国際血盟軍とは? わかりやすく解説

国際血盟軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/29 03:53 UTC 版)

国際軍団」の記事における「国際血盟軍」の解説

新国軍団消滅後木村1984年全日本プロレスにおいて、新たに結成したユニットこの年の「世界最強タッグ決定リーグ戦」に馬場木村組参戦したものの、1984年12月8日愛知県体育館での対ジャンボ鶴田天龍源一郎組戦(リーグ戦特番により全国ネット生中継された)において、試合中突如としてエプロンサイドに現れ剛竜馬の姿を見るや、木村馬場ラリアット食らわして謀反した。 これをきっかけ馬場木村組空中分解、そして木村は、国際プロレス出身の剛、鶴見五郎アポロ菅原の4人を初期メンバーに「国際血盟軍」を結成全日本陣営ターゲット定めた入場の際は「国際血盟軍」団旗振り回して入場するのが恒例となり、木村遺恨生まれた馬場付け狙い、リングインの際に馬場イラスト入ったTシャツ踏みつけたり、かつての新国軍団ではほとんど用いなかったマイクアピール試合後の馬場挑発するなど、新日本参戦時とは毛色異なった数々パフォーマンス次第注目集めていった。また、新国軍団ジャパンプロレス所属となった浜口寺西国際プロレス出身全日本正規軍井上冬木ともシングルタッグマッチ対決している。 1985年5月からは高杉正彦新メンバーとして加わり5人体となった同年6月21日日本武道館大会で木村馬場の持つPWFヘビー級選手権挑戦したが、ピンフォール負け。しかしフィニッシュ時点木村片足ロープにかかり、それでもレフェリー3カウント数えてしまったことから、遺恨増幅させるとなった1986年行われた「エキサイティング・ウォーズ'86シリーズ中は構成メンバー変化及ぼした。まず、3月1日行われた第6戦秋田県立体育館大会メンバーでは高杉だけがカードから外された(当日3月13日第16戦日本武道館大会で行われる全日本VSジャパン6対6対抗戦公開抽選行われた関係もある)。そして翌3月2日行われた第7戦岩手県陸前高田市体育館大会をもって同年4月1日カルガリーハリケーンズスーパー・ストロング・マシーンヒロ斎藤高野俊二)の正式参戦決定に伴う日本人選手過剰により、剛、菅原高杉の3人は全日本から余剰人員として解雇された。その2日後の3月4日第8戦大阪城ホール大会以降木村鶴見2人活動となった同時に「国際血盟軍」団旗振り回して入場するパフォーマンス消えた。このシリーズでは、剛・菅原高杉解雇され10日後の3月12日行われた15福島県坂下町体育館大会には、国際出身なおかつ全日本退団後は福島県会津地方行われる興行スポット参戦していた米村天心出場し当日鶴見とのタッグハル薗田&ロッキー羽田組と対戦)、翌3月13日日本武道館行われた全日本VSジャパン6対6対抗戦には、井上冬木浜口国際出身者3人が出場した。3人の解雇により当時全日本参戦していた国際出身者は、国際血盟軍残党木村鶴見全日本正規軍井上冬木ジャパンプロレス浜口寺西、「ヒットマン」と称し一匹狼となってフリー参戦していた阿修羅・原の7人と、解雇された剛・菅原高杉とでは「国際血盟軍」結成時から待遇面でも分かれていたことが明らかとなった木村鶴見2人態勢となってからは、阿修羅・原キラー・カーンザ・グレート・カブキ、そしてタイガー・ジェット・シンなどの外国人勢とも、一時的に共闘していた。解雇された3人のうち、高杉地元である神奈川県平塚市行われる全日本大会スポット参戦した他、剛は1987年の「'87サマー・アクション・シリーズ」で行われたアジアタッグ争奪リーグ戦鶴見とのコンビスポット参戦したが、剛がすべてピンフォール負け喫して最下位終わっている(井上&石川敬士組が優勝の上タイトル獲得)。残る菅原解雇後全日本マット上がることはなかった。その後3人は「パイオニア戦志」を旗揚げした。 1988年8月29日、特別試合として木村馬場一騎討ち再度行われたが、木村雪辱はならず。しかし試合後、木村の口から「これだけ試合をしていると、他人とは思えない一度いいからアニキ」と呼ばせてくれよ」との発言飛び出した。これを発端木村馬場との「義兄弟コンビ」を実現させ、さらにこれを発展させた「ファミリー軍団」の結成へ動いていった。この動きに“あぶれた格好になった鶴見は、木村薦めもあり「ファミリー軍団」への加入直訴したが、鶴見結局1990年に、全日離脱してSWS入団。この時点で国際血盟軍は自然消滅した全日本残った木村は、全日本離脱プロレスリング・ノア旗揚げ参画まで「ファミリー軍団」での活動邁進していくことになる。

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