初代 V1#型とは? わかりやすく解説

初代 V1#型(1982年-1986年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 05:46 UTC 版)

トヨタ・ビスタ」の記事における「初代 V1#型(1982年-1986年)」の解説

1986年8月登場キャッチコピーは「さわやかに、インテリジェント・ハードトップ」。初代対しキープコンセプトでありつつ大幅に質感高級感とエンジンパワーはじめ動力性能高めたのが特徴。2.0Lに新開発のシザーズギア式ハイメカツインカム直列4気筒EFIの「3S-FE」(120PS)を搭載した先代不人気だった5ドアリフトバックを廃し代わりにビスタ店の顔となる日本専用モデルとして当時流行していた4ドアピラードハードトップを加えた。4ドアハードトップのスタイリングは、同時期のカリーナEDマークII影響を受けたものだった。ZXGTTEMS装着車には「新プログレッシブパワーステアリング」を設定し軽やかなハンドリング実現4ドアセダン・4ドアピラードハードトップというラインナップは、その後5代目ステーションワゴンのアルデオに切り替わるまで2代目から4代目3世代に渡って販売され続けたグレード構成セダンが下から「VC」「VL」「VLエクストラ」「エトワール」「VE」「VR」「VX」。ハードトップが下から「VLエクストラ」「エトワール」「VE」「VR」「VX」「GT」をカムリとは逆にGTハードトップのみに設定し、スポーツツインカムエンジンの3S-GE型を搭載した。尚、量販グレードのひとつであったエトワール」はカムリの「ルミエール」がベースを「ZT(ビスタVE相当)」にしているのに対しエトワールVEより一個下の「VLエクストラ」をベースにしているためルミエールよりやや装備質感が劣る。ボディカラーは「スーパーホワイトII(040)」「グレーメタリック(167)」「ダークレッドマイカ(3H3)」「ライトベージュメタリック(4G8)」「ブラウンメタリック(4H2・セダンのみ)」「グレイッシュブルーメタリック(8D6)・ハードトップのみ)」「ブルーマイカ(8E3)」「アーバンシルエットトーニング(29B)」と呼ばれるシルバーメタリック(164)とグレーメタリック(167)のツートンカラーハードトップのみ)、「パールフレグランストーニング(29C)」と呼ばれるホワイトパールマイカ(039)とライトベージュメタリック(4G8)のツートンカラーの計8色から選べた。内装色は同時期のGX71マークII流行したマルーン加え、ダークベージュ(前期のみ)とダークブルー設定マルーン内装色はスーパーホワイトIIとダークレッドマイカ(1987年4月一部改良でパールフレイグランストーニング・グレーメタリックでもマルーン内装選択可・後期型ではスーパーホワイトダークブルー内装選択可)・ライトベージュメタリック・レッドマイカ・パールフレイグランストーニング)で組み合わされた。 国外仕様は「カムリ名義であったが、意匠ビスタセダンと共通であった国外仕様車種構成についてはトヨタ・カムリ#歴史参照。 4ドアハードトップは日本専売であったが、当時、「VISTA 4ドアハードトップ」、「CAMRY PROMINENT 4ドアハードトップ」、「Lexus ES」(米国仕様)の3車種は、事実上の共通車種として生産過程も堤工場生産され共通であり、いずれの場合であっても、サイドウインドーには、後期型1989年中旬生産車以降ハードトップ限りTOYOTA」、「LEXUS」のロゴ上下併記されていた。 1987年4月一部改良が行われ、14インチホイールキャップの裏側のスチールホイール形状変更。グレーメタリック(167)とパールフレイグランストーニング(29C)でマルーン内装選択可能になる1987年8月VLエクストラベースに、パワーウィンドウ集中ドアロック装備したETOILEエトワール)を追加1987年10月、初のフルタイム4WD登場3S-FE車のVRVLエクストラ設定される前期では5速マニュアルのみの設定であった1988年8月マイナーチェンジが行われ後期型となる。フロントバンパーヘッドランプグリル、リアテールの意匠変更オートマチック車のセレクトレバーの形状、パワーウィンドウスイッチ、電動ミラースイッチ、オートエアコンスイッチ、ハザードランプスイッチの形状変更オートマチック車にはシフトロック装置新設バックギア時にアラームが鳴るようになったVXVRのシートモケットの意匠変更。1.8L車はSOHC8バルブセントラルインジェクションの「1S-iLU」(85PS)に代えて新開発ハイメカツインカム+セントラルインジェクションの「4S-Fi型」(105PS)を新搭載し大幅にパワーアップ四輪駆動車ECハイマチック組み合わせたオートマチック車追加された。ボディカラー新設定の「シルバーメタリック(164173)」と「ブラキッシュブルーマイカメタリック(8E4)」と「パールフレグランストーニングII」と呼ばれるホワイトパールマイカとベージュメタリックのツートンカラーと「サイレントブルートーニング」と呼ばれるブラキッシュブルーマイカとシルバーメタリック(173)のツートンカラーハードトップのみ)と「レッドマイカ(3H4)」と「ライトベージュメタリック(4K1)」の6色を含む前期型から継続設定の「スーパーホワイトII」と「グレーメタリック」の計8色から選べた。内装色はダークベージュ内装廃止となり代わってミディアムグレー設定された(シルバーメタリックとグレーメタリックで組み合わせ)。 1989年5月VLエクストラベースとし、VXVR用の高級モケットシートやカラードマッドガード&サードモール&ウォッシャーノズルやプッシュエアコンスイッチやトランクキーエンブレムやマップランプ等を特別装備した特別仕様車 ETOILE V(エトワール ブイ)を発売1989年6月最上級 グレードVXに、ホワイトエンブレムやカラードサイドモールや高級モケットシートなどを特別装備した特別仕様車VXリミテッド設定した1990年1月特別仕様車 ETOILE V(エトワール ブイ)とVXリミテッド一部改良し装備追加。より高級感お買い得感増した。このタイミングでレッドマイカ(3H4)の設定廃止販売終了前月までの新車登録台数累計358020台。

※この「初代 V1#型(1982年-1986年)」の解説は、「トヨタ・ビスタ」の解説の一部です。
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