broad
「broad」とは、幅が広い・広範囲の・大まかな・明白なという意味の英語表現である。
「broad」とは・「broad」の意味
「broad」は、「幅が広い、広々とした、広範囲の、大掛かりな、大まかな、一般的な、明白な」といった形容詞、および「平らで広い部分」といった名詞の意味を持つ英単語である。派生語として動詞「broaden」があり、「広くなる、広がる、~を広げる」といった意味を持つ。また、接尾辞の「ness」を付けることで「broadness」という名詞形にすることができ、意味としては「幅広さ・寛大さ・明白さ」を示す。類義語として「wide」があるが、「broad」の方がフォーマルよりな表現であり、なおかつ「wideよりも広々としている」場合に用いられやすい。広さを示すのが幅ではなく面積の場合は「large」を用いる。更に「broad」には様々な用語と関連がある。例えば、「テレビやラジオ放送」あるいは「放送する」という意味を持つ「broadcast」は、「broad(広く)+cast(放り投げる)」という複合語として生まれた。また、「abroad」は「a(中に)+broad(広い)」で「外国に、外国で」という意味を持つ。日本では前述の「broadcast(ブロードキャスト)」の他に、「broadband(ブロードバンド)」などが定着している表現である。
「broad」をスラングとして用いる場合、「女、女の子、若い娘」といった意味で使われる。軽蔑的な口語表現であり、状況によっては「アマ、小娘」などと訳すようなこともある。
「broad」の発音・読み方
「broad」は、アメリカ英語において発音記号が「brˈɔːd」でカタカナ読みすると「ブロド」となり、イギリス英語においては発音記号が「brɔːd」でカタカナ読みすると「ブロォド」となる。「broad」の活用変化一覧
形容詞「broad」は、比較級が「broader」、最上級が「broadest」と規則変化する。「broad」の語源・由来
「broad」の語源は、「幅が広い」という意味を持つゲルマン祖語「braidaz」に由来するとされる。「broad」の対義語
「broad」の対義語は「狭い」を意味する「narrow」である。「broad」を含む英熟語・英語表現
「broad daylight」とは
「broad daylight」とは、「真昼間・白日」といった意味を持つ英語表現である。「in」をつけて「in broad daylight」とすると「真昼間に、白昼堂々と」という表現になる。
「in broad」とは
「in broad」とは、「幅広く、大まかに」といった意味を持つ英語表現である。
「broad strokes」とは
「broad strokes」とは、「概略、概要」あるいは「大まかなこと、おおざっぱなこと」といった意味を持つ英語表現である。「in(with) broad strokes」で「大まかに、おおざっぱに」となる。なお、「a broad stroke」の場合は「太い筆によって描かれた線」などという意味になる。
「broad」を含む用語の解説
「Broad WiMAX」とは
「Broad WiMAX」とは、通信事業を手掛ける株式会社Link Life(リンクライフ)が提供するプロバイダサービスである。インターネット通信を行うために必要な通信回線を、WiMAXという無線通信技術規格によって提供する。契約後、持ち運び可能なモバイルルーターや、コンセントにさすだけで使用できるホームルーターなどをレンタルするだけで通信が可能となり、ケーブル配線工事などを必要としないという点が最大の特徴である。「Broad WiMAX」はデータ容量無制限のプランなどがありつつも、利用料金を抑えていることで知られる。
「broad」の使い方・例文
「broad」を使う場合は、第一に「広い」といった意味で用いられやすい。例えば「He has a broad knowledge of English.(彼は幅広い英語の知識を持っていた)」や「She has a broad heart.(彼女は広い心の持ち主です)」、「I was a swimmer for many years, so I have broad shoulders.(長年水泳をしていたので、肩幅が広いです)」などと使うことができる。また、「明白な」や「すぐにわかる」の他、「満面の笑顔」という意味を持つため、「That was a broad hint.(それはあからさまなヒントだった)」や「The child greeted me with a broad smile.(その子は満面の笑みを浮かべて挨拶した)」といった表現ができる。熟語表現としては「broad awake(完全に目が覚めて)」や「in a broad sense(広い意味では)」、その他の英単語として「broad bean(ソラマメ)」などがある。また、ことわざの「五十歩百歩」は「it's as broad as it is long.」と英訳される。
ブロド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 17:49 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ブロド Брод Brod Brod |
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![]() ボサンスキ・ブロド側から望んだスラヴォンスキ・ブロド |
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位置 | |||
![]() ボスニア・ヘルツェゴビナでのボサンスキ・ブロドの位置 |
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座標 : 北緯45度8分45秒 東経18度0分9秒 / 北緯45.14583度 東経18.00250度 | |||
行政 | |||
国 | ![]() |
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構成体 | ![]() |
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地方 | ドボイ地方 | ||
基礎自治体 | ブロド | ||
市長 | Milovan Čerek (SP) |
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地理 | |||
面積 | |||
基礎自治体域 | 228 km2 | ||
標高 | 84 m | ||
人口 | |||
人口 | (1991年現在) | ||
基礎自治体域 | 33,962人 | ||
人口密度 | 149人/km2 | ||
市街地 | 14,098人 | ||
備考 | 推計 | ||
その他 | |||
等時帯 | CET (UTC+1) | ||
夏時間 | CEST (UTC+2) | ||
市外局番 | +387 53 | ||
公式ウェブサイト : opstina-brod.net |
ブロド(セルビア語:Брод、クロアチア語:Brod、ボスニア語:Brod)またはボサンスキ・ブロド(セルビア語:Босански Брод、クロアチア語:Bosanski Brod、ボスニア語:Bosanski Brod)はボスニア・ヘルツェゴビナドボイ地方の町及びそれを中心とした基礎自治体でボスニア・ヘルツェゴビナを構成する2つの構成体のうちスルプスカ共和国(セルビア人共和国)に属する。
地勢
サヴァ川の曲流する流域に開けた町で、国境を挟み対岸はクロアチアの都市スラヴォンスキ・ブロドと接する。南側はデルヴェンタ(Derventa)、東側はモドリチャ(Modriča)、オジャク(Odžak)とそれぞれ接する。
歴史
ボサンスキ・ブロドが初めて文書に記録されたのは1691年にトゥルカ・ブロディエンセス(Turca Brodienses)、トゥルスキ・ブロド(Turski Brod)などの名称で、オスマン帝国が防備のために要塞を設けていた。オーストリア=ハンガリー帝国支配時の1870年頃より現在のボサンスキ・ブロドの名で呼ばれるようになり、1896年から1897年に鉄道が開業すると工業化が始まった。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争後は破壊された市街地や、サヴァ川に架かる橋などのインフラは復旧されている。
人口動態
1991年時点での基礎自治体全体の人口は33,962人でそのうち13,993人(40.98%)はクロアチア人、11,389人(33.36%)はセルビア人、4,088人(11.97%)はボシュニャク人、3,664人(10.73%)はユーゴスラビア人が占めていた。ボサンスキ・ブロド市域の人口は14,098人でどの民族が多数を占めるのかは明らかでないが、最大はセルビア人が4,373人(31%)を占め次いでクロアチア人が4,086人(29%)、ユーゴスラビア人が2,760人(19.6%)、ボシュニャク人が2,246人(15.9%)を占めていると示されている。紛争以後、正確な統計が無いため各種推計によるが今日ではボサンスキ・ブロドの人口は22,000人程度とされそのうちセルビア人が一番高い割合を占めるとされる。[1]
経済
対岸のスラヴォンスキ・ブロドより多くの人が国境を越え日々、ボサンスキ・ブロドへ安い商品を求めてやって来る。多くの品物がクロアチア側より割安で手に入るためだが、音楽や映画などのソフトの海賊版などもあふれ問題となる面もある。ボサンスキ・ブロドには大規模な製油所も立地する。製油所は2009年に修理が完了し900人の従業員の雇用が再開された。
脚注
関連項目
外部リンク
座標: 北緯44度11分 東経17度59分 / 北緯44.183度 東経17.983度
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