万国郵便連合憲章とは? わかりやすく解説

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万国郵便連合憲章

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/14 13:45 UTC 版)

万国郵便連合憲章
通称・略称 UPU憲章
署名 1964年7月10日
署名場所 ウィーン
発効 1966年1月1日
文献情報 昭和40年9月15日官報特別号外第13号条約第13号
言語 フランス語英語
主な内容 万国郵便連合の基本について
関連条約 万国郵便連合一般規則、万国郵便条約
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万国郵便連合憲章(ばんこくゆうびんれんごうけんしょう、: Constitution de l’Union postale universelle: Constitution of the Universal Postal Union)は、国際連合の専門機関である「万国郵便連合」の最高規則である。

概要

万国郵便連合憲章は、多国間における国際郵便において、事実上、最上位の効力を有する条約である。

万国郵便連合の全ての規定は、留保の対象とならない。

万国郵便連合憲章には、多国間条約「万国郵便連合一般規則」と、多国間条約「万国郵便条約」について触れられており、これらの条約の基本的性質も規定している。

歴史

元々「万国郵便連合」については、「万国郵便条約」に定めがあった。

後に、万国郵便連合の基本的な事項については、新たに定めることとなり、1964年昭和39年)に、「万国郵便条約」よりも上位の多国間条約として、万国郵便連合憲章が成立した。

その後は、「万国連合憲章の第七追加議定書」までの追加議定書によって、条文が改正されている。

構成

  • 前文
  • 第1編 組織規定
    • 第1章 総則
    • 第2章 連合への加入又は加盟、連合からの脱退
    • 第3章 連合の組織
    • 第4章 連合の財政
  • 第2編 連合の文書
    • 第1章 総則
    • 第2章 連合の文書の受諾及び廃棄
    • 第3章 連合の文書の改正
    • 第4章 紛争の解決
  • 第3編 最終規定
  • 末文
  • 万国郵便連合憲章の最終議定書

関連項目

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