初代 VB11型とは? わかりやすく解説

初代 VB11型(1982年 - 1990年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 04:46 UTC 版)

日産・AD」の記事における「初代 VB11型(1982年 - 1990年)」の解説

サニーバン、パルサーバン、及びバイオレットバン、オースターバンの後継車位置付けられ取扱販売会社ごとに、サニー販社が「サニーADバン」、チェリー販社(後にプリンス販社統合)が「パルサーADバン」、日産販社が「ダットサンADバン」と車名区分されていて、車名を示すエンブレムや、ラジエーターグリルの塗装メッキ有無により差別化計ったB11型サニーベースとしており、駆動方式FF前輪駆動)。「サニーカリフォルニア」とは、B310型系同様、積載能力考慮してリアドアより後ろならびルーフパネルといった車体外板リアサスペンション異なっている。ADバン積載のためにリアサスペンションリジッドアクスル + リーフスプリングであり、同じ商用車でも先代のパルサーバン(初代プレーリーエスカルゴベースになった)が横置きトーションバー・スプリング使ったフルトレーリングアーム式独立サスペンション使っていたのとは対照的に酷使想定した堅実な設計採用されている。なお、B11サニーカリフォルニアより車両外寸が150 mm短く100 mm程高い。登場時は丸型2灯式ヘッドランプSAE規格シールドビームであった搭載するエンジンE13S型、E15S型ガソリンエンジンと、CD17型ディーゼルエンジン三種類。当初サニーADバンにのみ2ドア車が設定されていたが、1983年昭和58年7月まで旧型のサニーバン(VB312型)が継続生産・販売されていた。 1982年昭和57年10月 - 発売1983年昭和58年7月 - サニーADバン2ドア車を追加同年10月 - ビジネスCT2ドア2シーター車)追加1984年昭和59年10月 - 一部改良番号位置リアバンパー上部からバックドアナンバープレート横)へ移動1985年昭和60年9月 - サニーB12型系へのモデルチェンジに伴いマイナーチェンジヘッドランプとラジエータグリルがB11サニー輸出仕様使われていた(SAE規格角型2灯式シールドビーム変更された。4ドア2シーター仕様最上級グレードSGL、さらにリアスプリングを強化し、5名乗車時最大積載量300 kgとした重積載仕様車を1500DXに追加設定。なお、2名時の積載量は他グレードと同様400 kg。「NISSAN」のロゴ指定フォント変更された。 1986年昭和61年8月 - 一部改良車体強度向上され駐車灯が廃止される1988年昭和63年5月 - マイナーチェンジフロントバンパースチールからB11サニー前期型と同じポリプロピレン製へ変更し取扱販売会社ごとに異なっていた「サニーADバン」「パルサーADバン」「ダットサンADバン」の車名を「ADバン」に統一SGL廃止しGLエクストラ新設パワーステアリング全車オプション設定GLエクストラのみ標準)。1500にのみ設定のあったAT車1300ならび1700ディーゼルでも選択可能にした。また、シート表皮見直し小物入れスペースワイヤー式バックドアオープナー(開錠機能のみ)の拡張など、商品性利便性の向上も図られた。 1989年平成元年3月 - AT車シフトロック追加

※この「初代 VB11型(1982年 - 1990年)」の解説は、「日産・AD」の解説の一部です。
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