三尾出現の章
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「NARUTO -ナルト- 疾風伝」の記事における「三尾出現の章」の解説
紅蓮(ぐれん) 声 - 宮島依里 あらゆる物質を結晶と化す血継限界の晶遁の使い手であるくノ一。冷酷で好戦的な性格だが、幽鬼丸との出会いの中で本人は当惑しながらも優しさに目覚めていった。かつては大蛇丸の器の候補でもあったが、三年前は転生の儀式に間に合うことができなかったため、次の器に選ばれたサスケには反感を抱いている。カブトから幽鬼丸の護衛を命じられ、任務に向かうに当たって辺境アジトで部下の選抜戦を行い5人のメンバーを手下とした。その後は将来な優しさから幽鬼丸と心を通わせていくが、実は幽鬼丸の母を殺した張本人であり、数年前に大蛇丸と一緒に音隠れ建設のためにある村を殲滅するという命令を受けていたが、チャクラの使い過ぎで倒れた所を幽鬼丸の母親に助けてもらい、その恩から一度は見逃すが、直後に大蛇丸から強制される形で結局は幽鬼丸の母親を殺害してしまう。 カブトらを裏切り、ナルトとも共闘、カブトの口寄せで操られた麟児を道連れにしたが、牛頭に助けられ、牛頭や幽鬼丸と共にナルト達を見届けてその場を去った。後に幽鬼丸とともにナルトに会いに木ノ葉に訪れている描写があった。 麟児(りんじ) 声 - 内田夕夜 紅蓮の部下。蝙蝠を操ることで周囲を探ることができる感知タイプの忍。頭の回転が速く、紅蓮の部下達のリーダー的存在。鬼霧・鬼鳳・濡羅吏と協力して辺境アジトでの選抜戦に生き残るが、実は晶遁との相性も兼ねて紅蓮の監視のために大蛇丸によって派遣されていたスパイだった。しかしカブトを出し抜いて出世を目論んでいたため、カブトに邪魔者と見なされて暗殺され、その後はカブトが成りすましていたが、紅蓮が裏切った際にカブトの「死魂の術」で生ける屍となって紅蓮と戦い、蝙蝠の超音波で晶遁を無力化するが、浮上してきた三尾に潰されて紅蓮の捨て身の攻撃で倒された。 鬼霧(きぎり) 声 - 細谷佳正 ガスマスクを装備した忍。ガスマスクから吐き出されるガスは視覚・嗅覚が無くなり、この能力で嗅覚で動くキバとの交戦時は優位に立ったが、感知タイプである麟児がいないと自らも味方の位置を把握できないという欠点があった。二度目の交戦ではその弱点を突かれてリー達に敗北し、瀕死状態になったが、カブトから呪印の力を与えられて復活した。その後はカカシと戦い、煙重分身を使って一時優位に立つも、カカシの頭脳戦の前に敗れ、そのまま濡羅吏に取り込まれるが、浮上してきた三尾に潰されて濡羅吏、鬼鳳と共に水に溶けて死亡した。 鬼鳳(きほう) 声 - 松田健一郎 ゴーグルを付けた小柄な忍。右腕に大型のリボルバーのような武器を装備しており、その武器によって煙で砲撃を行い「煙龍」を呼び出すことができる。鬼霧らと同様、リーとの戦いで瀕死状態になるも、カブトから呪印の力を与えられて復活した。その後はヤマトと戦うが、水遁で得意の煙を液化されて木遁に敗れ、そのまま濡羅吏に取り込まれるが、浮上してきた三尾に潰されて濡羅吏、鬼霧と共に水に溶けて死亡した。 濡羅吏(ぬらり) 声 - 利根健太朗 水色の装束を纏い、常にオカマ口調で話す。見かけ通り全身を水の粘膜質のようなもので覆っておりチャクラを通さないため、ヒナタとの交戦時はこの能力で柔拳を封じて一方的な展開に持ち込んだ。鬼鳳らと同様リー戦で瀕死状態になるも、カブトから呪印の力を得てシノとの戦いでも能力を用いて優位に立つが、寄壊蟲によって体の粘液を剥がされて敗北、その後は同じく倒された鬼霧と鬼鳳を取り込み復活するも、浮上してきた三尾に潰されて鬼霧、鬼鳳と共に水に溶けて死亡した。 牛頭(ごず) 声 - 斧アツシ 紅蓮の部下で大柄の男性。肉体を泥に変えることにより、状況に応じて体型を変化できる。辺境アジトでの選抜戦をたった一人で勝ち残った実力の持ち主であり、力尽くで三尾を止められるほどの豪腕を誇る。幽閉されていた頃の恩義から、紅蓮に対しては絶対的な忠誠を誓っている。木ノ葉との交戦で、シノの寄壊蟲に晶遁を封じられてピンチに陥った紅蓮をカカシの雷切から庇う形で死亡したかに見えたが、泥の状態で湖底に潜んでおり、麟児を道連れにして沈んできた紅蓮を再び救出し、紅蓮や幽鬼丸と共にナルト達を見届けてその場を去った。 幽鬼丸(ゆうきまる) 声 - かないみか 三尾をコントロールする能力を持つ少年。天真爛漫な性格だが、幼い頃に母(声 - すずき紀子)を殺された経験があり、「自分の帰る場所」にこだわるなど不思議な言動が多く、熱を出した自分を看病してくれた紅蓮のことを「帰る場所」だと感じて懐いていた。彼女に危機が及ぶと三尾のコントロール能力が飛躍的に上昇するも使い果たしてしまい、力を失って倒れ、ナルト達に保護されたが、紅蓮が生きていることを感じ取り、紅蓮の下へ向かい、紅蓮や牛頭と共にナルト達を見届けて去って行った。後には紅蓮とともにナルトに会いに木ノ葉に訪れている描写があった。
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三尾出現の章(第90話 - 第112話)
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木ノ葉に大蛇丸のアジトに関する情報が入り、綱手はカカシ・キバ・シノ・ヒナタの探索班を派遣する。一方、ナルトは「風遁・螺旋手裏剣」に代わる新術を開発するため、自来也と修行を開始する。修行中、ナルトは少年・幽鬼丸と出会う。幽鬼丸は音隠れで暮らす少年で、カブトと共に三尾捕獲のための実験に来ていた。大蛇丸は配下のくノ一・紅蓮に幽鬼丸の護衛を命じる。紅蓮は辺境アジトで部下の選抜戦を行うことに。探索班は辺境アジトを発見し、潜入する。紅蓮達はすでに去った後であったが、そこに残された手がかりをもとに紅蓮らを追跡することに。互いの存在に気づき動きを探り合う探索班と紅蓮たち、そしてついに両勢力は交戦を開始する。カカシから戦況変化の報告を受け、ナルトは修行を中断しヤマト達とともに探索班のもとへ向かう。一方、湖ではカブトが幽鬼丸と実験を開始する。激しい大波と共に姿を現した三尾にナルトと紅蓮は唖然とする。音隠れの狙いが尾獣だと知った綱手はシズネら増援部隊を派遣する。さらに暁ではデイダラとトビが行動を開始する。
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