ツァスタバ M19とは? わかりやすく解説

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ツァスタバ M19

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/27 10:00 UTC 版)

ツァスタバ M19
ツァスタバ M19
ツァスタバ M19
種類 軍用小銃
製造国 セルビア
設計・製造 設計 ツァスタバ・アームズ
仕様
種別 アサルトライフル
口径 7.62mm
6.5mm
銃身長 415mm(通常)
使用弾薬 7.62x39mm弾
6.5mmグレンデル
装弾数 30発
作動方式 ロングストロークピストン式
回転ボルト閉鎖
セミ/フルオート切替射撃
全長 910mm
重量 3,85kg
有効射程 800m
歴史 
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ツァスタバ M19セルビア語: Застава М19)は、2022年セルビアツァスタバ・アームズがリリースしたアサルトライフルである。日本ではツァスタバと呼ばれるが、セルビア語上の正しい発音はザスタヴァに近い。

概要

ツァスタバ M70などAK-47を原形としたツァスタバ M21と違い、AK-47の特徴を残しながらもFN SCARのようなモジュラー式のアサルトライフルに仕上げている。

弾薬も5.56x45mm NATO弾ではなく、7.62x39mm弾6.5mmグレンデル弾を使用する[1]。6.5mmグレンデルは2003年にアメリカで設計された中間弾薬で、本銃の採用に伴いセルビア軍Prviパルチザン社が製造した同弾薬を調達している[2][3]

銃身を工具無しで取り外し/交換することが可能になっており、用途に応じて使用弾薬を変更したり、銃身長を替えてサブマシンガン、アサルトライフル、分隊支援火器に使い分けることが出来る[4]

脚注

  1. ^ Zastava Arms develops new modular assault rifle”. Janes.com (2019年7月25日). 2024年5月27日閲覧。
  2. ^ Војска Србије”. 2016年7月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月26日閲覧。
  3. ^ Why Universal Service Cartridges Will Never Happen” (2016年10月6日). 2018年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月14日閲覧。
  4. ^ Modular Combat System (MCS) by ZASTAVA ARMS, Serbia”. Zastava Arms. 2024年5月27日閲覧。



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