人造人間・セル編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 15:00 UTC 版)
ドクター・ゲロに恨みを持つ18号は、弟の17号と同様に、テスト段階においてゲロの命令に従わない問題が判明していたため、ドクター・ゲロにとっては起動させたくない存在であった。悟空たちとの戦いで、唯一命令に忠実だった19号をベジータに破壊され、後にドクター・ゲロ自身も重傷を負って後がなくなったことで、苦肉の策として17号とともに起動させられた。2人は当初こそ命令に従う振りをしていたものの、それによってドクター・ゲロを油断させた隙に、自分たちを緊急停止させるコントローラーを奪って破壊。最終的には17号がドクター・ゲロを殺している。 その後は16号、17号とともに悟空を倒すために行動し、その途中でベジータと戦うことになる。ベジータとは当初は互角であったが、スタミナの減らない点(永久エネルギー)を生かして次第に体力が落ちるベジータを圧倒。一方的な展開で勝利を収め、ベジータのプライドを打ち砕いた。その経緯でトランクスにも圧倒的な力の差を見せ付けている。このとき、人造人間の強さに圧倒されて尻込みしていたクリリンのことをからかう意味で頬にキスをしているが、このことがクリリンに恋心を芽生えさせる結果となった。 16号の情報を基に悟空の家に向かう途中、服屋に立ち寄り、先のベジータ戦でボロボロになった服を替えるが、気にいらず、悟空の家に辿り着くまでの間に服を着替え直していた。 17号とピッコロの戦いの最中、セルの登場によって事態は一転。17号と18号を吸収することで自らを完全体にしようと目論むセルに付け狙われ、悟空を倒すどころではなくなる。18号は、17号が吸収された後、現れた天津飯の決死の攻撃で16号とともに逃亡を図る。その後、ブルマらによって人造人間の緊急停止コントローラーが製作されており、自ら名乗り出たクリリンが人造人間を停止させる役目を負う。ベジータとセルの戦いに気を取られている18号にクリリンは接近するが、18号に恋心を抱いていたため、スイッチを押すことができず、本人の目の前でコントローラーを踏み潰す。その際クリリンは、18号に逃げるように諭し、「吸収されないで欲しい」と言っている。しかし、直後にセルに発見され抗戦の構えを取るも最終的にセルの太陽拳に目をくらまされた隙に吸収された。 セルゲームでの孫悟飯との戦いの際、頭部に強烈な攻撃を喰らった影響でセルが口から吐き出したために生還、無傷だった。セルゲーム終了後に意識を取り戻した後、悪態をついて飛び去ろうとしたが、ドラゴンボールへのクリリンの願いによって17号とともに体内の爆弾が取り除かれる。その後自分と17号がお似合いだと諦めるような発言をしたクリリンの前に飛び出し「17号は双子の弟だ」と誤解を解き、感謝などしていないと憎まれ口を叩くと同時に「またな」と再会を許容するような心境の揺れを見せる。この4年後にはクリリンと結婚し、娘のマーロンをもうける。
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人造人間・セル編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 03:14 UTC 版)
ナメック星での闘いから約1年後、密かに生き延びていたフリーザとその一味が地球を襲撃するが、謎の超サイヤ人によって撃退される。トランクスと名乗るその青年は、自分は未来からやってきたブルマとベジータの息子であることを明かすと同時に、3年後に現れる2体の人造人間が絶望の未来をもたらすことを告げる。来るべき日に備えて3年間各々に修行してその日を迎える悟空たちであったが、事態はトランクスが知っている歴史とは大きく違うものとなり、彼さえ知らなかった人造人間たちまで現れ、さらに究極の人造人間・セルが未来から出現。悟空らの想定を遥かに超えた戦士が続々と現れた。 人造人間17号と人造人間18号を吸収することで完全体となったセルは地球の命運を賭けた武道会「セルゲーム」の開催を全世界に宣言する。悟空らは天界にある1日で1年の修行が行えるも過酷な環境に晒される「精神と時の部屋」で修行し、強さを増してセルゲームに臨むが、悟空はこのセルとの闘いの中で地球を守るために命を落とす。だが、その遺志を受け継いだ息子・悟飯が超サイヤ人2へと覚醒、父・悟空の幻影と共にかめはめ波を放ちセルを撃破。セルゲームを制した悟飯たちは、ドラゴンボールによりセルに殺された人々を蘇生させるが、悟空は生き返りを拒否し、あの世に残ることを選ぶ。
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