ナツユキ

品種登録データベース

ナツユキ【ﾅﾂﾕｷ】（観賞樹）

	登録番号	第14997号
	登録年月日	2007年 3月 2日
	農林水産植物の種類	タベルナエモンタナ　ディウァリカタ
	登録品種の名称及びその読み	ナツユキ 　よみ：ﾅﾂﾕｷ
	品種登録の有効期限	30 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	兵藤行英
	品種登録者の住所	愛知県安城市安城町常福寺１０番地
登録品種の育成をした者の氏名	兵藤行英
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、ヤエサンユウカの枝変わりで、葉に斑があり、花は白色の八重咲きとなる鉢物向きの品種である。樹姿は半直立である。樹高は中である。開花枝の長さは中、色は緑、複色の有無は無である。葉形は楕円形、葉の先端の形は尾状形、基部の形は鈍形、表面の凹凸、光沢、葉長及び葉幅は中、新葉の地色は淡緑、斑の有無は有、主たる斑の色は明緑黄（JHS カラーチャート2704） 、成葉の地色は淡緑、色模様の鮮明度は中間、斑の有無は有、模様は外斑、明確な色数は１、色は浅緑黄（同2703）である。花形は八重、花の側面の形はⅢ型、花数、花径、花の高さ及び花筒の太さは中、花冠裂片の重なりは重なる、形はⅡ型、先端の形は円形、縁の波打ちは強、長さ、幅及び数は中、表面の色は白（同－01）である。サンユウカ及びヤエサンユウカと比較して、新葉及び成葉に斑が有ること等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は、平成９年に育成者の温室（愛知県安城市）において、ヤエサンユウカの枝変わりを発見し、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。