PWFヘビー級王座
PWFヘビー級王座
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 04:11 UTC 版)
創立当初の名称は「PWF世界ヘビー級王座」だったが、PWF設立後、程なくして全日本がNWAの臨時役員会にて加盟の認可がおり、「NWAテリトリーの中で世界を冠するタイトルは各階級1つのみ」という、NWA本部からの勧告で世界の文字を外すこととなった。PWFヘビー級王座のチャンピオンベルトは、百田家から寄贈されたチャンピオンベルトをそのまま使用されていたが、このチャンピオンベルトは力道山の体格に合わせて作られていたため、力道山より30cmほど長身の馬場が手に持つと玩具じみて見え、胴回りも相当苦しいものとなった。しばらくして馬場の身体のサイズでもしっかり目立つように作り直された。このベルトは何本かあり、その中の1本は金属部分が純金製である。 PWFヘビーへの挑戦者はある程度実力のあるプロレスラーに厳選された。また、防衛戦も日本のみならず海外でも積極的に行われ、NWA、AWA、WWWFの世界王者とダブルタイトルマッチを行うこともあった。馬場は大木金太郎が保持していたアジアヘビー級王座とのダブルタイトルマッチに勝利して二冠王となったこともある(その後、馬場はアジア王座の防衛戦を1度も行うことなく封印して、最終的には大木が保持していたインターナショナル・ヘビー級王座が馬場の管理に移る際に交換条件として大木の手に戻っている)。現在は三冠ヘビー級王座を構成するタイトルの一つである。
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