フィアットとともに・再び繁栄とは? わかりやすく解説

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フィアットとともに・再び繁栄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 21:32 UTC 版)

アルファロメオ」の記事における「フィアットとともに・再び繁栄」の解説

イタリア国有の持株会社フィンメッカニカ経営不振アルファロメオ民営化することとなり、1986年フォード競り勝ったフィアットに、アルファロメオ所有全ての持ち株とともに17.5億米ドル売却された。フィアットはこの買収について自社のスポーツカーラインアップの最高の補完なるとした。 そしてフィアット自社製品とのプラットフォーム統合進め一方唯一の資産であったブランドイメージ高揚注力する。前記FR世代最後モデル75」が表舞台から退場する一方1990年代初頭に、カロッツェリア・ザガートとのコラボレーション限定生産されたSZ/RZは、スポーツカーとしての素性良さ評判高かったフィアット買収直前に「ティーポ4」計画一環として登場した164」、買収後の「ティーポ3」計画から誕生しドイツツーリングカー選手権DTM)やイギリスツーリングカー選手権BTCC)等でその名を轟かせた「155」、その派生型として、独創的なフォルムに纏われて登場したパーソナルモデル「スパイダー/GTV」、155下級モデルいながら各々3ドアハッチバックと5ドアハッチバックセダンという独自の車種展開で登場した145」と「146」、164後継車166」が新時代アルファロメオの名を担った。 これらのモデルは、性能ばかりでなく、これまで消化だった品質信頼性確保にも重き置かれアルファロメオ市場競争力を強めた。そして1997年、「156」が登場伝統立脚した鮮烈なスタイル高性能1998年度ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー初めアルファロメオもたらした。さらに2000年発表された「145/146」の後継車147」も2001年度カー・オブ・ザ・イヤー選ばれた。 以後147クーペ仕様GT」が登場2005年には147フェイスリフトを受け二代目になる。そのほかクーペブレラ」とそのオープンモデル「スパイダー」、156後継となる「159」が本国発表されている。 2006年9月パリサロンにおいて、以前からコンセプトモデルとして提案されてきた8Cコンペティツィオーネが、全世界500限定発売発表された。市販化について一切事前発表がないまま突如としてデビューしたこのモデルは、456馬力発生する4.7LのV型8気筒エンジンフロント搭載駆動系75以来となる後輪駆動方式採用している。実際生産マセラティ支援を受けるとされている。値段日本円で2,200万円アナウンスされ、その生産台数少なさ相まって、かつての高級・少数生産メーカーだったころをしのばせるものとなっている。 さらには2008年ミトを、翌年2009年には第三世代ジュリエッタ発表された。従来MTモデル加えてアルファロメオとしては初の乾式デュアルクラッチトランスミッション(DCT)である「ALFA TCT」を搭載したモデル発表され新世代アルファロメオとして現在に至っている。 2012年5月23日親会社フィアットマツダとともに業務提携向けて協議を行うことを発表した協議内容マツダ・ロードスター(MX-5)をベースにした、アルファロメオの2シータースポーツカーの開発及び生産に関するもの。エンジンそれぞれ独自のもの搭載するとし、2015年生産開始目指している。2013年1月18日提携合意発表され前出通り2015年からロードスターベースでアルファロメオの2シータースポーツカーが生産されることになり、生産マツダ本社工場行われる予定であったが、その後「アルファロメオブランドの車両イタリア国内生産車とする」というブランド戦略決定したため、当該車種はアバルトブランドとして世に出ることとなったジュリア発表されてからは、新モデル順次導入し中国への初参入およびアメリカへの再進出開始グローバルブランドとしての復活挑戦している。

※この「フィアットとともに・再び繁栄」の解説は、「アルファロメオ」の解説の一部です。
「フィアットとともに・再び繁栄」を含む「アルファロメオ」の記事については、「アルファロメオ」の概要を参照ください。

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