主な研究・実績
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学生時代から45年間にわたり、カンボジアのアンコール・ワット遺跡群を調査・研究している。内戦で日本との国交が断たれた期間も現地に入り遺跡の保護活動を行う。外国人の研究者が主導してきたアンコール遺跡の発掘・保存・修復作業を、「カンボジア人自身が遺跡を守るべき」との理念を掲げ、現地に「アジア人材養成センター」を設立するなど、「行動する大学教授」としてカンボジアでも名前が知られる。2001年3月~8月、「上智大学アンコール遺跡国際調査団」が、アンコール・ワット近くのバンテアイ・クデイで千体仏石柱と274体の廃仏を発掘する。アンコール王朝末期の歴史的解釈について、従来の学説を塗り替える大発見となる。上智大学学長になってからも、民間の旅行会社が企画するカンボジアツアーに参加し、現地を訪れる日本人観光客に同行してアンコール遺跡のガイド役をつとめている。 2006年、「高松塚古墳取合部天井の崩落止め工事及び石室西壁の損傷事故に関する調査委員会」の委員長として、古墳内部のカビの大量発生と壁の損傷事故を国に報告すると同時に、文化庁の官僚組織の弊害や情報公開の姿勢を批判し、文化財・国宝の保護のあり方が社会問題化するきっかけとなった。2007年から文化庁文化審議会会長となり、「負の遺産」として足尾銅山の通洞坑跡を国指定の史跡に、熊本県のハンセン病の治療施設を登録有形文化財に登録する答申を出して注目された。
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主な研究実績
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/01 07:34 UTC 版)
自ら広島大学宇宙再生医療センターの研究員として、脳と聴覚に関する研究を行っており、研究成果として卓上型対話支援システム「comuoon®」の脳科学的視点から語音弁別の有用性を発表している。 本研究は、全頭の神経活動を評価できる脳磁計を使用し、comuoon®と一般的なスピーカーにおいて聴き取りにどの程度改善が得られるのかを調査したもので検証の結果、comuoon®は一般的なスピーカーと比較した際に、大脳皮質レベルで難聴者の語音弁別の有用性を確認した。本研究成果については、米国神経学関連誌「Neuroreport」に2017年8月16日に掲載された。 平成30年度 老人保健健康増進等事業として、認知症検査における難聴高齢者に対する音響整備と聴覚スクリーニング検査に関する調査研究事業として「聴覚理解低下が認知機能検査に及ぼす影響に関する実態調査」を福岡大学 医学部神経内科学 教授 福岡市認知症疾患医療センター長 坪井 義夫副病院長 と行い認知症検査における聴覚機能の低下による過小評価を発見した。
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