初代 U30型(1998年 - 2003年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 11:47 UTC 版)
「日産・プレサージュ」の記事における「初代 U30型(1998年 - 2003年)」の解説
1998年6月23日に発売。N30型ルネッサのプラットフォームをベースにオデッセイの対抗車として設計された。一部のメディアやユーザーからはラルゴの後継車として見做される事もあるが、直接的には繋がりは無く、又、シャシーや車格も違うため、全くの新規車種と捉えるのが正しい。 地上高の高いルネッサをベースとしたため、高床パッケージングとなり、販売は低迷傾向であり、全ドアがヒンジドアのオデッセイの対抗車として開発されたため、プレーリージョイに採用されたスライドドアは採用されず、後席ドアも前席ドアと同じ前ヒンジドアを採用した。又、「高級車から乗り換えても違和感の無い高級感」をアピールしていた事もあり、30代から40代のファミリー層のみならず、セドリックやグロリア等の高級車から乗り換える50代から60代の中高年層もターゲットとしていた。1999年11月に発売されたバサラは当車がベースとなっており、バサラは格子状の縦線メッキグリル等でアメリカ的なイメージで更に押し出しと高級感を強めたデザインとなっているのに対して、プレサージュは縦線スリットメッキグリル等で日本的な高級感で日本人志向に合わせたデザインとなっていた。 エンジンは、V型6気筒3.0LのVQ30DE型ガソリンエンジン、直列4気筒2.4LのKA24DE型ガソリンエンジン、新開発の直列4気筒・直噴ディーゼル2.5LのYD25DDTi型インタークーラー付ディーゼルターボエンジンの3種類で、全車4速オートマチックが組み合わせられた。
※この「初代 U30型(1998年 - 2003年)」の解説は、「日産・プレサージュ」の解説の一部です。
「初代 U30型(1998年 - 2003年)」を含む「日産・プレサージュ」の記事については、「日産・プレサージュ」の概要を参照ください。
- 初代 U30型のページへのリンク