作中の時間軸
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1972年春場所以前 嵐の村に大相撲の巡業が来る。飛び入り相撲で新弟子を倒した事で生駒親方から勧誘 一度は断ったが上京した際に生駒部屋を訪ね、当初は部屋経営と並行して行っている自動車修理工場に勤務。 試しに稽古をしてみて、正式に弟子入りを決める。 新弟子検査に合格 1972年春場所 嵐、前相撲で初土俵。連勝で前相撲、本中を突破。 1972年夏場所 嵐、序ノ口に昇進も全敗。千秋楽から本編スタート。 嵐が部屋を飛び出した後に生駒親方も周囲に怒鳴り散らして部屋を飛び出す。その後トラックの衝突に巻き込まれ事故死。 生駒部屋の解散(実際は荒海親方の尽力で部屋自体は残されている)に伴い嵐、豆田川は荒海部屋へ移籍。兄弟子の青大将(序二段)は廃業してプロレス入り。親方の娘直美は親戚を頼って北海道へ。 高校横綱の醍醐、荒海部屋入門。関脇若軍鶏の付き人になり指導を受け、初土俵前に「弾丸突進」を身に付ける。 嵐、移籍から10日ほどで同部屋の黒岩とケンカをして黒岩共々破門を言い渡される(実際は生駒部屋に帰すための方便)。直美が北海道から帰京。嵐、豆田川は生駒部屋復帰。同じく破門された黒岩、嵐によって生駒部屋へ連れて来られる。直美を中心に新生生駒部屋始動。 1972年名古屋場所 幕下付け出し確実とされていた醍醐、前相撲からの初土俵が決まる。 嵐、再び前相撲。醍醐には水入りの大相撲の末敗れるも、醍醐以外には勝ち続ける。醍醐と対戦して敗れた矢島、二日後に死去。醍醐の弾丸突進の影響かは不明も、マスコミには「殺人相撲」と揶揄される。 史実同様優勝は高見山。 場所終了後に東北地方の巡業。村の暴れ者「ゴロ熊」と、飛び入り相撲、続いて「地獄土俵」で対決。 巡業終了後、生駒部屋に、「滝 浩二」が入門。 1972年秋場所 嵐、序ノ口復帰。場所中にフグ中毒にかかる。辛うじて勝ち越して序二段昇進。醍醐、弾丸突進を封印して連勝するも、嵐との一番では彼の気迫の前に無我夢中で弾丸突進を繰り出して嵐を吹っ飛ばして勝利。また、嵐がフグ中毒からの病み上がりでまともにぶつかり、飛ばされても何事もなかった事で、それまでされていた弾丸突進の禁じ手議論も消滅する。 序ノ口優勝は谷川部屋の雷光(全勝)。醍醐との直接対決では復活した弾丸突進を、必殺技の「ダイナマイト突っ張り」で粉砕し完勝。 1972年九州場所 醍醐、雷光、共に全勝で、嵐は1敗で終盤の直接対決へ。まず醍醐と雷光が激突。それまでより遥かに威力を増した弾丸突進で醍醐が勝利。続いて嵐も、場所前の対雷光特訓の成果が実り雷光に勝利。幕内では史実同様琴桜が優勝。千秋楽に黒岩が醍醐の弾丸突進を奇策で封じて勝利。1敗同士で序二段優勝決定戦。二度の取り直しの末、土俵際に追い詰められた嵐は作品タイトルに因む櫓投げで醍醐に勝利。春日部屋からのスカウトを断り生駒部屋で相撲を取り続ける事を宣言して終幕。
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