ラフィノースとは? わかりやすく解説

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ラフィノース

分子式C18H32O16
その他の名称メリトース、ゴシポース、ラフィノース、ゴッシポース、メリトリオース、Melitose、Gossypose、Raffinose、Melitriose、D-Raffinose、D-ラフィノース、β-D-Fructofuranosyl 6-O-α-D-galactopyranosyl-α-D-glucopyranoside、(+)-D-ラフィノース、(+)-D-Raffinose、2-O-[6-O-(α-D-Galactopyranosyl)-α-D-glucopyranosyl]-β-D-fructofuranose、6-O-(α-D-Galactopyranosyl)-1-O-(β-D-fructofuranosyl)-α-D-glucopyranose
体系名:β-D-フルクトフラノシル6-O-α-D-ガラクトピラノシル-α-D-グルコピラノシド、2-O-[6-O-(α-D-ガラクトピラノシル)-α-D-グルコピラノシル]-β-D-フルクトフラノース、6-O-(α-D-ガラクトピラノシル)-1-O-(β-D-フルクトフラノシル)-α-D-グルコピラノース


ラフィノース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/30 09:12 UTC 版)

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ラフィノース
識別情報
CAS登録番号 512-69-6, 7629-30-0 (五水和物)
PubChem 439242
日化辞番号 J9.760H
KEGG C00492
特性
化学式 C18H32O16
モル質量 504.42 g/mol
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ラフィノース (raffinose) は、天然に存在するオリゴ糖の1種である。主にビートから抽出して精製されるが、キャベツブロッコリーアスパラガスなど植物に広く含まれている。

ラフィノースの構造は、フルクトースガラクトースグルコース分子が1つずつグリコシド結合によって連なったものである。つまり、三糖に分類される糖である。甘味スクロースの約20%、カロリーは約半分で、大腸まで届いてビフィズス菌を増殖させる。

ラフィノースはα-ガラクトシダーゼ (α-GAL) によってD-ガラクトーススクロース加水分解されるが、この酵素ヒトでは見られない。α-ガラクトシダーゼはこの他、スタキオース、ベルバスコース、ガラクチノールなどのα-ガラクトシド類も加水分解するが、ラクトースのようなβ-結合したガラクトースは分解しない。




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