ベースボールデスク
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「東海ラジオ ガッツナイター」の記事における「ベースボールデスク」の解説
2007年~2009年の中日戦中継において、SFの本社スタジオに、「ベースボールデスク」の名称でスポーツアナウンサーを1人配置させ、イニング間に以下のような情報・番組企画を届けることになった(2006年度までは宿直担当アナウンサー等が、スタジオ全般を担当していた。なおベースボールデスクができてからも、中日戦以外の中継においてのスタジオ担当全般及び、中日戦においての交通情報・天気予報は担当している)。なお他局では珍しい企画なのか、ビジターゲームでの裏送り制作では球場の放送席で放送が流れているようで、YES・NOクイズや豆知識についてしゃべることもある。 ベースボールデスク制度ができてから、イニング間のうちに情報を伝えられず、試合が始まってしまうことがある。そのためか、本社スタジオ内には中日の試合状況を確認できるようにモニターが設置してあるらしく、時間がオーバーした場合は、担当アナが試合状況をしゃべってから、再び球場へマイクを切り替える事もある。 2010年度からは実施されていないが、グランパス試合速報、選手インタビューといった一部企画はイニング間やガッツナイター最前線で実施されている。 クイズ 2009年からは『ガッツナイター YES・NOクイズ』をリニューアルし、「8時(稀に変更あり)だよ全員注目」(コーナーコールからバックには8時だョ!全員集合を流している。指定時刻までに番組が指定した内容がどうなっているかを予想)など様々な形式のクイズが出題される。正解者にプレゼントされる商品も、ネット通販限定の選手グッズやガッツナイター福袋・ガッツナイター森野将彦定額給付券(2009年4月10日~)になった。 他球場の速報以外の、スポーツニュース ウエスタン情報 中日のファーム(2軍)の試合結果を伝える(稀にナゴヤ球場での練習の取材結果も放送される)。ナゴヤ球場及びナゴヤドームにて開催された中日の2軍試合において、活躍した選手を中心としたインタビュー録音が放送されることもある(2008年は吉川秀樹アナが主に担当していたことから、必ず放送されていた)。なお2008年までバックには「西部劇」をもじって「ララミー牧場のテーマ」が流れていた。2008年までは吉川アナが担当することが多かったが、2009年以降は他のアナウンサーも担当しているようである。 若手選手企画(特定のコーナー名はなし) 2009年よりスタート。ガッツだ!ドラゴンズでも行われていたネクストジェネレーションと同じ形式で、ガッツナイターでは2~3日に分けて若手選手のインタビューを放送する。 名古屋グランパス試合速報/グランパス関連ニュース(試合が行われる前日や選手から代表選手が選ばれた場合など) 試合速報は、ガッツナイター・ガッツナイタースペシャル(デーゲーム中継)中継中に試合が行われている場合のみ ニュース・話題 不定期。基本的にはスポーツ以外のニュース・話題を紹介している。 中継中に放送される交通情報・天気情報担当者への受け渡し担当 交通情報は1回裏終了後に放送。提供:若鯱家)、天気予報〔ナイター時は、5回裏終了時に放送(デーゲームの場合も、土曜日のみ放送される)。提供:各社。ナイターは夜勤担当アナ、デーゲームは他の番組と同じくシフト制〕 プロ野球・中継している試合に関連した豆知識 不定期。主に中継している試合に関連した記録・エピソードなど ○○(解説者名)が分析セ・リーグ/パ・リーグリーグ○○(チーム名)編 2009年4月17日のナゴヤドームの巨人戦からスタート。解説者が敵チームの分析を行い、分析内容を話す。セ・リーグでは鈴木孝政、パリーグでは平野謙が担当することが多い。 今日のハイライト 当日の中日戦で、もっとも印象的だったプレー・試合状況等の実況音声を放送(ハイライトの数は指定なし。試合中印象的なプレーの場合は敵チーム関係なく放送される。例:2009年8月16日では中日が負けた為、他球場で達成した山崎武司選手の350号本塁打のシーンを放送した)。ドラゴンズが勝つと明るい曲とともに放送され、負けると暗い曲とともに放送される傾向にあるほか、日によっては、その日の試合を連想されるような選曲となっている。2008年からは試合内容があまりにもふがいなかったりする場合はハイライトを放送せずにエンディングトークを行い番組が終了することがある。 ナゴヤドーム開場10周年クイズ 2007年のみ。中日戦中継時のみ、試合の中盤にクイズを出題。はがきのみの応募。正解者の中から、抽選で中日戦チケット(なおシーズン終盤になると孝介カレーなどの商品と切り替えられた)がプレゼント。ただし当選者の発表はない。 ガッツナイター YES・NOクイズ 2007年は随時出題だったが、2008年から通常時は2問、聴いて元気週間中は3問。中日戦以外でも出題されることがある。試合中に正解を寄せてもらうので、締め切りに注意が必要。2008年は選手会長荒木雅博直筆の「福の紙」と呼ばれるステッカーや、荒木がデザインし提供する3連キーホルダーがプレゼントされている〔2007年は井上一樹直筆のステッカー、ナゴヤドーム10周年記念タオルなどがプレゼントされていた〕。 山本昌投手 200勝への道 200勝を目指す山本昌投手を応援するべく、2008年から山本投手が登板する場合のみ実施・同年8月4日の達成日までおこなった。リスナーからの応援メッセージを受け付けたり、山本投手の過去のハイライト実況音を放送したりする。読まれなかった応援メッセージを含めて1つの冊子にし、同年12月12日に名古屋市内のホテルで開催された「ガッツナイター感謝の夕べ」で山本投手本人に手渡された。200勝を達成した週の同年8月9日の夜に200勝達成記念番組を放送した(後日再放送あり)。 ドラゴンズ選手への一問一答 2007年は立浪和義、2008年は荒木雅博、2009年は森野将彦、高橋聡文(2009年4月3日~5日)。2008年まではベースボールデスクが、その日の質問を選手に投げかけ、事前に録音された音声が放送されていたが、2009年からは選手個別の曲が流れてインタビューに入る。2007年の立浪時代はかつて立浪選手の登場曲に使用されていた、「翼の折れたエンジェル」や、新人時代の応援歌の元となった「ガラスの十代」等の曲がバックに流れている。2008年の荒木も同様にナゴヤドーム登場曲(「DANGER ZONE」)が使用されている。2009年の森野選手はブルーバード・高橋投手は犬飼俊久アナが歌った『唸れ!!快速球』(小松辰雄応援歌)の冒頭の部分を「聡文!」に代えて使用していた。立浪選手バージョンの2007年は主にナゴヤドームでの打席コールの場内音が使用されていたが、荒木選手の2008年は自身の盗塁成功のシーンの実況音が使用されている。2009年の森野選手は女性の声による『がんばれ、がんばれ森野!』の後、ブルーバードが放送されていた。 ミューズのささやき 2009年4月にSFのみで放送されている場合に不定期で実施されていた。ガッツだ!ドラゴンズから担当している女性の声で解説者に今日の見どころなどを投げかけ、解説者が質問に答えていた。
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