全日本プロレス移籍とは? わかりやすく解説

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全日本プロレス移籍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 07:46 UTC 版)

ラッシャー木村」の記事における「全日本プロレス移籍」の解説

UWF離脱直後全日本プロレス1984年世界最強タッグ決定リーグ戦ジャイアント馬場タッグパートナーとして参戦馬場パートナー開幕戦まで事前に発表されず「ミステリアス・パートナー」とされていた。馬場と元国際エースである木村タッグ注目浴びた黒星先行する結果となる。そして12月8日愛知県体育館での対鶴田&天龍源一郎戦の試合中、突然木村馬場ラリアット放ち造反国際残党である剛竜馬鶴見五郎乱入し木村加勢試合放棄となり馬場とのタッグリーグ戦途中で空中分解する事態となる。これら一連の動き木村は「(プロレス人生で)自分意思動いたのは、これが初めてだった」と述懐した。なお、UWF離脱新日本プロレス木村獲得動いたが、木村全日本プロレス選択している。これについて、後に和田京平木村になぜ全日本選択したのか聞いたところ、木村曰く新日本会社の重役が話に来た。全日本馬場さんが料亭招いてくれて、直接誘ってくれた。となればどちらを選ぶかは明白でしょう」と答えたという。 以降鶴見、剛、アポロ菅原高杉正彦と「国際血盟軍」を結成全日本軍と敵対するアングル組まれ試合後に馬場挑発するマイクパフォーマンス次第注目を集める1985年6月21日日本武道館大会で馬場が持つPWFヘビー級王座挑戦する敗退。またジャパンプロレス勢の参戦など日本人選手過剰により剛、菅原高杉全日本解雇され以降鶴見とのタッグ活動ヒットマンキャラクター一匹狼となった同じく国際残党である阿修羅・原とも一時的に共闘した。 1988年8月29日武道館にて馬場とのシングル戦に敗れるも、試合後のマイクで「お前のことをな、アニキと呼ばせてくれ」とアピール。このマイクきっかけとなり同年世界最強タッグ決定リーグ戦馬場との「義兄弟コンビ」で出場馬場50歳、木村47歳のベテランチームであった3位好成績収め、翌1989年2月には義兄弟コンビ鶴田谷津嘉章が持つ世界タッグ王座にも挑戦したその後体力衰えからミッドカード戦線での活動余儀なくされフェイスターンし、馬場と共に1989年春のスーパー・パワー・シリーズより「ファミリー軍団」を結成悪役商会永源遙大熊元司渕正信ら)を相手ユーモラスな前座試合展開し試合後のマイクパフォーマンス含め全日本コンセプト明るく楽しく激しプロレス」の「明るく楽しく」を担った。 だが、1989年11月29日札幌中島体育センターにて世界最強タッグリーグ公式戦として行われた馬場&木村vs天龍&スタン・ハンセン戦では、入場時天龍攻撃により馬場昏倒したため10以上にわたって木村ひとりが天龍ハンセン攻撃流血しながら真正面から受け続けるという国際在籍時代猪木との抗争時代髣髴とさせる激しい」試合を展開。また1990年春のチャンピオン・カーニバルでは天龍との抗争繰り広げられ3月31日富山市体育館大会タッグ戦(木村&寺西vs天龍&川田利明)ではゴング前、天龍毒霧浴びせるという異例な攻撃見せたこともある(次期シリーズ天龍とのシングル戦が構想されていたが、天龍全日本退団により幻に終わっている)。 1992年4月18日後楽園ホール行われたファン感謝デー大会では、メインイベント「4対4サバイバル・タッグマッチ」に欠場した田上明代理として鶴田軍一員急遽出場。既に50歳を過ぎていたが、超世代軍三沢光晴川田利明小橋健太対戦し往年の激しプロレス展開したファミリー軍団結成時にはマイクパフォーマンス人気によるユニークなキャラクター買われ土曜深夜の『三宅裕司のいかすバンド天国』(TBS)にレギュラー審査員として出演一人だけピンマイクではなく手持ちマイク喋っていた。国際時代寡黙なブルファイターのイメージとは180度異なコミカルな存在となったが、彼のマイクパフォーマンス桑野信義も『志村けんのだいじょうぶだぁ』で物まねをするなど、プロレス界の名物として定着した

※この「全日本プロレス移籍」の解説は、「ラッシャー木村」の解説の一部です。
「全日本プロレス移籍」を含む「ラッシャー木村」の記事については、「ラッシャー木村」の概要を参照ください。

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