ヴィスコンティ財閥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 01:21 UTC 版)
「キャプテンキッド」の記事における「ヴィスコンティ財閥」の解説
ジョナ・F・ヴィスコンティ大佐 イタリアの名門貴族ヴィスコンティ家13代目当主にして私設軍の司令官。アトランティス人の末裔を自称。目的の為ならば手段を択ばないが、序盤は相手をナメすぎて不覚を取ることが多く、幾度とない敗戦を経て成長を遂げる。キッドとは因縁の関係にある男で、光竜剣(ドラゴンライトニング)の所有者。クレタ島での戦いではキッドの黒魔剣を奪い、一度はキッド以上にすら使いこなしていた。 「悪魔が人の姿をしたらこうに違いない」と称されるほどの玲瓏な美貌を有するが、キッドとの戦いで右目の周辺に火傷を負っている。 幾度となくキッドの前に立ちはだかり、ミッドガルド王国上空(宇宙空間)での戦いでキッド共々爆死したかに思えたが、無事に脱出していた。 最終決戦でその真の素性が明らかとなる。 ヴィスコンティ伯爵 ヴィスコンティ家先代当主で、アヘン密貿易を一手に担う闇の貿易王。用無しとみなせば部下でも躊躇なく銃殺する下衆。キッドを人質にしてドレイクを殺害しようとするがキッドに旗艦を爆破されて死亡。 グレイ少佐 ドレイク海賊団の戦闘員を務める長髪の男。実はヴィスコンティ軍のスパイで、ヴィスコンティ軍が輸送していた奴隷に紛れ込み、1年に渡りドレイクの部下になったふりをして暗躍していた。 キッドを騙して闇討ちにして捕獲し、ドレイクをおびき寄せる駒として戦艦ヴィスコンティの甲板で決闘を行う。その際にキッドの顔を切り裂き、左目を潰した張本人。 傷が治癒していないキッドを追い詰めるも、ドレイクからの叱責で奮起したキッドによりサーベルごと唐竹割りにされた。 ロッセリーニ少佐 ヴィスコンティ大佐の副官。タヒチではマリーナの副官として飛行戦を指揮した。 ロミー・マリベル 17歳。第1話でヴィスコンティ軍に追われる歌手と称していたが、実は秘密警察のスパイ。キッドを庇いヴィスコンティ大佐の凶弾を受けて絶命する。 デリモ提督 紅海沿岸を統括するヴィスコンティ軍の提督。キッドの首で出世を目論んだが、海底ピラミッドの宝に目がくらみ遺跡の崩落に巻き込まれ圧死。 シルバー・ゴースト ヴィスコンティ大佐が剣闘武会に差し向けた刺客。全身鎧姿の巨漢。ヴィスコンティ軍が密かに入手したアトランティスの邪剣ファントムを有し、相手の身体や武器から生命力を奪う。何の躊躇もなく相手を殺す冷酷さを有する。 コナンを失った怒りに燃えるキッドと戦い、黒魔剣とヴァルキリーの二刀流の前に敗北。その正体はただの伽藍洞の鎧であり、本体であるファントムが破壊されたことで滅びた。 黒目 名前の通り眼全体が黒目の小男。素早い動きを持つ投げ短剣の使い手。 実は三つ子で、全く同じ外見をして剣の軌道を変えて相手を襲う。キッドをダイナトピアで襲撃したが、スタージェスとティンガの助太刀により1人が撃たれ、あっさり敗北。残る2人は逃げようとした途端にトリケラトプスに踏み潰されて圧死した。 ダナン コナンの双子の弟。孤独を好み他人を寄せ付けない性格ゆえ、コナンよりも剣技は優れていたがヴァルキリーを得る資格はないとされ、一族を抜ける。コナンの死後、ヴィスコンティ軍よりヴァルキリーを継承する。 キッドを討つ(名目上は兄の仇討ちだが、当人はコナンの死を何とも思っていなかった)ことで自身の強さを示そうとするが、「竜王の短剣」を得るべくやむなくキッドに強力。「竜王の短剣」を巡る争奪戦ではヴィスコンティ側に付くも、飛行戦の爆発に巻き込まれ消息を絶つ。
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