ツァジンとは? わかりやすく解説

ツァジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/30 14:42 UTC 版)

ツァジン
Cazin
Cazin
Цазин
基礎自治体 基礎自治体
位置

ボスニア・ヘルツェゴビナでのツァジンの位置
座標 : 北緯44度58分11秒 東経15度56分23秒 / 北緯44.96972度 東経15.93972度 / 44.96972; 15.93972
行政
ボスニア・ヘルツェゴビナ
 構成体  ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦
  ウナ=サナ県
 基礎自治体 ツァジン
市長 Nermin Ogrešević
(A-SDA)
地理
面積  
  基礎自治体 356 km2
人口
人口 (2007年現在)
  基礎自治体 62012人
  備考 推計
その他
等時帯 CET (UTC+1)
夏時間 CEST (UTC+2)
市外局番 37
公式ウェブサイト : www.cazin.net

ツァジンボスニア語:Cazin)はボスニア・ヘルツェゴビナ北西部・ウナ=サナ県にある都市及び基礎自治体で、クロアチア国境に近い。ツァジンはビハチヴェリカ・クラドゥシャを結ぶ幹線道路が経由している。

歴史

ツァジンには歴史的な場所が多くありその多くは、14世紀にまでさかのぼる。また、先史時代の考古学的な発見もあり、古くから人が住む場所である。オストロジャツ城(Ostrožac)とラデティナ(Radetina)の塔はツァジン郊外に位置している。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争時には、ボシュニャク勢力によって都市の防衛に成功している。

経済

ツァジンの主要な産業は農業と畜産業で、野菜果物の栽培の他、生乳の産地である。内戦時には経済的に大きなダメージを蒙った。現在では、医療用機器などの生産などの工業の拡大や、食肉加工や取引に力を入れている。西ヨーロッパ諸国からの投資によって、雇用の機会も多くなっているが現在でも7,000人以上の市民が失業している。

人口動態

現在

今日ツァジンでは62,000人の人口を数え、ボシュニャク人がほとんどを占めている。

1991年

総人口63,409人

1981年

総人口57,110人

  • ボシュニャック人 - 97.00% 55,401人
  • セルビア人 - 1.44% 826人
  • クロアチア人 - 0.21% 122人
  • ユーゴスラビア人 - 0.92% 529人
  • その他 - 0.40% 232人

1971年

総人口57,110人

  • ボシュニャック人 - 98.50% 43,880人
  • セルビア人 - 0.63% 1,196人
  • クロアチア人 - 0.38% 175人
  • ユーゴスラビア人 - 0.11% 51人
  • その他 - 0.40% 1666人

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