉致問題以降の日本国政府による対北経済制裁のため、北朝鮮からの国際郵便物は、日本の税関によって没収され、返信の郵便物が届かないこともある)が、通常1 - 2か月で返信が届く。なお、2020年3月頃からは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を受け、日本郵便が北朝鮮への郵便物引き受けを停止しており、郵便物を発送しても国内段階で返送される状況となっている。 なお、ベリカード(受信確認証)の他に労働新聞・朝鮮新報・平壌時報(The Pyongyang Times)などの北朝鮮の新聞や郵便切手(記念切手)や朝鮮労働党の歴史書や金日成・金正日などの政治宣伝(プロパガンダ)出版物や北朝鮮の観光案内のパンフレットや放送局からの御礼状や年末から新年には挨拶状(年賀状)やカレンダーなどの記念品が送られてくることがあったという。 1970年代~1980年代のBCLブームの最盛期も至れり尽くせりで、受信報告書(ただし、当時の金日成を賛美する内容)を送るとベリカード(受信確認証)や放送局からの御礼状や記念品が送られてくることがあったという。また、放送で流される北朝鮮の歌謡曲を賛美するとレコードなども送られてきた。当時、日本でもレコード全盛の時代であったが、朝鮮の声放送から送られてくるレコードは、日本のレコードの厚みが2倍程度あったという。 受信報告書は「朝鮮民主主義人民共和国 平壌市 朝鮮中央放送委員会 日本語部 宛」だけで届いていたが、過去には「平壌放送愛聴会」などの聴取者団体が存在して放送局との交流が行われていた。アジア放送研究会の山下透(放送研究家)により次第に情報が判明し、放送局の正確な所在地および電話番号も判明した。
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受信報告書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 13:51 UTC 版)
ベリカードを得るには、受信した放送がその放送局のものであることを明確に確認できる受信報告書をその放送局に送付しなければならない。これは「技術的な報告書」であり、一般的な「番組に対する意見・感想文」とは異なることに留意する。送付先は放送局の場合、送信を担当している部署(例として文化放送の場合は「技師長室」)であること(ラジオ・テレビ兼営局では基本的に同一部署で受け付けているが、北海道放送、朝日放送、九州朝日放送など受付部署が異なるところもある。)が多いが毎日放送などのように視聴者センターが受付部署になっているところもある。
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受信報告書
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受信報告書
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「たんばコミュニティネットワーク」の記事における「受信報告書」の解説
ベリカードを発行している。たんばコミュニティエフエム技術部宛に受信報告書を提出すると、ベリカードと番組表及び設備概要などの資料が送られてくる。ベリカードの発行には140円相当の返信用切手を同封する必要がある。同局によると可能な範囲でほぼ毎年べリカードのデザインを変更していくとの事である。 アマチュア無線クラブ局と連動して交信実績と受信報告書が確認できればアマチュア無線のQSLカードとベリカードの両方を発行している。アマチュア無線のQSLカードを希望する場合は受信報告書に別途、交信日時等を記載する必要があるとのことである。
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