パーティーキャラクターの親族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 06:55 UTC 版)
「テイルズ オブ ハーツ」の記事における「パーティーキャラクターの親族」の解説
ゼクス・メテオライト 声 - 麦人 シングの祖父で、男手ひとつで彼を育て上げた。クリードの封印のこともあり「強いスピリアを持て」と教えを説いていたが、コハクらを追ってきたインカローズの攻撃から彼女らを庇って重傷を負い、ヒスイの治療の甲斐なく命を落とす。様々な格言を遺しており、シングも劇中で度々口にしているが、大半は女性のことばかり。シングによれば料理も得意だったようで、特にアクティブタの角煮が最高だったとのこと。PS Vita版におけるソーマは巨大な斧。 ドナ・メテオライト 声 - 佐藤利奈 ゼクスの娘でシングの母親。女性と思えないほどがさつで、言葉遣いも下品だが、大切なもののために自分が傷つくことや死ぬことを厭わないスジの通った真っ直ぐで強いスピリアの持ち主で、誰からも慕われていた。グレていた当時のテクタをゼクスと共に鉄拳制裁して改心させたことがあり、テクタ曰く「ダイヤモンド以上のゲンコツ」で、テクタを使い走りにして大好物の焼きそばパンを買いに走らせ、3分以内に帰って来なければ関節技で締め上げたらしい。酒豪でもあり、酔った勢いで帝国軍に喧嘩を売り、一個中隊を叩きのめして全員土下座させたことがある。 17年前に父や仲間と共にクリードと戦い、死闘の果てに敗れる。その際、クリードに胎内にいたシングのスピリアに侵入され、それを一人で封印して退けようとしたが完全に封じることはできず、その反動で感情を失った。しかし、ただひとつシングへの「愛情」だけは残り、シングを出産した後に病に倒れる。最期までシングのスピリアはクリードには負けないと信じ続けていた。死後、彼女のソーマ「エルロンド」は祠に奉られていたが、インカローズと戦う手段を求めたコハクが受け継いだ。コハクたちの母親アイオラ共々、夫の存在については語られていない。 アイオラ・ハーツ 声 - 山口由里子 17年前までリチアの宿主だったコハクとヒスイの母親。バレイア教で巫女をしていた。ゼクスやドナ、テクタ、ラブラドとは親友同士で、ドナの素行の悪さは否定しないが、それは友としての信頼の現れでもある。真面目で口うるさく融通が利かなかったらしいが、誰より優しく、人を見かけだけで判断しない誰からも愛される人物だったという。 カルセドニーのソーマ「バルハイト」の元々の所有者で、コハクを身籠ったままでのクリードとの戦いで敗れた。攻撃を受ける瞬間に、胎内にいたコハクのスピリアの中にリチアを移し命を救ったが、自分はスピルーンを砕かれてしまい、その後バレイア教迫害の末に故郷へ戻り、コハクを産んですぐに亡くなった。 シーラ・ハーツ 声 - 山口由里子(PS Vita版) アイオラの妹でコハクとヒスイの保護者。リチアのことを里の創立者として崇め、「リチア様」と呼んでいるが尊敬の意はなく、何より最愛の姉・アイオラが死ぬことになった元々の原因であり、さらに姉の忘れ形見であるコハクをも危険な目にあわせようとするリチア、手を掛けた里の外の世界に暮らす人間、形見のソーマを没収した教会・結晶騎士など、とにかく姉に関連する存在を心底憎んでいる。それらが一度に現れる形になったシングたち一行に最初は非協力的で殺そうとまでしていたが、コハクやヒスイの説得、シングの真っ直ぐなスピリアに打たれ、和解した。里長として普段は厳格な態度を崩さないが、興奮すると口調が訛る。得意料理はマーボーカレー。 ヘリオ・ベニト 声 - 堀越真己(ドラマCD) ベリルの祖母。両親を事故で失ったベリルを一人で育て上げた。かつてはバレイア教団の救護院で働いていたことがあり、教団では多くの人に名が知られている。宮廷画家を目指し、夢を叶えた今は亡き夫のことを誇りに思っている。最近は目の調子が悪い。得意料理はピーチパイ。 ベルル ベニト家で飼われている黒雲羊。シングがベリルのことを間違えて呼んだ時の名前でもある。常に静電気が溜まっており、ベリルからは近付く度に静電気でパチパチする事を苦手がられている。ベリルの事が好きで、彼女に毛を刈られて丸裸になった姿を見られたくない為に毛を刈られることを嫌がって逃げていた。実はメスで、ベリルから言われて初めて自分の性別を知りショックを受けてしまうが、その後、男性のシングに鞍替えしてしまう。 シンハラ・ベニト ベリルの祖父にして、皇帝時代のジルコニアに最も寵愛されていた筆頭宮廷画家。代表作の絵「宝石姫の肖像」は、絵の中の女性にスピリアが宿ると称される国宝。ベリルが生まれてすぐ、事故で両親が亡くなった際に故郷に帰らなかったことから、家族を捨てたと思ったベリルは彼のことを嫌っていた。しかしシンハラが故郷に帰らなかったのは、前皇帝に幽閉され「宝石姫の肖像」を書くように強制されていたためだった、というのが事実。連絡もなしに突然帰郷した彼は前述の絵を描き始め、描き終えると同時に息を引き取ったとされる。 故郷のブランジュには彼が残したアトリエがあり、そこには彼が死に際まで描き続けた家族の絵が置かれている。自分の夢を支えてくれた家族と故郷への愛情を感じさせる作品で、絵の中にはスピルメイズが存在する。
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