ナツヒメ【ナツヒメ】(草花類)
登録番号 | 第14418号 | |
登録年月日 | 2006年 8月 22日 | |
農林水産植物の種類 | パインアップル | |
登録品種の名称及びその読み | ナツヒメ よみ:ナツヒメ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 沖縄県、独立行政法人農業生物資源研究所 | |
品種登録者の住所 | 沖縄県那覇市泉崎一丁目2番2号、茨城県つくば市観音台二丁目1番地2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 池宮秀和、永冨成紀、高原利雄、出花幸之介、粟國佳史、正田守幸、金城鉄男、比嘉ひろの、大城和久、添盛浩、仲宗根福則 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Ananas ananasoidesにγ線を照射して得られた系統の中から選抜して育成されたものであり、果形が円筒、果実表面の色が淡黄、大きさが軽、育成地(沖縄県名護市)では5月下旬に収穫できる観賞向きの品種である。草姿は開張、草丈は短、生体重は軽、冠芽発生数は中、冠えい芽発生数は少、冠芽の奇形の発生率は低、えい芽発生数は中、茎長は短、太さは細、葉長は短、葉幅は狭、葉厚は中、葉色は黄及び緑、葉表面のアントシアニン濃度は中、とげの密度は密、果形は円筒、果実の大きさは軽、長さは短、果実表面の色は淡黄、小果の数は少、大きさは軽、果皮の厚さは薄、果肉の色は白、果芯の太さは細、甘味は低、酸味は中、香気は無、肉質は中、種子の多少は無である。開花期及び収穫期は早で育成地においては5月下旬、成熟日数は短である。日焼け及び裂果は少である。A.ananasoidesと比較して、葉色が黄及び緑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に農業生物資源研究所放射線育種場(現独立行政法人農業生物資源研究所放射線育種場、茨城県常陸大宮市)において A.ananasoidesにγ線を照射したのちに栄養繁殖し、5年に沖縄県農業試験場(名護市)で選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
なつひめ【ナツヒメ】(果樹)
登録番号 | 第15412号 | |
登録年月日 | 2007年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | なし | |
登録品種の名称及びその読み | なつひめ よみ:ナツヒメ | |
品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 鳥取県 | |
品種登録者の住所 | 鳥取県鳥取市東町一丁目220番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 井上耕介、村田謙司、吉田亮、北川健一、村尾和博 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「筑水」に「おさ二十世紀」を交配して育成されたものであり、果実の形が扁円、果実の大きさがやや大、果皮の色が黄緑の育成地(鳥取県東伯郡北栄町)では8月中旬に成熟する早生種である。樹勢、枝の長さ及び太さは中、色沢は濃茶褐、節間長、皮目の大きさ及び短果枝の着生は中である。花芽の大きさはやや大、形は卵である。成葉の形は卵、先端の形は先細、基部の形は円、鋸歯の角度は歯状、葉身及び葉柄の長さは短である。花の色は白、花弁の大きさは大、形は卵、切り込みは中である。果実の形は扁円、梗あの深さ及び広さは中、ていあの深さはやや深、広さは中、有てい果の有無は無、果実の大きさはやや大、果皮の色は黄緑、果点の大きさは小、密度は中、果面の粗滑は滑、果梗の長さはやや短、太さは太、肉梗の有無は有、果芯の形は短紡錘、大きさは中、果肉の色は白、硬度はやや軟、粗密はやや密、甘味はやや高、酸味はやや強、果汁の多少は多、種子の大きさは中、形は卵である。開花始めは中、成熟期は早で育成地においては8月中旬、自家和合性及び裂果は無である。「豊水」と比較して、果皮が黄緑であること、成熟期が早いこと等で、「ゴールド20世紀」と比較して、枝の色沢が濃茶褐であること、成熟期が早いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に鳥取県園芸試験場(東伯郡北栄町)において、「筑水」に「おさ二十世紀」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、16年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「夏きらり」であった。 |
夏姫【ナツヒメ】(草花類)
登録番号 | 第12327号 | |
登録年月日 | 2004年 11月 8日 | |
農林水産植物の種類 | ヘリオプシス ヘリアントイデス | |
登録品種の名称及びその読み | 夏姫 よみ:ナツヒメ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社ミヨシ | |
品種登録者の住所 | 東京都世田谷区八幡山二丁目1番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 一場香理 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「旭」に出願者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花は鮮黄橙色で八重咲きのやや小輪となる切花向きの品種である。側枝の発生位置は主に上部、草丈はやや高である。茎の太さはやや太、緑色程度は淡、着花側枝数は中である。葉序は対生、中央部葉の形は卵形、鋸歯の数は中、葉身長はやや長、葉身幅はやや広、葉の表面の色は濃緑、光沢は中である。花房の形は円錐形、花の向きは上向き、舌状花の重なりは八重、花の大きさはやや小、厚みはやや厚、舌状花表面の色は鮮黄橙(JHS カラーチャート1906)、裏面の色は鮮橙黄(同2205)、花の中央部の色は鮮黄橙(同1906)、外花弁先端の切れ込みは浅い切れ込み、内花弁先端の切れ込みは歯状、外花弁の反りは平、花弁長はやや短、花弁幅は狭、舌状花数は中、総ほうの形は外反、大きさ、花柄の長さ及び一茎の花数は中、花の香りは無である。開花の早晩性は中である。「旭」と比較して、中央部葉の形が卵形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者のほ場(山梨県北巨摩郡小淵沢町)において、「旭」に出願者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「サン 夏姫」であった。 |
- ナツヒメのページへのリンク